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第一章
第7話 配信 ~これが今回の企画説明だ!~
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「あっはっはっはっはっはっは!!!!!」
こじんまりとした部屋の中央で笑い転げる髭のおじさん……。
それを見つめるボク(美少女女神)とキレイな女神とサイズのおかしい火竜……。
「っはっはっはっはっは……っは!?え~と、ごほん!」
3分くらい笑い続けてからようやく周囲の視線に気づいたおじさんは慌てて襟を正すがもう遅い。
こんなのだけど1級神である冥神だ。
威厳はない……。
「笑ってる場合じゃないよ冥神さま!」
ボクは少し怒っている。
「すまんすまん。つい面白くてな。いやしかし、このアナトという男は最高だな……ぶふぉっ」
「冥神様……少しお黙りください……」
さすがに諫めようかなと思ったボクの横をさっと移動するキレイな何か……いや、戯神なんだけどね。
「ぐぉお……ぎっ、戯神、やめっ」
「戯神!それはまずい。ストップ!ストップ!」
とつぜん冥神の首を絞めはじめた戯神をボクは慌てて止める。
それはさすがに予想外だ。
自分のことを使われて人間を酷い目にあわせたから怒ってるんだろう。
そう、ここは神界……のとある建物の中の冥神所有の小部屋。
「でも、ちょっとやりすぎてるように感じるのはボクもだよ、冥神さま。アナト、パーティ追放されちゃってるとは思わなかった」
「性急な人間どもだったな。私にとっても予想外だったのは確かだ。まぁ、計画通り冒険に出るところから配信しよう」
『……』
冥神さまは驚いたと言っているが、ニヤニヤしながらそのまま進めようとしている。
火竜は目を閉じて寝て……ないから何か考えてるのかな?珍しい。
むぅ。
今回この企画を実行するにあたって調べたけど、あいつは結構強い。
なんであんなに大量のスキルを持っているのにほとんどが使えなくなっているのかはボクでもわからなかったけど、使えるスキルで頑張ってきたことがわかっている。
不調に陥ったアナトはパーティーを一時離脱して旅に出てもらって、あのパーティーには何かしらの支援をして置く予定だったのに、追放しちゃってるから手が出しづらい。
それに、あんなに無理やり貢献していたメンバーを追放するようなパーティーを支援する気にはならないな。
「それで……冥神様……どうするのです?」
世間一般では絶世の美女とされていることを裏切らない美しい表情を少し歪め、美しいハープのような声で問い詰める戯神とそれを受けるおじさん。
こんな絵を配信したらクレームものだな……。
してるけど……ふっふっふ。
「どうするもなにも、このまま進めるほかないだろう?」
そしてこのおじさん……いや、もうおやじでいいか……は何も考えてない。
「せめて支援はしてもよいのでは?」
たまらずボクは声を上げた。
「支援と言っても、なにをするのだ?せっかく戯神に頼んで引き起こした不調はお前が治してしまったようだし」
おっさんが非難するような視線を向けてくるが……
「完全に治したわけじゃなくて、あくまでも一時しのぎだよ?」
やわらげてあげただけだし、ボクの力が及ばない状況に陥ったら再び不調になるだろう。
だって、不調で体が動かない状態で危険な冒険に放り込むのはさすがにやりすぎじゃないかな?
『では、アイテムを与えればいい』
「アイテムを?」
とつぜんの火竜の言葉に顔をしかめる冥神さま。
めちゃくちゃ嫌そうだな。
おそらくこの配信で得られたお金やアイテムは全て回収するつもりだったんだろう。
次回の製作費とかなんとか言って。
ボクたちに多少の出演料やら製作費はくれるが、残りは毎回持っていく。
まぁ、配信の魔道具や仕組みをつくったのは冥神さまだけど……ケチ!!!
「そう言うが火神よ。神界のアイテムは人間には強すぎるぞ?」
『ならばあの人間の封印されたスキルを使えるようにするアイテムを渡せばよい。もともと使えるはずのスキルだ』
「うむ……」
冥神がこちらに助け舟を求めているような視線を送ってくるが、おじさんのそんな表情を見ても何も心は動かないので無視した。むしろボクもアナトのためにスキルを介抱して上げるのには大賛成だ。
「では設定はしておこう。どれを解放してやるは投入する投げ銭の額に応じて決めれるように設定しておこう」
そそくさと出ていこうとする冥神さま……これはあれだな。
「金額はもちろん通常の投げ銭、投げアイテムの範囲ですよね?」
「ぐぅ……」
『そうするのがいいな』
恨めしそうな目でこっちを振り返る冥神さま。
とんでもない金額を設定するつもりだったな……ケチ!!!
???:冥神様、さすがに酷くないか?
???:え~と、演出だよな?これ。
???:戯神ちゃんかわゆい!
???:戯神ちゃんに詰め寄られるなんて羨ましい……冥神め!!
