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夏休みにやったこと
しおりを挟むそしてアインは学校に着いた。
「アイン様、私たちは自分の教室に行かなくてはならないので、ここで失礼します。」
「分かったよ。それじゃあ、また放課後に。」
そしてアインは2人と別れて、久しぶりに寮に入っていった。
「ふ~。ここも久しぶりだな。って、そんなことよりも学校に行かなくちゃ。」
そしてアインは寮から出て、後者に向かって行った。
そして、アインはいつもの教室に着いた。
「あ、アイン君。久しぶり。何をやっていたの?」
そこにはセシリアがいた。
「久しぶり。特に大きなことはやってないよ。」
「それにしても、アイン君。アイン君の国がどんどん大きくなっているってお父様から聞いたんだけど本当?」
「そうだよ。」
「それで今、私のお父様が『ついに娘が大きな国の王女になるのか…』って、ずっと言っているのよ。」
「そうなんだ。でも、確かに僕と結婚したら王女になるね。」
「でも、私のお父様にそんなこと言われて緊張しない?アイン君だって私たちと同じ15歳なんだからお父様はアイン君に余計なプレッシャーを与えすぎよ。」
「でも、それはお父様が君のことを心配してくれているからなんじゃないかな?だから僕も、その期待を裏切らないようにがんばっているんだよ。」
「そうかな。でも、アイン君が私たちのことを思ってがんばってくれるのは単純にうれしいわ。」
そんな会話をしていると、リリスとシルクもやってきた。
「何2人で良い雰囲気をかもし出しているのかしら?」
「そうよ。セシリアだけずるいわ。」
「そんな事無いよ。2人のことも大切だよ。今はたまたま二人っきりになっていただけで…」
「まぁ良いわ。それにアインにも悪気があったわけじゃないだろうし。それにしてもアインはすごいわよね。この大陸の全ての国が他の大陸が見つけられなくって、新大陸上陸は無理だと思っていたのに、簡単に見つけられて。」
「まぁ、それは僕が魔法を使って、一生懸命探したからね。」
「他の人が一生懸命にやって、見つけられなかったものなんだから、結構見つけづらかったはずなのに、よく見つかったよね。」
「それは運もあったんじゃない?」
「そうかな?」
「それに、僕は向こうの大陸のことをまだあまり知らないしね。」
実際は向こうの大陸で、30国ほどの国と連合を組んでいるのだが、ここで言ってしまうと、いろいろ面倒なので、アインは隠すことにした。
「そうなんだ。でも、向こうの大陸には上陸したのでしょ?」
「うん。それはしたよ。」
「向こうの人はこっちの人に比べてどうだったの?」
「う~ん。特には変わったところは無かったと思うよ。」
「そうなんだ。アイン君は向こうの大陸の1部を自分の国にしたって言うことも聞いたけど?」
「まぁ、国にしたって言っても、どこの国も所有していなかった、森を少し伐採して、街を建てただけだから、どこかの国から無理やり奪った訳じゃないよ。」
「そうなんだ。でも、アイン君はこの夏を満喫できたんだね。」
「まぁ、そうだね。」
「私たちのほうは、アイン君との婚約を発表したにもかかわらず、まだアプローチをかけてくる人がいるんだ。」
「そうなんだ。」
「だから、私たちはこの夏。ほとんどそんな人たちの相手と、家の仕事だけで埋まってしまったわ。」
「それは大変だったね。でも、将来僕の国に来てくれれば、できるだけ楽な生活をさせてあげるよ。」
「それはありがたいわ。もう、こんな労働地獄は嫌だから。」
この後も、4人はこの夏にあったことについてを話していった。
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