75 / 554
新たな国でも救済
しおりを挟む
そして次の国に入る国境線にて。
「アイン様、ここの国の国境線には人がいませんね。」
「ああ、そうだね。でも中に入れば分かると思うよ。」
「そうなんですか?」
「うん。それじゃあ入ろうか。」
そして3人は中に入った。
「アイン様、ここの国はずいぶんと廃れていませんか?」
「ここ、何もない。」
「そうだね。ここの国は結構前に戦争に負けてから海外との交流を持たなかったから廃れているんだ。」
「何故、他の国との交流を持たなかったのでしょうか?」
「その当時の王様が戦争に負けて、国の大事な書類の中に他の国は最低だと書いたからだよ。」
「戦争の被害者だからでしょうか?」
「いや、元々この国が戦争を始めたんだよ。」
「そんな!この国から戦争を仕掛けて負けたのに他の国を最低だといっているのですか?」
「まぁ、それは当時の王が他の国を怨んで書いたんだろうけど、ここの国の王様は代々その書物を見て、海外とは交流を持たないらしいよ。」
「アイン様はこの国と交流を持とうとしているのですか?」
「それは持っておいたほうがいいけど無理だろうね。ここの王様は代々他の国の偉い人の言葉に聞き耳持たないらしいから。」
「そうなのですね。この国の現状が分かってないのでしょうか?」
「この国の王様なら分からないよ。」
「何故です?どうせこの国は最下位の7位でしょうに。」
「確かにこの国は7位だけど、この国の王都は豪華なんだ。」
「あ、もしかしてこの国って典型的な愚王が納めている国ですか?」
「うん。あの4位の国と同じだけどあの国のほうがいいくらいに見えるよ。」
「それではこの国でも市民に協力してもらって王を倒すのですか?」
「無理だね。なぜならこの国の市民は王都の人以外はとてもじゃないけど戦えるような状態じゃないから。」
「ここの国はそこまでひどいのですね。」
「うん。王都の街以外の人は1日1食くらいじゃないかな。」
「王は本当にひどいですね。」
「いや、正確に言うと宰相がひどいんだよ。王は王都からは出ないから他の街のことはわからないんだ。」
「そうだったのですね。それではどうするのですか?」
「とりあえず王都には行かないで他の街の人で僕の領民になってくれないか言っていこう。」
「つまりこの国の王都以外を取り込むのですね。」
「そういうことになるね。」
「それでは急いだほうがいいですかね?」
「そうだね。それにさっき言った宰相は他の町に興味がないそうだからたぶん気が付かないと思うよ。」
「そんなに無関心なんですね。」
「国がやっていけるのは王都と他の街で助け合っているからだと思っていたんだけどこういう国もあるっていうことだね。」
「そうですね。」
「それじゃあいろんな街に提案してこようか。」
アインは王都以外の街に行き、アインの領地内の街と同じ暮らしを提案したらすべての人が僕の領地に移動してくれると言った。
~町にて~
「しかしアイン様、移動ってどうすればいいのですか?」
「君たちにはここにいてもらうよ。しかし転移魔法でいろんな街を行き来できる場所を作っておくから。」
「それでは何故移動といったのですか?」
「それはこの国から離れて、僕の領民として移動してくれるかい?という意味だったんだ。」
「そうだったのですね。それにしても他国の我々を救ってくれるなんてありがとうございます。この国の教えで他国は最低だと教えられていたので。」
「そうだったのですね。本当は違うので今度教えますよ。」
「それはありがたいです。実は今の宰相になってから学校がなくなったのですよ。そのため今の教えは教えられたのですがほかのことはぜんぜん分からないのですよ。」
「そうか~…それではここにも学校を作りますね。」
「そんな!学校まで。」
「優秀な人が多いほど僕も得をしますから。」
「それでも普通はこんな小さな町に学校なんて作ってくれませんよ。」
「いいですよ。僕が作るって言ったんで。」
「本当に…本当にありがとうございます。」
「それでは僕は帰りますね。教師も選ばなくてはいけないので。」
「はい。分かりました。」
そしてアインはグランド領に戻り、教師や作らなきゃいけないものなどの用意を始めた。
ツイッターにて、イラストを募集しています。
「アイン様、ここの国の国境線には人がいませんね。」
「ああ、そうだね。でも中に入れば分かると思うよ。」
「そうなんですか?」
「うん。それじゃあ入ろうか。」
そして3人は中に入った。
「アイン様、ここの国はずいぶんと廃れていませんか?」
「ここ、何もない。」
「そうだね。ここの国は結構前に戦争に負けてから海外との交流を持たなかったから廃れているんだ。」
「何故、他の国との交流を持たなかったのでしょうか?」
「その当時の王様が戦争に負けて、国の大事な書類の中に他の国は最低だと書いたからだよ。」
「戦争の被害者だからでしょうか?」
「いや、元々この国が戦争を始めたんだよ。」
「そんな!この国から戦争を仕掛けて負けたのに他の国を最低だといっているのですか?」
「まぁ、それは当時の王が他の国を怨んで書いたんだろうけど、ここの国の王様は代々その書物を見て、海外とは交流を持たないらしいよ。」
「アイン様はこの国と交流を持とうとしているのですか?」
「それは持っておいたほうがいいけど無理だろうね。ここの王様は代々他の国の偉い人の言葉に聞き耳持たないらしいから。」
「そうなのですね。この国の現状が分かってないのでしょうか?」
「この国の王様なら分からないよ。」
「何故です?どうせこの国は最下位の7位でしょうに。」
「確かにこの国は7位だけど、この国の王都は豪華なんだ。」
「あ、もしかしてこの国って典型的な愚王が納めている国ですか?」
「うん。あの4位の国と同じだけどあの国のほうがいいくらいに見えるよ。」
「それではこの国でも市民に協力してもらって王を倒すのですか?」
「無理だね。なぜならこの国の市民は王都の人以外はとてもじゃないけど戦えるような状態じゃないから。」
「ここの国はそこまでひどいのですね。」
「うん。王都の街以外の人は1日1食くらいじゃないかな。」
