43 / 554
グランド領対教会2
しおりを挟む
~教会サイド~
「くそっ。確かに人数が多すぎるな。」
「でも1人1人はそこまで強くないし、なぜか重傷を負う前に帰っているから進みやすいけどね。」
「しかし、まだちゃんと一人も倒してないからな。あまり能力も使えてないし。」
「ハイヒューマンになったときにもらえた能力か。」
「ああ、相手が逃げ帰らなければ使えるんだがな。」
「でも、押してきているからいいじゃん。」
「そうだな。選ばれし我々に敗北はない。」
「お、なんか新しい部隊が来たぞ。」
「さっさと倒してやろうぜ。」
「ああ。」
~グランド領サイド~
「隊長。なんか三人の人影が見えてきたのですが、あれがハイヒューマンの3人ですかね。」
「そうだろうな。しかしこちらもハイヒューマン。しかもこちらは200万人いるからな。」
「じゃあ平気ですね。」
「しかし彼らは自分の力でハイヒューマンになったものたちだ。数で押し切るぞ。」
「はい。」
そして両軍は衝突した。
「お、新しい軍は強そうじゃないか。」
「あなたたちはハイヒューマンの人ですか?」
「何だ?俺たちのことを知っててここに来たのか?だったら無謀だな。」
「戦ってみなければ分からない。」
「俺の能力は最強だ。」
「じゃあ、始めるぞ。」
そういってグランド領の兵は普通の剣で切りつけた。
しかし剣は折れてしまった。
「何があったんだ?」
「俺の能力は『下位服従』この効果は自分より下のものは俺に攻撃を食らわせることはできない。」
「しかしなぜ剣が折れたんだ?」
「簡単だ。この能力は攻撃してきたもので決まる。もし種族的に俺以上だったとしても剣が俺以下の装備だったら俺は食らわん。」
「なるほど。それじゃあ、本気で行くしかないな。」
そういってグランド領兵はアイン特製の装備を取り出した。
「それでは行くぞ。」
「何なんだこれは!何で下位服従が効かない!」
「我々もハイヒューマンだからな。」
「何!そんなことは本国から聞いてないぞ。」
「そんなのこちらが秘密にしていれば報告もされないだろう。」
「くそっ。こんなところで終わるわけにはいかない。転生者としてもっと人生を謳歌するんだ。他の二人はまだか。」
「その二人ならもう終わっている。」
「何!なぜだ。」
「君は下位服従のせいで一撃で倒せなかったけど、他の二人には普通に効くからな。」
「ちっ。使えないやつらめ。」
「君も殺しはしない。君をここで気絶させて他の場所に連れて行く。」
「畜生が~。」
「これで終わる。後は残っている軍にすべてを任せて帰っていった中央の連中をどうにかすれば終わりだ。」
「行きましょう隊長。もうこれで終わりです。」
「それではみんな行くぞ。」
そうして、グランド領の兵たちは中央に向かっていった。
「くそっ。確かに人数が多すぎるな。」
「でも1人1人はそこまで強くないし、なぜか重傷を負う前に帰っているから進みやすいけどね。」
「しかし、まだちゃんと一人も倒してないからな。あまり能力も使えてないし。」
「ハイヒューマンになったときにもらえた能力か。」
「ああ、相手が逃げ帰らなければ使えるんだがな。」
「でも、押してきているからいいじゃん。」
「そうだな。選ばれし我々に敗北はない。」
「お、なんか新しい部隊が来たぞ。」
「さっさと倒してやろうぜ。」
「ああ。」
~グランド領サイド~
「隊長。なんか三人の人影が見えてきたのですが、あれがハイヒューマンの3人ですかね。」
「そうだろうな。しかしこちらもハイヒューマン。しかもこちらは200万人いるからな。」
「じゃあ平気ですね。」
「しかし彼らは自分の力でハイヒューマンになったものたちだ。数で押し切るぞ。」
「はい。」
そして両軍は衝突した。
「お、新しい軍は強そうじゃないか。」
「あなたたちはハイヒューマンの人ですか?」
「何だ?俺たちのことを知っててここに来たのか?だったら無謀だな。」
「戦ってみなければ分からない。」
「俺の能力は最強だ。」
「じゃあ、始めるぞ。」
そういってグランド領の兵は普通の剣で切りつけた。
しかし剣は折れてしまった。
「何があったんだ?」
「俺の能力は『下位服従』この効果は自分より下のものは俺に攻撃を食らわせることはできない。」
「しかしなぜ剣が折れたんだ?」
「簡単だ。この能力は攻撃してきたもので決まる。もし種族的に俺以上だったとしても剣が俺以下の装備だったら俺は食らわん。」
「なるほど。それじゃあ、本気で行くしかないな。」
そういってグランド領兵はアイン特製の装備を取り出した。
「それでは行くぞ。」
「何なんだこれは!何で下位服従が効かない!」
「我々もハイヒューマンだからな。」
「何!そんなことは本国から聞いてないぞ。」
「そんなのこちらが秘密にしていれば報告もされないだろう。」
「くそっ。こんなところで終わるわけにはいかない。転生者としてもっと人生を謳歌するんだ。他の二人はまだか。」
「その二人ならもう終わっている。」
「何!なぜだ。」
「君は下位服従のせいで一撃で倒せなかったけど、他の二人には普通に効くからな。」
「ちっ。使えないやつらめ。」
「君も殺しはしない。君をここで気絶させて他の場所に連れて行く。」
「畜生が~。」
「これで終わる。後は残っている軍にすべてを任せて帰っていった中央の連中をどうにかすれば終わりだ。」
「行きましょう隊長。もうこれで終わりです。」
「それではみんな行くぞ。」
