転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】

ゼクト

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とある少年の物語6

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            「ちなみにあなたはなんていうのですか?」

「俺か?名前は聞くな。おそらくだがこれからかかわりはほとんどなくなるからな。」

「かかわりがなくなるのですか?一緒のクランなのに?」

「まぁ、ほとんどかかわりはなくなるだろう。俺の読み名に困ったら先輩でいい。」

「分かりました。先輩。それでクラン名はなんていうんですか?」

「創焉覇神兵って言う。」

「創焉覇神兵ですか?聞いたことないですね。受付嬢も紹介してくれなかったし。」

「ああ、一応クランができたのは最近だからな。」

「そうなんですか。それでは登録してきます。」

「いや、俺も行こう。」

そういって、僕は先輩と一緒にクラン登録に行った。

「ノエル君。クランのことは残念だったね。」

「はい…でもこの人のクランに入って、もっと強くなって今度こそルート君に敵うくらい強くなります。」

「そう…がんばって。それでクランの名前はなんていうの?」

「創焉覇神兵です。」

「え……本当に言ってるの?そこに入るためには条件が…」

「俺が入れることを決めた。」

「あなたは初期メンバーの…それなら条件は良いですね。ノエル君を創焉覇神兵に入れておきます。」

「はい。」

「それじゃあ行くぞ。」

そしてノエル達は冒険者ギルドから出て行き、クランハウスに向かった。

「ノエル。お前に入っておかないといけないことがある。」

「何ですか?」

「俺の入っているクランは特殊でな。いろいろなことを言わなければいけないんだが、そこはクランに入ればいろんな人が教えてくれるだろう。それよりも今から紹介するクランに2日後来るんだ。」

「2日後ですか?」

「ああ、そこでこのクランについての説明会をする。それに来るんだ。」

「分かりました。」

「もうすぐで着くぞ。」

先輩がそういって1分くらい歩くとクランハウスが見えてきた。

「まさか、あれがクランハウスですか?」

「そうだな。」

「大きすぎじゃありませんか!?」

「そうかな?俺の出身の街ではこのくらいの建物は数個あったけどな。」

「どんな街から出ているんですか!?」

そこには貴族の領主が暮らすような大きなクランハウスがあった。

「ここの一回で説明会を行うから2日後には来るんだぞ。」

「はい。」

「それじゃあもう帰って良いぞ。」

「今日はありがとうございました。」

そういってノエルは宿に帰ろうとした。

しかしその途中で…

「ノエル、またあったな。」

「…ルート君。」

「今日は冒険者ギルドにいたな。どこかのクランに入れたのか?」

「うん…」

「その様子を見るとあまり有名なクランには入れなかったようだな。」

「それは僕も分からないんだ。僕はそのクランのことを知らないから。」

「自分の入るクランのことも分からないなんて、やっぱりその程度のクランなんだな。」

「それはまだ分からないじゃないか。」

「そうだな。しかし、お前のクランがいくら強かろうと俺らが倒す。待っているんだな。すぐにお前がどのクランに入ったか見つけてやる。」

「そんな…」

「せいぜいそれまで楽しんでいるんだな。」

そういってルートは帰って行った。

「どうしよう…とりあえずは2日後にクランハウスに行かなきゃ。」

そういって、ノエルは宿に帰って行った。
        
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