「王は本当にひどいですね。」
「いや、正確に言うと宰相がひどいんだよ。王は王都からは出ないから他の街のことはわからないんだ。」
「そうだったのですね。それではどうするのですか?」
「とりあえず王都には行かないで他の街の人で僕の領民になってくれないか言っていこう。」
「つまりこの国の王都以外を取り込むのですね。」
「そういうことになるね。」
「それでは急いだほうがいいですかね?」
「そうだね。それにさっき言った宰相は他の町に興味がないそうだからたぶん気が付かないと思うよ。」
「そんなに無関心なんですね。」
「国がやっていけるのは王都と他の街で助け合っているからだと思っていたんだけどこういう国もあるっていうことだね。」
「そうですね。」
「それじゃあいろんな街に提案してこようか。」
アインは王都以外の街に行き、アインの領地内の街と同じ暮らしを提案したらすべての人が僕の領地に移動してくれると言った。
~町にて~
「しかしアイン様、移動ってどうすればいいのですか?」
「君たちにはここにいてもらうよ。しかし転移魔法でいろんな街を行き来できる場所を作っておくから。」
「それでは何故移動といったのですか?」
「それはこの国から離れて、僕の領民として移動してくれるかい?という意味だったんだ。」
「そうだったのですね。それにしても他国の我々を救ってくれるなんてありがとうございます。この国の教えで他国は最低だと教えられていたので。」
「そうだったのですね。本当は違うので今度教えますよ。」
「それはありがたいです。実は今の宰相になってから学校がなくなったのですよ。そのため今の教えは教えられたのですがほかのことはぜんぜん分からないのですよ。」
「そうか~…それではここにも学校を作りますね。」
「そんな!学校まで。」
「優秀な人が多いほど僕も得をしますから。」
「それでも普通はこんな小さな町に学校なんて作ってくれませんよ。」
「いいですよ。僕が作るって言ったんで。」
「本当に…本当にありがとうございます。」
「それでは僕は帰りますね。教師も選ばなくてはいけないので。」
「はい。分かりました。」
そしてアインはグランド領に戻り、教師や作らなきゃいけないものなどの用意を始めた。
ツイッターにて、イラストを募集しています。
99
お気に入りに追加
4,624
あなたにおすすめの小説

チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“
瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
だが、死亡する原因には不可解な点が…
数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、
神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

同級生の女の子を交通事故から庇って異世界転生したけどその子と会えるようです
砂糖流
ファンタジー
俺は楽しみにしていることがあった。
それはある人と話すことだ。
「おはよう、優翔くん」
「おはよう、涼香さん」
「もしかして昨日も夜更かししてたの? 目の下クマができてるよ?」
「昨日ちょっと寝れなくてさ」
「何かあったら私に相談してね?」
「うん、絶対する」
この時間がずっと続けばいいと思った。
だけどそれが続くことはなかった。
ある日、学校の行き道で彼女を見つける。
見ていると横からトラックが走ってくる。
俺はそれを見た瞬間に走り出した。
大切な人を守れるなら後悔などない。
神から貰った『コピー』のスキルでたくさんの人を救う物語。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
空想の中で自由を謳歌していた少年、晴人は、ある日突然現実と夢の境界を越えたような事態に巻き込まれる。
目覚めると彼は真っ白な空間にいた。
動揺するクラスメイト達、状況を掴めない彼の前に現れたのは「神」を名乗る怪しげな存在。彼はいままさにこのクラス全員が異世界へと送り込まれていると告げる。
神は異世界で生き抜く力を身に付けるため、自分に合った能力を自らの手で選び取れと告げる。クラスメイトが興奮と恐怖の狭間で動き出す中、自分の能力欄に違和感を覚えた晴人は手が進むままに動かすと他の者にはない力が自分の能力獲得欄にある事に気がついた。
龍神、邪神、魔神、妖精神、鍛治神、盗神。
六つの神の称号を手に入れ有頂天になる晴人だったが、クラスメイト達が続々と異世界に向かう中ただ一人取り残される。
神と二人っきりでなんとも言えない感覚を味わっていると、突如として鳴り響いた警告音と共に異世界に転生するという不穏な言葉を耳にする。
気が付けばクラスメイト達が転移してくる10年前の世界に転生した彼は、名前をエルピスに変え異世界で生きていくことになる──これは、夢見る少年が家族と運命の為に戦う物語。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?
はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、
強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。
母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、
その少年に、突然の困難が立ちはだかる。
理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。
一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。
それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。
そんな少年の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる