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魔王の活躍と教会
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あのあと前魔王は魔王領に戻り、魔族のみんなに新たな神について教えたり、グランド領の領民にも伝えていった。
「そんなに教えても信徒になってくれるの?」
「他の領地は分かりませんが、魔王領とグランド領に関してはみんな入ってくれるようです。」
「そうなの?確か魔王領って結構な人がいたから多くない?」
「多いですよ。魔王領とグランド領をあわせたら結構な人数がいるので、もうすでに人数では多いですよ。」
「そうだ!そんなに神って勝手に決めてもいいの?」
「教会の条件によると、教会に申請してから1週間以内に信徒が100人を超えていれば認められるようです。」
「じゃあその条件はもう超えているんだね。」
「はい。なのでもあなたは神として活躍はできますよ。ちなみに各地に行っているクランのものや、商会のものにも信徒を増やすように言ってあります。」
「そうなんだ。じゃあとりあえずしばらく待ってみよう。」
~一ヵ月後~
「そういえば信徒の数はどうなったの?」
「あれから地方に散らばっていた人たちががんばってくれたおかげで、結構多くなりました。」
「具体的には?」
「今登録されている神の信徒の数を合わせて私たちの信徒と同じくらいです。」
「それって教会に登録されている神の信徒の合計が、僕の信徒と同じくらいなの?」
「はい。なのでもう教会に属している信徒の量では半分は我々の信徒です。」
「そ、そうなんだ。じゃあできる範囲でいいからがんばってね。」
「はい。」
~教会サイド~
「あれ?新たに神が登録されるな。」
「本当ですか大神官様。」
「ああ、だがまた自分の尊敬する人なんかを神にしようとしているんだろう。」
「そんなに落ち着いてていいのですか?」
「ああ。1週間で100人集まらなければ神認定しないし、もし100人集まっても昔からあるところには勝てないだろう。」
「それならいいのですが…なんかいやな予感がするんですよ。」
「お前はまだ神官になったばっかりだからな。こういうことは良くあるんだ。まぁ落ち着いて待っておこう。」
「分かりました。」
~一ヵ月後~
「大神官様~!!」
「何だ?朝から騒がしいな。」
「大神官様。前に話していた神候補の信徒の数がどこの神の信徒よりも上回ってしまいました。」
「何!?何でこんなことに。」
「しかも、信徒の種族がさまざまで魔族もいますが人間のほうも多いので、魔神にすることもできません。」
「しかし信徒の中に魔族がいるのならそれを建前に注意をすればいいのだ。」
「まさか、規則を破ってまで阻止するんですか?」
「やっとここまで来たんだ。新しい信徒どもにこの立場は渡さん。」
「もし、そのものどもが反抗してきたらどうするんですか?」
「そのときには戦争を起こせばいい。昔は自分の信じる神のために戦争を起こしている人たちがいたそうだからな。」
「しかし相手は他のすべての信徒を合わせてもやっと同じ人数ですよ。」
「しかし今やっておかねばもっと増えてしまう。今たたくしかないんだ。」
「分かりました。他の者たちにも伝えておきます。」
(大丈夫だ。まだできたばっかりの信徒共だ。そんなに力が有るはずがない。)
このものは、アインの兵の実力も、上位魔族の力も知らなかったのだ。
「そんなに教えても信徒になってくれるの?」
「他の領地は分かりませんが、魔王領とグランド領に関してはみんな入ってくれるようです。」
「そうなの?確か魔王領って結構な人がいたから多くない?」
「多いですよ。魔王領とグランド領をあわせたら結構な人数がいるので、もうすでに人数では多いですよ。」
「そうだ!そんなに神って勝手に決めてもいいの?」
「教会の条件によると、教会に申請してから1週間以内に信徒が100人を超えていれば認められるようです。」
「じゃあその条件はもう超えているんだね。」
「はい。なのでもあなたは神として活躍はできますよ。ちなみに各地に行っているクランのものや、商会のものにも信徒を増やすように言ってあります。」
「そうなんだ。じゃあとりあえずしばらく待ってみよう。」
~一ヵ月後~
「そういえば信徒の数はどうなったの?」
「あれから地方に散らばっていた人たちががんばってくれたおかげで、結構多くなりました。」
「具体的には?」
「今登録されている神の信徒の数を合わせて私たちの信徒と同じくらいです。」
「それって教会に登録されている神の信徒の合計が、僕の信徒と同じくらいなの?」
「はい。なのでもう教会に属している信徒の量では半分は我々の信徒です。」
「そ、そうなんだ。じゃあできる範囲でいいからがんばってね。」
「はい。」
~教会サイド~
「あれ?新たに神が登録されるな。」
「本当ですか大神官様。」
「ああ、だがまた自分の尊敬する人なんかを神にしようとしているんだろう。」
「そんなに落ち着いてていいのですか?」
「ああ。1週間で100人集まらなければ神認定しないし、もし100人集まっても昔からあるところには勝てないだろう。」
「それならいいのですが…なんかいやな予感がするんですよ。」
「お前はまだ神官になったばっかりだからな。こういうことは良くあるんだ。まぁ落ち着いて待っておこう。」
「分かりました。」
~一ヵ月後~
「大神官様~!!」
「何だ?朝から騒がしいな。」
「大神官様。前に話していた神候補の信徒の数がどこの神の信徒よりも上回ってしまいました。」
「何!?何でこんなことに。」
「しかも、信徒の種族がさまざまで魔族もいますが人間のほうも多いので、魔神にすることもできません。」
「しかし信徒の中に魔族がいるのならそれを建前に注意をすればいいのだ。」
「まさか、規則を破ってまで阻止するんですか?」
「やっとここまで来たんだ。新しい信徒どもにこの立場は渡さん。」
「もし、そのものどもが反抗してきたらどうするんですか?」
「そのときには戦争を起こせばいい。昔は自分の信じる神のために戦争を起こしている人たちがいたそうだからな。」
「しかし相手は他のすべての信徒を合わせてもやっと同じ人数ですよ。」
「しかし今やっておかねばもっと増えてしまう。今たたくしかないんだ。」
「分かりました。他の者たちにも伝えておきます。」
(大丈夫だ。まだできたばっかりの信徒共だ。そんなに力が有るはずがない。)
このものは、アインの兵の実力も、上位魔族の力も知らなかったのだ。
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