転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

文字の大きさ
上 下
404 / 554

親へ報告

しおりを挟む

            アインは、早速行動に起こそうとした。

「まぁ、最初は家族の方々のほうに連絡をしなくては…」

すぐに行動に起こそうとしたアインに、2人は驚いていた。

「アイン君。結婚を早くすることにも驚きだけど、もう親たちに報告をするの?」

「うん。さすがに、これに関しては僕たちだけで決めちゃだめだからね。」

「そうだね…」

正直、2人もこんなにアインが行動を早く起こすと思っていなかったので、動揺してしまっているのだった。

「とりあえず、僕は朝に強いし、僕だけで行ってくるよ。
まぁ、元々この結婚には政治的な要素もどうしても絡んできちゃうし。」

アインはそういうと、部屋から出て行こうとした。

「待って!でも、どうやってお父様に話すの?」

それを言ってきたのは、セシリアだった。

アインが意識の無いときとはいえ、唯一肉体関係を持ってしまっているので、セシリアの親への説得だけはアインも気まずいのだった。

「…確かに。」

「だから、お父様の説得に関しては私にやらせて。
その後の事は任せるから。」

「そうだね。そうしようか。」

そして、シルクに関しては。

「だったら、私も直接お父様に報告するわ。」

そんな話になってしまったので、アインはただただ、2人を運ぶだけになってしまった。

そして、セシリアに関してはアイン自身も出て行かなくてはいけないので、先にシルクのほうに行くことにしたのだが…

「アイン君。終わったよ~。」

なぜか、自分の家に戻っていって、数分で出てきてしまった。

「え?本当に終わったの?早すぎじゃない?」

「なんか、元々、お父様も早く結婚して、安定してもらいたかったそうだから、すぐに許可が下りたんだ。」

「あ、そうだったんだ。ふ~ん。」

あまりにも早かったので、正直、娘の人生をそんなに簡単に決めても良いのかと思ってもいたが、そんな事を言っている暇も無かったので、アインは一旦その話はおいておいて、セシリアの家に向かった。

「は~。さて、行こうか。」

アインは大きな深呼吸をした後、セシリアと一緒に、中に入って行った。

「ただいま~。」

セシリアがそういうと、1人の女性が出てきた。

「お帰りなさいませ、お嬢様。
おや?今日は婚約者様も一緒ですか。」

「うん。お父様と話があるんだけど、今ってどこにいる?」

「当主様は今、自室に居ります。」

「ありがとう。」

そして、セシリアに案内され、セシリアのお父さんの部屋までやってきた。

「おお、セシリア。もう戻っていたのか。
うん?アイン君もいるじゃないか。」

アインはもう、一国の王なので、君呼びというのは本来良くないのだが、さすがに子供の頃から知られているので、いまだに子供のように思われているのだろう。

(報告しに来たのは、全然子供っぽくないことなんだけど…)

そして、本題を話し始めることにした。

「実は…」
        
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています

もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。 使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“  瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  だが、死亡する原因には不可解な点が…  数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、 神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる

十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。

破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。 小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。 本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。 お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。 その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。 次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。 本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

紅月シン
ファンタジー
 七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。  才能限界0。  それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。  レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。  つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。  だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。  その結果として実家の公爵家を追放されたことも。  同日に前世の記憶を思い出したことも。  一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。  その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。  スキル。  そして、自らのスキルである限界突破。  やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。 ※小説家になろう様にも投稿しています

異世界でスローライフを満喫する為に

美鈴
ファンタジー
ホットランキング一位本当にありがとうございます! 【※毎日18時更新中】 タイトル通り異世界に行った主人公が異世界でスローライフを満喫…。出来たらいいなというお話です! ※カクヨム様にも投稿しております ※イラストはAIアートイラストを使用

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

初期スキルが便利すぎて異世界生活が楽しすぎる!

霜月雹花
ファンタジー
 神の悪戯により死んでしまった主人公は、別の神の手により3つの便利なスキルを貰い異世界に転生する事になった。転生し、普通の人生を歩む筈が、又しても神の悪戯によってトラブルが起こり目が覚めると異世界で10歳の〝家無し名無し〟の状態になっていた。転生を勧めてくれた神からの手紙に代償として、希少な力を受け取った。  神によって人生を狂わされた主人公は、異世界で便利なスキルを使って生きて行くそんな物語。 書籍8巻11月24日発売します。 漫画版2巻まで発売中。

処理中です...