転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

文字の大きさ
上 下
503 / 554

個性

しおりを挟む
「今回の組み合わせに関しては、完全なランダムになっている。
だから、一方的に強い相手に当たるかもしれないが、それでも勝てるものは1人だけなんだから、結局は強いものを倒さなくてはならない。
だからこそ、向かってくるものすべてを倒すような勢いで頑張ってくれ。」

そして、敗者復活戦が開始された。

まず、パーティー組に関してだが、これに関しては偏っているパーティーが勝っていった。

なぜなら、何もダンジョンを知らないような商人が、ただただ冒険者ギルドで強いものを集めたようなパーティーがあるからだ。

そんなパーティーは、ダンジョンにあった罠に引っかかって脱落していったが、それでも戦闘面に関してだけを言えば、それなりに強いのだろう。

まぁ、海外の冒険者なので、そこまで正確な強さはわかっていないが、それでも戦闘面だけを重視したようなパーティーなのだから、強いだろう。

「畜生!そんな何も考えていないような脳筋パーティーに…」

相手のしっかりとした構成を組んでいたパーティーは、さすがにダンジョンを攻略するようなので、斥候なんかも入れていて、戦力に差があったので、脳筋パーティーの前にやられていった。

そう、今回の戦いに関しては、ダンジョンに向いているパーティーが勝つとは限らないのだ。

しかし、そんな脳筋パーティーであっても、あの10層のボスに勝つことはなかなか難しい。

つまり、この脳筋パーティーに簡単にやられてしまっている時点で、彼らは最高でも9階層までしか行けないのだ。

他にも、今回の戦いに関しては、他のパーティーに比べて、特徴的なパーティーだけが残っていくようになった。

「われら、瞬足の閃光。
我らに敵うものなし。」

そんなパーティーもいたが、そのパーティーに関しては、アインの方でも関心をしていた。

「すごいな。このパーティーのメンバーは普通にうちの兵に勝っている部分もあるぞ。」

そのパーティーは名前からわかるように、とにかくスピードに力を入れいているようで、スピードに関しては、バルバロット帝国兵に勝っているかもしれない。

さすがに幹部クラスになると、彼らよりも早いものもいるかもしれないが、結構アインによって強化されているバルバロット兵に1つの分野だけでも勝っている時点ですごいのだ。

「人のステータスというのは、幼いころに傾向だけは決まってしまう。
彼らは、きっと子供のころから鍛えていたのだろうな。」

本来、このような動きをする者たちにとっては、遮蔽物が多いほうが楽なのだが、遮蔽物がない状態でも、相手がまったく追いつけないような状態になっていた。

そんな彼らが何で敗北してしまったかというと、ダンジョンの中には、それなりに狭いところもある。

そんな状態で、モンスターに挟まれてしまったのだ。

このような戦い方をするものは、攻撃力が低いことが多い。

それこそ、ちまちまと攻撃をして、だんだんと体力を削っていくような攻撃の仕方をするからだ。

まぁ、それでも体力の少ない人間に対しては、結構有効的な攻撃方法だろう。

結局、準決勝には、個性の強いパーティーだけが残ってしまったのだった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています

もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。 使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“  瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  だが、死亡する原因には不可解な点が…  数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、 神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

異端の紅赤マギ

みどりのたぬき
ファンタジー
【なろう83000PV超え】 --------------------------------------------- その日、瀧田暖はいつもの様にコンビニへ夕食の調達に出掛けた。 いつもの街並みは、何故か真上から視線を感じて見上げた天上で暖を見る巨大な『眼』と視線を交わした瞬間激変した。 それまで見ていたいた街並みは巨大な『眼』を見た瞬間、全くの別物へと変貌を遂げていた。 「ここは異世界だ!!」 退屈な日常から解き放たれ、悠々自適の冒険者生活を期待した暖に襲いかかる絶望。 「冒険者なんて職業は存在しない!?」 「俺には魔力が無い!?」 これは自身の『能力』を使えばイージーモードなのに何故か超絶ヘルモードへと突き進む一人の人ならざる者の物語・・・ --------------------------------------------------------------------------- 「初投稿作品」で色々と至らない点、文章も稚拙だったりするかもしれませんが、一生懸命書いていきます。 また、時間があれば表現等見直しを行っていきたいと思っています。※特に1章辺りは大幅に表現等変更予定です、時間があれば・・・ ★次章執筆大幅に遅れています。 ★なんやかんやありまして...

初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花
ファンタジー
 神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。  神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。 書籍8巻11月24日発売します。 漫画版2巻まで発売中。

手違いで勝手に転生させられたので、女神からチート能力を盗んでハーレムを形成してやりました

2u10
ファンタジー
魔術指輪は鉄砲だ。魔法適性がなくても魔法が使えるし人も殺せる。女神から奪い取った〝能力付与〟能力と、〝魔術指輪の効果コピー〟能力で、俺は世界一強い『魔法適性のない魔術師』となる。その途中で何人かの勇者を倒したり、女神を陥れたり、あとは魔王を倒したりしながらも、いろんな可愛い女の子たちと仲間になってハーレムを作ったが、そんなことは俺の人生のほんの一部でしかない。無能力・無アイテム(所持品はラノベのみ)で異世界に手違いで転生されたただのオタクだった俺が世界を救う勇者となる。これより紡がれるのはそんな俺の物語。 ※この作品は小説家になろうにて同時連載中です。

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。

破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。 小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。 本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。 お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。 その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。 次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。 本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

紅月シン
ファンタジー
 七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。  才能限界0。  それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。  レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。  つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。  だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。  その結果として実家の公爵家を追放されたことも。  同日に前世の記憶を思い出したことも。  一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。  その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。  スキル。  そして、自らのスキルである限界突破。  やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。 ※小説家になろう様にも投稿しています

処理中です...