???:冥神ひどすぎるぞ~!
???:遊神ちゃん小っちゃい!
「なっ!?!?」
慌てる冥神さま、ウケる。
こんな面白そうな場面を配信しないわけないでしょ?
「さすがにコメントをアナトに届けることはできないから応援コメントとかはムリだけどね~」
まぁ仮に届けても混乱するだけだろうしね。
『光神:アナト頑張れ!』とか届いてもただ驚くだけだろうし。
戦うときとか面白そうなシーンだけでも配信しとけば冥神さまも変なことはできないだろう。
なんたってほかの1級神さまたちも見ていたりするし……。
そもそも隣にいる可愛らしいフォルムだけど可愛らしくないサイズの火竜は火神さまだし……。
さっきみたいに一応の抑止力にはなってる。
でも案外1級神さまたちがいてもこれ以上意味ないとかないよね?
「くっ、配信を回していたのか。たしかに企画会議を配信するのは斬新だ……」
めっちゃ睨んでますけど~。
「きゃ~冥神さま~ステキ~」
???:遊神ちゃんwwwwwwwwwwwwwwww
???:わざとらしすぎて草wwwwww
???:冥神氏ね~!!!!!
???:冥神くさい~~~~
「誹謗中傷はやめたまえ!!!!」
???:(ぶくぶくぶく……ぱたり)
???:(ぶくぶくぶく……ぱたり)
冥神さまが怒ってどこかに向けて手を振った。
うん、これ以上続けてもいいことはないな。そろそろ締めよう。
「さぁさぁ、果たして魔法剣士アナトはどうなるのか?無事に戯神のところまでたどり着けるのか?こうご期待!!!
そして、魔法剣士アナトを応援してくれるなら、この配信が気に入ってくれたなら、アイテムや星評価で応援してほしいな~。ぜひよろしくね♡」
???:遊神ちゃ~~~~ん♡♡
???:このナレーションいいな!戯神様バージョンを待つ。
???:遊神ちゃん頑張って!あと戯神ちゃんをもう一度映して~
???:ちんちくりんはいいから戯神様を(うっとり)
???:おい、お前ら……遊神様は小っちゃくて可愛らしいけど2級神だぞ?
???:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
???:(バカ!こうするんだよ!)遊神たんモエモエキュ~ン♡
うん、最初のコメントのやつ以外、全員ぶっとばそう。
そうしてボクは意識を人間の世界にいる化身に戻すのだった。
戯神のドヤ顔がウザかった……。おしりにアナト挟んでるくせに!!!
こじんまりとした部屋の中央で笑い転げる髭のおじさん……。
それを見つめるボク(美少女女神)とキレイな女神とサイズのおかしい火竜……。
「っはっはっはっはっは……っは!?え~と、ごほん!」
3分くらい笑い続けてからようやく周囲の視線に気づいたおじさんは慌てて襟を正すがもう遅い。
こんなのだけど1級神である冥神だ。
威厳はない……。
「笑ってる場合じゃないよ冥神さま!」
ボクは少し怒っている。
「すまんすまん。つい面白くてな。いやしかし、このアナトという男は最高だな……ぶふぉっ」
「冥神様……少しお黙りください……」
さすがに諫めようかなと思ったボクの横をさっと移動するキレイな何か……いや、戯神なんだけどね。
「ぐぉお……ぎっ、戯神、やめっ」
「戯神!それはまずい。ストップ!ストップ!」
とつぜん冥神の首を絞めはじめた戯神をボクは慌てて止める。
それはさすがに予想外だ。
自分のことを使われて人間を酷い目にあわせたから怒ってるんだろう。
そう、ここは神界……のとある建物の中の冥神所有の小部屋。
「でも、ちょっとやりすぎてるように感じるのはボクもだよ、冥神さま。アナト、パーティ追放されちゃってるとは思わなかった」
「性急な人間どもだったな。私にとっても予想外だったのは確かだ。まぁ、計画通り冒険に出るところから配信しよう」
『……』
冥神さまは驚いたと言っているが、ニヤニヤしながらそのまま進めようとしている。
火竜は目を閉じて寝て……ないから何か考えてるのかな?珍しい。
むぅ。
今回この企画を実行するにあたって調べたけど、あいつは結構強い。
なんであんなに大量のスキルを持っているのにほとんどが使えなくなっているのかはボクでもわからなかったけど、使えるスキルで頑張ってきたことがわかっている。
不調に陥ったアナトはパーティーを一時離脱して旅に出てもらって、あのパーティーには何かしらの支援をして置く予定だったのに、追放しちゃってるから手が出しづらい。
それに、あんなに無理やり貢献していたメンバーを追放するようなパーティーを支援する気にはならないな。
「それで……冥神様……どうするのです?」
世間一般では絶世の美女とされていることを裏切らない美しい表情を少し歪め、美しいハープのような声で問い詰める戯神とそれを受けるおじさん。
こんな絵を配信したらクレームものだな……。
してるけど……ふっふっふ。
「どうするもなにも、このまま進めるほかないだろう?」
そしてこのおじさん……いや、もうおやじでいいか……は何も考えてない。
「せめて支援はしてもよいのでは?」
たまらずボクは声を上げた。
「支援と言っても、なにをするのだ?せっかく戯神に頼んで引き起こした不調はお前が治してしまったようだし」
おっさんが非難するような視線を向けてくるが……
「完全に治したわけじゃなくて、あくまでも一時しのぎだよ?」
やわらげてあげただけだし、ボクの力が及ばない状況に陥ったら再び不調になるだろう。
だって、不調で体が動かない状態で危険な冒険に放り込むのはさすがにやりすぎじゃないかな?
『では、アイテムを与えればいい』
「アイテムを?」
とつぜんの火竜の言葉に顔をしかめる冥神さま。
めちゃくちゃ嫌そうだな。
おそらくこの配信で得られたお金やアイテムは全て回収するつもりだったんだろう。
次回の製作費とかなんとか言って。
ボクたちに多少の出演料やら製作費はくれるが、残りは毎回持っていく。
まぁ、配信の魔道具や仕組みをつくったのは冥神さまだけど……ケチ!!!
「そう言うが火神よ。神界のアイテムは人間には強すぎるぞ?」
『ならばあの人間の封印されたスキルを使えるようにするアイテムを渡せばよい。もともと使えるはずのスキルだ』
「うむ……」
冥神がこちらに助け舟を求めているような視線を送ってくるが、おじさんのそんな表情を見ても何も心は動かないので無視した。むしろボクもアナトのためにスキルを介抱して上げるのには大賛成だ。
「では設定はしておこう。どれを解放してやるは投入する投げ銭の額に応じて決めれるように設定しておこう」
そそくさと出ていこうとする冥神さま……これはあれだな。
「金額はもちろん通常の投げ銭、投げアイテムの範囲ですよね?」
「ぐぅ……」
『そうするのがいいな』
恨めしそうな目でこっちを振り返る冥神さま。
とんでもない金額を設定するつもりだったな……ケチ!!!
???:冥神様、さすがに酷くないか?
???:え~と、演出だよな?これ。
???:戯神ちゃんかわゆい!
???:戯神ちゃんに詰め寄られるなんて羨ましい……冥神め!!
???:冥神ひどすぎるぞ~!
???:遊神ちゃん小っちゃい!
「なっ!?!?」
慌てる冥神さま、ウケる。
こんな面白そうな場面を配信しないわけないでしょ?
「さすがにコメントをアナトに届けることはできないから応援コメントとかはムリだけどね~」
まぁ仮に届けても混乱するだけだろうしね。
『光神:アナト頑張れ!』とか届いてもただ驚くだけだろうし。
戦うときとか面白そうなシーンだけでも配信しとけば冥神さまも変なことはできないだろう。
なんたってほかの1級神さまたちも見ていたりするし……。
そもそも隣にいる可愛らしいフォルムだけど可愛らしくないサイズの火竜は火神さまだし……。
さっきみたいに一応の抑止力にはなってる。
でも案外1級神さまたちがいてもこれ以上意味ないとかないよね?
「くっ、配信を回していたのか。たしかに企画会議を配信するのは斬新だ……」
めっちゃ睨んでますけど~。
「きゃ~冥神さま~ステキ~」
???:遊神ちゃんwwwwwwwwwwwwwwww
???:わざとらしすぎて草wwwwww
???:冥神氏ね~!!!!!
???:冥神くさい~~~~
「誹謗中傷はやめたまえ!!!!」
???:(ぶくぶくぶく……ぱたり)
???:(ぶくぶくぶく……ぱたり)
冥神さまが怒ってどこかに向けて手を振った。
うん、これ以上続けてもいいことはないな。そろそろ締めよう。
「さぁさぁ、果たして魔法剣士アナトはどうなるのか?無事に戯神のところまでたどり着けるのか?こうご期待!!!
そして、魔法剣士アナトを応援してくれるなら、この配信が気に入ってくれたなら、アイテムや星評価で応援してほしいな~。ぜひよろしくね♡」
???:遊神ちゃ~~~~ん♡♡
???:このナレーションいいな!戯神様バージョンを待つ。
???:遊神ちゃん頑張って!あと戯神ちゃんをもう一度映して~
???:ちんちくりんはいいから戯神様を(うっとり)
???:おい、お前ら……遊神様は小っちゃくて可愛らしいけど2級神だぞ?
???:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
???:(バカ!こうするんだよ!)遊神たんモエモエキュ~ン♡
うん、最初のコメントのやつ以外、全員ぶっとばそう。
そうしてボクは意識を人間の世界にいる化身に戻すのだった。
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