そうして、グランド領の兵たちは中央に向かっていった。
59
お気に入りに追加
4,422
あなたにおすすめの小説
チートな嫁たちに囲まれて異世界で暮らしています
もぶぞう
ファンタジー
森でナギサを拾ってくれたのはダークエルフの女性だった。
使命が有る訳でも無い男が強い嫁を増やしながら異世界で暮らす話です(予定)。
間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜
舞桜
ファンタジー
初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎
って、何故こんなにハイテンションかと言うとただ今絶賛大パニック中だからです!
何故こうなった…
突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、
手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、
だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎
転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?
そして死亡する原因には不可解な点が…
様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、
目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“
そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪
*神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのかのんびりできるといいね!(希望的観測っw)
*投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい
*この作品は“小説家になろう“にも掲載しています
異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?
よっしぃ
ファンタジー
よう!俺の名はルドメロ・ララインサルって言うんだぜ!
こう見えて高名な冒険者・・・・・になりたいんだが、何故か何やっても俺様の思うようにはいかないんだ!
これもみんな小さい時に頭打って、記憶を無くしちまったからだぜ、きっと・・・・
どうやら俺は、転生?って言うので、神によって異世界に送られてきたらしいんだが、俺様にはその記憶がねえんだ。
周りの奴に聞くと、俺と一緒にやってきた連中もいるって話だし、スキルやらステータスたら、アイテムやら、色んなものをポイントと交換して、15の時にその、特別なポイントを取得し、冒険者として成功してるらしい。ポイントって何だ?
俺もあるのか?取得の仕方がわかんねえから、何にもないぜ?あ、そう言えば、消えないナイフとか持ってるが、あれがそうなのか?おい、記憶をなくす前の俺、何取得してたんだ?
それに、俺様いつの間にかペット(フェンリルとドラゴン)2匹がいるんだぜ!
よく分からんが何時の間にやら婚約者ができたんだよな・・・・
え?俺様チート持ちだって?チートって何だ?
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
話を進めるうちに、少し内容を変えさせて頂きました。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
異世界をスキルブックと共に生きていく
大森 万丈
ファンタジー
神様に頼まれてユニークスキル「スキルブック」と「神の幸運」を持ち異世界に転移したのだが転移した先は海辺だった。見渡しても海と森しかない。「最初からサバイバルなんて難易度高すぎだろ・・今着てる服以外何も持ってないし絶対幸運働いてないよこれ、これからどうしよう・・・」これは地球で平凡に暮らしていた佐藤 健吾が死後神様の依頼により異世界に転生し神より授かったユニークスキル「スキルブック」を駆使し、仲間を増やしながら気ままに異世界で暮らしていく話です。神様に貰った幸運は相変わらず仕事をしません。のんびり書いていきます。読んで頂けると幸いです。
転生王子の異世界無双
海凪
ファンタジー
幼い頃から病弱だった俺、柊 悠馬は、ある日神様のミスで死んでしまう。
特別に転生させてもらえることになったんだけど、神様に全部お任せしたら……
魔族とエルフのハーフっていう超ハイスペック王子、エミルとして生まれていた!
それに神様の祝福が凄すぎて俺、強すぎじゃない?どうやら世界に危機が訪れるらしいけど、チートを駆使して俺が救ってみせる!
おっさんの異世界建国記
なつめ猫
ファンタジー
中年冒険者エイジは、10年間異世界で暮らしていたが、仲間に裏切られ怪我をしてしまい膝の故障により、パーティを追放されてしまう。さらに冒険者ギルドから任された辺境開拓も依頼内容とは違っていたのであった。現地で、何気なく保護した獣人の美少女と幼女から頼られたエイジは、村を作り発展させていく。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる