転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

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責任は

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            「は~。まいったな。」

2人が起きて来るまではまだ時間がある。

だからこそ、そこまでに心の整理をつけておきたいのだった。

(それでも、やってしまったことには変わりはない。
だからと言って、セシリアだけ先に結婚するわけにもいかないし、今回のことに関しては、3人とも同時にやるしかないな。)

アインは、さすがに新しい3人と、元の3人は少しの差が出て来ることは仕方がないが、それでも、もともとの3人に関しては同じ扱いをしないと、不公平になってしまう。

だからこそ、1人と関係を持ってしまうということは、他2人の責任も取らなくてはいけないということだ。

(これからは、さすがに内政重視だな。)

これから、結婚する身としては今までのように、自由気ままに国外に出て、その上、勝手に他国を併合なんてやっている暇はなくなる。

正確には、暇はあるのだが、嫁たちをほっといて、勝手に国外に行くことなんか許されるわけもないので、アインは内政重視だなと思ったのだった。

(さて、そろそろ起きて来るか。)

時間はもう、朝日が昇り始めたころで、生活習慣がしっかりしている貴族の子はこの時間には起きて来るのだった。

そして、アインの予想通り、近くの部屋で動き出す2つの反応があった。

(さて、行くか。)

そして、アインはエリに頼んで、朝食だと言って2人を食堂に呼んでくれと頼んでおいた。

その後、アインが食堂で待っていると、普通の顔で2人が入ってきた。

(さすがだな。)

貴族、それも特に上位の帰属にとって、下位の貴族に驚かされて、反応するようでは困る。

しかし、今回に関しては、そっちのほうがありがたかった。

「アイン君。なんか今日の朝食は早いね。」

「そうだね。私も一回しかこの城で食べてないけど、前回はこんなに早くなかったよね?」

「そうだね。まぁ、今日は話もあったし、少し早めにしてもらったんだ。」

アインがそういうと、2人は何について話されるかわからない様子だった。

それは、昨日のことを忘れてしまっているのではなく、エリが証拠隠滅をしておくといったので、アインにばれていないと思っていたのだった。

「まぁ、今日の話っていうのは、昨日のことなんだが、僕はすべてを知っている。」

アインがこういうと、やっと2人の顔に動揺が出てきた。

「どういうことかな?アイン君。」

「いや、実は昨日の部屋に違和感を覚えた僕は魔法を使って、部屋の時間を1日戻したんだ。
そしたら…」

アインはそういった後、例のシーツを出した。

すると、2人は黙り込んでしまった。

「まぁ、僕のほうも最初は何かのどっきりかと思ったんだけど、エリに聞いてね。
まぁ、全てを知っている。」

そして、食堂には静寂が訪れた。

「まぁ、僕の意識がなかったとしても、しっかり責任はとるつもりだよ。
僕たちももう成人なんだし、少しくらいはやめてもいいだろう。」

アインがこういうと、2人は驚いた表情をしていたのだった。
        
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