転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

文字の大きさ
上 下
103 / 554

5年の月日とダンジョン

しおりを挟む

            そしてアインは自分の領地に戻ってきた。

「やっとあの国の問題も解決できたね。」

「そうですね。そういえばあの国はほとんどあの国の者たちだけで解決しましたね。」

「そうだね。あの国が弱かったっていうのもあるかもしれないけど、あの宰相がみんなから嫌われていたからね。」

「そのおかげで市民や兵の説得が楽だったのですけど…」

「やっぱり市民に嫌われるようなことはしちゃいけないね。」

「安心してください。アイン様は市民のためにいろいろなことをしていますし、市民もそれを理解して、アイン様に感謝していますから。」

「よかった。市民から嫌われるような貴族にはなりたくないからね。」

「はい。それで次はどうしますか?」

「とりあえず、いろんなこともしたし、しばらくはおとなしくしていよう。」

「分かりました。」

そしてアインはそこから内政に力をかけたり、領地を見て回ったりして、普通の生活を続けていった。





そして5年がたった。
アインも15歳になり、高等学校に行くようになった。

「アイン様、もう15歳ですね。」

「そうだね。これからは高等学校でもっと専門的なことが学べるから楽しみだよ。」

「高等学校では週に2日だけ休みなんですよね?」

「そうだよ。寮に入らなきゃいけないからね。みんなは一週間に2日しか休みがないから、月一くらいで実家に帰るらしいよ。」

「しかし、今回は王都の学校ではないですね。」

「うん。王都は基本的に6~14歳までの学校ばっかりだからね。」

「今回のアイン様が行く学校はカルタナ公爵の子分的な貴族の領の学校ですね。」

「うん。確か、ゼアル子爵の領地の学校だね。」

「婚約者の3人もそこに行くのですね。」

「そうだね。カルタナ公爵の子分だから、カルタナ公爵も安心して娘を送り出せるんだろうね。」

「それでは仕度をしておきますか?」

「まだいいよ。まだ2ヶ月はあるから。」

「しかし、前日などに持ち物がないということがおきないように…」

「だから大丈夫だって。それに一週間前くらいから準備をすればいいから。」

「それもそうですね。」

「そんなことよりもこの5年で何があったか振り返っていこうよ。」

「そうですね。」

「それじゃあまずはダンジョンに向かおうか。」

「はい。」

そしてアインたちは最初に手に入れたダンジョンに転移した。

「シム。」

『あ、アイン様。戻ってきたのですね。』

「うん。僕がいなかった間に何かあった?」

『いなかった間って言ってますけど、一週間前に来たばかりじゃないですか。』

「そうだったね。最近はみんな600階層くらいで倒れて、転移で帰っちゃうから緊張感もないしね。」

『でもアイン様はこの世のダンジョンの中でも70%のダンジョンを自分のものにしているので、合計の来訪者数はものすごく多くなってますよ。』

「そうだね。1日に合計で20万人だっけ?」

『そのくらいですね。一日でダンジョンポイントを1000万も稼いでいるのはアイン様くらいですよ。』

「ダンジョン内で冒険者が倒されると多くダンジョンポイントを落としてくれるんだっけ?」

『そうです。そしてこのダンジョンは倒されても地上に転移されるので、冒険者も無茶ができるのですよ。』

「まぁ、どんどん貯めて行っちゃてるけどね。ちなみに僕の次のダンジョンをもっている人はどれくらい持っているの?」

『2位の人は2%ですね。ダンジョンの数は多いですから、その人でも10個持っていますよ。』

「そうなんだ。とりあえずはダンジョンはもう無事だね。」

『はい。でもたまには来てくださいね。』

「分かってるよ。それじゃあ帰るね。」

そしてアインは次の場所に向かった。


        
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています

もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。 使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“  瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  だが、死亡する原因には不可解な点が…  数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、 神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す

紅月シン
ファンタジー
 七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。  才能限界0。  それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。  レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。  つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。  だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。  その結果として実家の公爵家を追放されたことも。  同日に前世の記憶を思い出したことも。  一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。  その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。  スキル。  そして、自らのスキルである限界突破。  やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。 ※小説家になろう様にも投稿しています

システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。

大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった! でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、 他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう! 主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!? はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!? いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。 色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。 *** 作品について *** この作品は、真面目なチート物ではありません。 コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております 重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、 この作品をスルーして下さい。 *カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います

しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

死んだのに異世界に転生しました!

drop
ファンタジー
友人が車に引かれそうになったところを助けて引かれ死んでしまった夜乃 凪(よるの なぎ)。死ぬはずの夜乃は神様により別の世界に転生することになった。 この物語は異世界テンプレ要素が多いです。 主人公最強&チートですね 主人公のキャラ崩壊具合はそうゆうものだと思ってください! 初めて書くので 読みづらい部分や誤字が沢山あると思います。 それでもいいという方はどうぞ! (本編は完結しました)

外れスキル『収納』がSSS級スキル『亜空間』に成長しました~剣撃も魔法もモンスターも収納できます~

春小麦
ファンタジー
——『収納』という、ただバッグに物をたくさん入れられるだけの外れスキル。 冒険者になることを夢見ていたカイル・ファルグレッドは落胆し、冒険者になることを諦めた。 しかし、ある日ゴブリンに襲われたカイルは、無意識に自身の『収納』スキルを覚醒させる。 パンチや蹴りの衝撃、剣撃や魔法、はたまたドラゴンなど、この世のありとあらゆるものを【アイテムボックス】へ『収納』することができるようになる。 そこから郵便屋を辞めて冒険者へと転向し、もはや外れスキルどころかブッ壊れスキルとなった『収納(亜空間)』を駆使して、仲間と共に最強冒険者を目指していく。

異世界転生!ハイハイからの倍人生

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は死んでしまった。 まさか野球観戦で死ぬとは思わなかった。 ホームランボールによって頭を打ち死んでしまった僕は異世界に転生する事になった。 転生する時に女神様がいくら何でも可哀そうという事で特殊な能力を与えてくれた。 それはレベルを減らすことでステータスを無制限に倍にしていける能力だった...

処理中です...