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とある少年の物語1
しおりを挟むこれはアインが旅に出る前の話し。
そのころの1人の少年の話。
僕の名前はノエル。王国の中でも小さな町に住んでいる。
しかし、ここにはこの町の子供のボス、ルート君がいる。
そして僕はSランク冒険者を目指しているので毎日冒険者ギルドに通っているんだ。
しかし、今日はルート君がいた。
「おい、ノエルじゃないか。今日も薬草採取に来たのかww」
「兄貴、悪いじゃないですか。あいつはSランク冒険者を目指しているんですよ。この町でももう結構な冒険者じゃないですか…薬草採取のwww」
「お前も悪いなww」
「兄貴ほどでも。」
そう、僕は余り力がないため、冒険者らしいモンスター狩りができないんだ。
「僕だって、将来はモンスターを倒せるように修行をがんばっているんだから。」
「修行じゃどうにかできない壁があるんだよ。そう、この俺のように子供でもモンスターを倒せるようにな。」
ルート君はこの町の周辺にモンスターなら倒せてきてしまうんだ。
「おい、ガキ共、その辺にしておけ。」
「あなたはCランクの…」
「なに?おっさん。」
「お前だって森の奥のモンスターは倒せないだろう。それを倒してから一人前の冒険者を語るんだな。」
「いいよ。僕はこの力であと2年もすればその辺のモンスターを倒せるから。」
「そこの坊主はやめておけ、お前にはこの町の周辺のモンスターでも無理だ。」
「そんな。僕だって修行をすれば…」
「その修行が間違っているんだ。どうせ独学だろう。本物の冒険者の動きを見なければSランク冒険者なんて無理だぞ。」
「それではあなたが修行をしてくれるんですか?」
「それでも良いが、Sランクを目指しているならやめたほうがいい。」
「何故です?」
「もしも俺が教えたとして、本物のA、Sランク冒険者に会ったときに教えてもらえるとしても癖として俺の剣技が残ってしまうんだ。」
「そうなのですか…それでは僕はどうすればいいのでしょうか?」
「それは王都に行くことだろうな。あそこには国内でも強い者が集まっている。しかし、まだ行くのは早すぎる。せめてこの町の周辺のモンスターを倒せるようになってから行きな。」
「しかし、僕が王都に行っても王都の人は相手をしてくれるでしょうか?」
「そうだ、ノエルごときが相手にされるわけがない。」
ルート君もそう思っているようだ。
「王都のクランは基本人手を欲している。たとえ弱くても雑用ができれば採用されるようなこともある。」
「それじゃあ、俺はもうこの町の周辺のモンスターは倒せる。俺は行っていいんだな。」
「いいんじゃないかな。ある程度モンスターが倒せるなら。」
「それじゃあ俺は王都に行くぜ。」
そういってルート君は冒険者ギルドから出て行った。
「それで僕はどうすればいいのですか?」
「とりあえずはこの辺のモンスターが倒せるようになってから考えな。選ぶのはお前次第だ。」
「はい…」
そして僕は家に帰って、1年修行した。
そしてこの周辺のモンスターを倒せるようになった。
「ノエル、本当に行くのかい?」
「うん。お母さん。行って活躍できるようにがんばるよ。」
「分かったわ。あんたを信じるわ、がんばってきて。」
そしてルート君と1年差ができてノエルも王都に向かっていった。
このころのアインは旅を始める準備をしていた。
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