79 / 554
ダンジョン1位になった報酬
しおりを挟む「あっけなかったな。」
「アイン様って神だったのですか?」
「あ、2人には言っていなかったね。」
「まぁ、いまさら驚きませんけどね。」
「悲しいな。人間じゃないのに驚かれないのは。」
「アイン様は人間にはできないような技を使ってますからね。」
「そうだね。まぁいつかばれると思っていたからいいけどね。」
「ちなみにアイン様は、神のランク?って何なんですか?下級神よりも上ということは分かったのですけど。」
「ああ、それは最高神だよ。そのせいで僕を殺せる人はいないんだ。」
「アイン様は無敵って事ですか?さすがです。」
「驚かないんだね。」
「大丈夫です。もうアイン様に関しては驚かないと決めてあるので。」
「は~。分かったよ。それで何をすればいいんだろう。」
『アイン様、1位おめでとうございます。』
「あれ?シムが何でここのダンジョンにいるの?」
『アイン様がこのダンジョンをクリアした時点でダンジョン戦争による効果でこのダンジョンはアイン様のものになったんですよ。なのでここのダンジョンでも私が出てこれたのです。』
「そうなんだ。それでこの後僕はどうすればいいの?」
『本当はここでダンジョンマスターになっていただくのですが、アイン様は創焉覇神なのでできないのですよ。』
「そうなんだ。それで変わりはあるの?」
『はい。とりあえず神にしなくてはいけなかったのですが、それができないのでそこの2人を天使にさせていただきます。』
「天使にするの?階級は?」
『智天使にするつもりですが、最終的には熾天使になるでしょうね。』
「なんで?」
『アイン様の加護を加えると階級が上がるのですよ。』
「そうなんだ。2人とも天使になれるそうだけどなる?」
「はい。アイン様のためになれるなら。」
「なる。」
「2人ともなるそうだ。よろしく。」
『はい。分かりました。』
そして2人の体が光ると羽が生えていた。
「成功だね。でもこの羽ってどうやって消すんだろう。」
『それは本人の意思によって消すことができます。』
「2人とも消してみて。」
「「はい。」」
そして2人の羽は消えた。
「無事に消せたみたいだね。それでシム、僕は何をすればいいの?」
『ダンジョンランキング1位になったアイン様はこれから攻略されないように気をつけてください。』
「分かってるよ。それで他にやらなきゃいけないことはあるの?」
『やらなきゃいけないわけではありませんが、今回のことでダンジョン内に作れるものは増えましたよ。』
「そうなんだ。それで何が作れるようになったの?」
『ダンジョン1位で作れるものは結構ありますが元々アイン様の神の力を使えば作れたものばかりですよ。』
「そうなんだ。それじゃあ僕にはあまりメリットはないの?」
『そうですね。アイン様にとって得なことといえば、その2人が天使になったこととこれから先ダンジョンポイントが入らないことですね。』
「ダンジョンポイントが入らないっていいことなの?」
『正確に言うならダンジョンポイントを金に変えることもできるということです。その逆のお金をダンジョンポイントに変えることもできます。』
「そうなんだ。それじゃあこれからはダンジョンポイントがたまるごとにお金が入ってくるということ?」
『そういうことですね。これだけでも結構な資金になりますよ。』
「それなら1位になった事にもメリットがあったのかな。」
『アイン様は元々私のわがままなお願いを聞いてくれたので感謝しているのですよ。』
「そうだね。シムの助けにもなったし、これでよかったか。それじゃあ帰るね。」
『はい。今回は1位になっていただきありがとうございました。』
「気にしないで。」
そういってアインは自分の領に帰った。
95
お気に入りに追加
4,624
あなたにおすすめの小説

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜
仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。
森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。
その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。
これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語
今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ!
競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。
まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。

無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています

異端の紅赤マギ
みどりのたぬき
ファンタジー
【なろう83000PV超え】
---------------------------------------------
その日、瀧田暖はいつもの様にコンビニへ夕食の調達に出掛けた。
いつもの街並みは、何故か真上から視線を感じて見上げた天上で暖を見る巨大な『眼』と視線を交わした瞬間激変した。
それまで見ていたいた街並みは巨大な『眼』を見た瞬間、全くの別物へと変貌を遂げていた。
「ここは異世界だ!!」
退屈な日常から解き放たれ、悠々自適の冒険者生活を期待した暖に襲いかかる絶望。
「冒険者なんて職業は存在しない!?」
「俺には魔力が無い!?」
これは自身の『能力』を使えばイージーモードなのに何故か超絶ヘルモードへと突き進む一人の人ならざる者の物語・・・
---------------------------------------------------------------------------
「初投稿作品」で色々と至らない点、文章も稚拙だったりするかもしれませんが、一生懸命書いていきます。
また、時間があれば表現等見直しを行っていきたいと思っています。※特に1章辺りは大幅に表現等変更予定です、時間があれば・・・
★次章執筆大幅に遅れています。
★なんやかんやありまして...
異世界でスローライフを満喫する為に
美鈴
ファンタジー
ホットランキング一位本当にありがとうございます!
【※毎日18時更新中】
タイトル通り異世界に行った主人公が異世界でスローライフを満喫…。出来たらいいなというお話です!
※カクヨム様にも投稿しております
※イラストはAIアートイラストを使用
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる