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新入魔術師

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 私は、とある一般魔術師、今回のアイン様が考えた計画というものに、参加できるという風に聞い方から、話を聞いてみたら、どうやら、島と島をつなぐ役をやってもらいたいらしい。

「大丈夫かな…」

「新人、あの依頼を受けたのか?
まぁ、頑張れよ。」

同じく魔術師隊に所属している先輩からは、そのように声をかけられた。

僕は、定期的にやってくる、魔術師隊の募集に応募をして、審査の結果、今年から、この国の魔術師隊で働くことになった。

そのせいで、まだこの国の魔術師隊の任務については知らないが、それでも、できるだけ仕事はしたかった。

今の部隊は、基本的に、自分の仕事は、自分探してくるという考えらしい。

まぁ、戦争なんかが起きてしまえば、強制的なのだが、それでも、戦争がない間は、普通に、自分たちで、仕事を探さなくてはいけないらしい。

「それにしても、転移魔法で、移動か…」

今回の、依頼内容に関しては、すでに承知をしている。

もともと、国の方の方針で、ある島を開発したのだが、なかなか、行く方法がない。

しかし、島はこれから、ほかの国に見てもらうことになるので、人が多くないと困る。

だから、島に一番行きたくなくなる、移動方法という部分を、国の方で解決させようということらしいのだが、本当に人が集まるのだろうか?

[彼に関しては、この国の生まれではない。
というより、もともとは全く関係のない国の生まれだった。
バルバロット帝国は、今までに多くの国に侵攻してきたが、別にそこが故郷の青年というわけでもない。
つまり、この国の、アインを主神と置く宗教に関しては、まだそこまで知らないのだ。
というより、この国のこと自体、そこまで詳しくない。]

今回、仕事で配属されたのは、大都市と呼ばれるところらしい。

まぁ、まだその年に一回も言ったことがないので、わからないのだが、業者の話によると、今日の夜には、その街につくことができるらしい。

[彼は、転移魔法を使えるが、今回は、仕事内容的に、国のほうから、できるだけ魔力を残しておくように言われている。
なので、魔術師に関しては、国の方から手配されている馬車に乗って、目的地に向かっている。]

それにしても、この国に来てから、まだ数この都市しか見ていないが、僕が見てきた都市に関しては、王都以外は、大都市と言えるものではないらしい。

それに、今回の場所に関しては、人の流れという点に関しては、王都以上であるともいわれているって、先輩も言っていたし…

その後も、今回の仕事は自分がちゃんとできるのか。

あとで援軍が駆けつけてくれるといっていたが、いったいいつ駆けつけてくれるのか。

そんなことを考えているうちに、目的地はどんどんと近づいていくのだった。
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