転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

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今後の予定

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 「はぁ~。」

自国に帰ってきたアインは、自国とほかの国のあまりにも大きな差に驚いていた。

(もう少しくらい近いと思っていたんだけど。)

文化のレベルに差があっても、他の文化で参考にできるものというものは確かにある。

しかし、ここまで離れていると、参考にはできないのだ。

行ってしまえば、現代日本で、大日本帝国の時のほうがよかったものがあるかもしれない。

しかし、現代日本と、大和朝廷のころを比べてしまえば、ほとんどすべてが今のほうがいいだろう。

そのくらいの差ができてしまっているので、参考にできないものが多いのだ。

それに、共和国と名乗っている国も、実際には全然民主ではないということがある。

そんな嘘でできているような国を参考にして、何の価値があるのだろう。

(それにしても、何かしないと。)

アインは、基本的に仕事が好きなわけではない。

しかし、月単位で働いていないと、何かしないといけないという責任感が押し寄せてくるのだ。

(久しぶりに冒険者をやってみるか?
いや、でもここら辺の魔物に関しては狩りつくされているし、ほかの国で冒険するっていうのも…)

バルバロット帝国に関しては、すでに魔物はほとんど借りつくされている。

そして、その影響なのかわからないが、隣の王国でも、魔物はすでに気象レベルまで煮へ行っていた。

つまり、アインが冒険者をするには、他の大陸に行くしかないのだが、ほかの国の文明レベルを知ってしまった今では、ほかの国での活動はできるだけしたくないと思っているのだ。

(それじゃあ、ダンジョンマスター?)

ダンジョンに関しては、手を付けたダンジョンと、手を付けていないダンジョンがある。

手を付けてないダンジョンに関しては、普通のレベルになっているが、手を付けているものに関してはレベルがおかしくなっている。

それでも、上級冒険者たちがよく挑んできているので、金は多く入ってきているのだが、いまさら、手を加えたダンジョンをどうこうする必要はないだろう。

しかし、手を付けていないダンジョンを、また魔改造してしまえば、初心者向けのダンジョンが圧倒的に減ってしまうのだ。

(仕方ない。そろそろ国内での、大会なんかを考えてみるか。)

それに、あまり自分は手を付けていないが、自国内にも学校ができてから、数年がたっている。

それならば、その学校の視察なんかに行ってもいいかもしれない。

(どっちを優先させるかはまたあとで考えるとして、とりあえずは、この二つを主軸に考えていくか。)

大会も、学校視察に関しても、短期間で終わってしまう可能性があるが、大会に関しては、多くの大会を用意すればいいのだし、それにシリーズ化すれば、国のほうにも多くの金が入ってくるだろう。

国民が多く金を使ってくれれば、それだけ景気も良くなっていく。

その点を考えたら、先に大会についてを考えたほうがいいか。

そんなことを考えながら、アインは金庫に向かっていった。
  
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