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遠まわしな避難勧告
しおりを挟むそして、再確認をする日、魔国の王都には大勢の力自慢の魔族が集まっていた。
「おっしゃ!ここで魔王を倒して、俺が新しい魔王になるんだ!」
「何を言っているのかね?たとえ、君が今の魔王を倒そうと、私が君を倒して魔王の座につくんだが?」
そんな話を城下町ではしていた。
つまり、今ここに来ている魔族は、アインに勝つことは当たり前として、そっから、誰が魔王になれるのかを決めるために、他の挑戦者に牽制をしているのだった。
「最近の若い者はいきが良いの~。」
「そうじゃな~。」
すでに現役を引退して、他の職に勤めている老人魔族はそんな事を言っていた。
「それで、お前さんたちは何のためにここに来たのじゃ?」
「今日は、この街で大会とか開かれるんか?」
アインへの挑戦状を送ったものにのみ、今回の戦いのことが後悔されていたので、アインに挑戦状を出していない、一般魔族は何で若者魔族が集まってきているのかを知らなかったのだった。
「ああ、私たちは今回、あるものに勝つためにここに来たのですよ。」
「あるもの?それはどんな奴なんじゃ?こんなに大量の魔族から戦いを挑まれるとは、さぞ強力なものなんじゃろうな~。」
「いえいえ、そんなことありませんよ。
その人はこの大陸でずいぶんと闘いをやっていないそうですし、それに、今回皆がやる気になっているのは、他の魔族を倒すためです。」
「それはどういう?」
「今回、皆が挑むものに勝てば、地位がもらえるのですが、1人にしか行かないので、今回の本戦は、そのものとの戦いではなく、そっちの争奪戦のほうになると思います!」
「そうなのか~。それで、相手は誰なのじゃ?いい加減教えてくれても良いんじゃないか?」
「そうですね~。まぁ、良いでしょう。今回は向こうのスパイが紛れ込んでいるのかもしれないということで、皆一般人には出来るだけ後悔はしていないのですが、今回戦うのは現役魔王です。」
若者がそういった瞬間に、老人たちの体は一瞬固まった。
そして、しばらくすると、我に返って、すぐに行動を開始した。
「こうしてはいられない。早く準備を始めなくては…」
「どうしました?そんなに今回の戦いが気になるのですか?」
若者はそう、老人に聞いたが、老人の心の中はそれど頃じゃなかった。
「招待状の色は何色だった!」
「し、白ですけど…」
「文章の最後にはなんて書かれていた!?」
「全てのものに絶望を…」
「間に合うのか分からないが、急ぐしかない。
街の住人はすでに逃げ始めているだろう。」
実際、この老人が言ったように、王都からは、だんだんと魔族の数が減っていっていた。
「このままでは、我々まで苦しんでしまう…急げ!」
そんな事を言いながら、どんどんと、老人は街から離れていってしまった。
そして、アインは…
「やっぱり、若者以外は行動が早くて助かるね。」
「若者も行動は早いですよ?ただ、悪い方向でしか早く動けませんが…」
「まぁ、言い。それにしても、一般人は、手紙の色で分かってくれたようだな。それじゃあ、最後の市民が範囲外から出た瞬間に開始だ!」
そういって、アインは1つの魔法の準備に取り掛かるのだった。
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