転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

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調査の結果

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            「聞こえていますか?」

「聞こえています。」

「何人招待しているの?」

「11人だ。」

これは、アインが3国で会議をしていたのに対して、他にも、もう一箇所会議をしている国々があった。

「点呼。1」

「2」

「3」

「4」

「5」

「6」

「7」

「8」

「9」

「10」

「11」

その人数11人、アインの会議の約4倍の人数だった。

「よし、招待した人は全員いるようだな。」

「あのー…何故招待されたのでしょうか?」

この中には招待されたから入っただけで、何について話すのかわかっていない国も多くあった。

「それはこの後話す。それよりも、全員が何位なのかを知りたい。今回は緊急だったため、報告されているはずだ。」

そして、その場にいるのが9位~20位の会議の中では最下位のほうの国々だということが分かった。

「おいおい、17位って…俺は13位の国だぜ?もっと敬えよ。」

もちろん、順位を公開したことによって、自分よりもしたの国に対して強気に出る人も現れたが、その対策もされてあった。

「そういう他国を下に見るのは現時点では禁止だ!まず、さっきの質問にも有ったがこの会議を開いた訳を教えよう。まず、この会議の発案者は10位の俺、それと11位と12位の国の王たちだ。まぁ、簡単に言えば、この中ではトップ3人だな。」

「おいおい、さっき他の国を下に見るなって言っていたのに、自分たちは下に見るのかよ~。」

「それについては、君たちに暴走してほしくないんだ。まぁ、自分よりも弱い国の話なんかどうせ聞かないつもりだったんだろ?だから先に順位を明かして、君たちにちゃんと話を聞いて欲しかったんだ。」

9位の国の王がそういうと、野次を飛ばしていた国の王も黙った。

「まず、君たちに集まってもらった理由についてだが、皆分かっていると思うが、8位と9位の間にある差だ。君たちよりも少しだけ早く入った6国。そして君たちの6国は言ってしまえば、欠員を埋めるために繰上げでこの世界会議に参加できている。まぁ、一国例外があるが…」

「例外?」

そんなシンプルな質問をしてくる人がいたが、話を進める上では、その質問が役に立った。

「ああ、それは現1位の国のことだ。あの国がいろんな国を潰し、合併、植民地化、傀儡国にしていった。そして、その中の6国が世界会議の参加国だったから、6国分の枠が余った。我々10位~14位までの先のメンバーはこの枠に入ったことによって、この世界会議に参加できたんだ。」

「それだったら、何で俺たちが参加できたんだよ。俺たちは実力で入れたんじゃないのか?」

「それに関しても、その1位の国を反対する国が6国あった。そして、前会議から、今会議までの約1ヶ月でその6国を潰してまたあの国はやってきた。君たちはその6国の枠に入れたんだ。」

「そう…だったのか…」

「現8位の国も元々はもっと低かったが、それでも11位だった。そして、今、この通話の中で1番順位が高いわが国は元々22位。21位の国もかの国に滅ぼされていった…」

「なるほど…つまりは、現8位の国には俺ら一国の力では勝てない。だから皆で協力をして現8位を倒そうって事だな?」

「違う。」

「え?」

「我々が考えているのは、打倒1位の国だ!」

他の国々も一気に1位の国にいくとは思っていなくて、最初に考えた3国以外は驚いていた。

「そ、そんな…負けるに決まっているじゃないか!」

「安心してくれ。今回のこの作戦は何も考えなしではないんだ。俺たち3国はこの一ヶ月入念に1位の国の力を調査していった。その結果、俺たちの全ての国が協力すれば少し余裕を残して勝てることが分かっているんだ!」

その言葉に、多くの国が動揺をした。

「俺たちが協力すれば…1位に勝てる?…」

「分けても大きな土地が手に入るぞ…」

「俺は参加するぜ!」

「俺もだ!」

こうして、全ての国が戦争への協力を誓った。

これも全ては3国の調査のおかげ。

しかし……3国が持っている調査書って、アインが最初に他の大陸に付いたときに作った国の形に似ているような…




ちなみに、本国と、森を切って、急遽作った国の力は100:1以上の差があります。

本国の兵は1人でがんばれば一国落とせる位の化け物だらけですから…


        
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