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君たちを見続ける
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吉井深雪は息を潜め、じっと外の様子を窺っていた。どうやって、ここから出たらいいのだろう……。
不安そうに、辺りを見回す深雪。彼女が今いるのは、廃墟と化した空き家である。周囲からは、カサカサという音が聞こえる。虫や小動物などが動いている音であろうか。床には、得体の知れない何かの残骸やゴミくずが散らばっていた。その上、空には星が出ている。もう、夜になっていた。
まだ小学生の深雪にしてみれば、こんな時間に、こんな場所には居たくないであろう。しかし、彼女にはここから出られない理由があった。
なせなら……深雪は今、一糸まとわぬ姿で震えているからだ。
「なんで……なんであたしが、こんな目に遭わされるの……」
不意に、深雪の目から涙が零れる。彼女は、もはやどうすればいいのか分からなかった。ただ、地面を見つめながら涙を流す以外に何も出来なかったのだ。
その時、どこからともなく不思議な声が聞こえてきた。
「お前、こんな所で何してるニャ?」
その声に、深雪は慌てて振り向く。
月明かりの下に見えたものは、一匹の黒猫であった。
「えっ?」
驚き、戸惑う深雪。だが、黒猫はお構い無しだ。またしても話しかけてきた。
「お前、聞いてるのかニャ? それにしても、こんな場所を裸でウロウロするとは、本当に変な奴だニャ」
呆れたような口調で言うと、黒猫は毛繕いを始めた。自分の体の毛を、丁寧に舐めている。
「ね、猫なのに……喋れるの?」
深雪は自分の置かれた状況も忘れ、黒猫に話しかけた。
すると、黒猫は顔を上げる。
「あたしは、化け猫のミーコだニャ。二百年も生きていれば、人間の言葉くらいペラペラだニャ」
そう言うと、黒猫は毛繕いを再開した。
深雪は改めて、黒猫をまじまじと見つめる。体つきは痩せすぎず太りすぎず、ちょうどいいバランスであった。毛並みはとても美しく、野良猫には見えない。しかも、長くふさふさとした尻尾は二本生えていた。
「ところで、お前はなんで裸なんだニャ? 外で裸になる趣味でもあるのかニャ?」
不意にこちらを向き、尋ねてきたミーコ。深雪は慌てて首を振った。
「ち、違うよ!」
「じゃあ、なんで裸でいるニャ?」
なおも尋ねるミーコ。すると、深雪は下を向いた。
「脱がされて、隠された」
「隠された? どういう意味だニャ?」
ミーコの問いに、深雪は悔しそうな表情で下を向いた。
「服を、隠されたんだよ……」
「いや、それは分かるニャよ。誰が隠したのかニャ? 何のために、そんなことをしたニャ?」
さらに尋ねるミーコだが、深雪は答えず下を向いたままだ。その目には、涙が溢れている。
やがて、深雪は声を絞り出した。
「知らないよ……何のためにそんなことをしたのかって? そんなの、わたしが聞きたいよ……」
深雪の言葉には、嗚咽が混じっている。彼女は、そのまま泣き崩れた。
すると、ため息をつくような声が聞こえた。
「しょうがない奴だニャ。ちょっと待ってろニャ。あたしが戻って来るまで、ここを動いては行けないニャよ」
そう言うと、ミーコはのっそりと出て行った。
震えながら、物陰に隠れて待っている深雪。どのくらいの時間が経過したであろうか……深雪の耳に、足音が聞こえてきた。はっと顔を上げると、廃墟の中にビニール袋を持った女が入ってきたのが見える。
女は背が高く、Tシャツとジーパンというラフな格好だ。黒髪は長く、異国情緒の漂う不思議な顔立ちをしている。もっとも、美人であるのは間違いない。
だが何より不思議なのは、彼女の頭には猫のような耳が付いていることだった……。
ポカンとした表情で、深雪は女を見つめる。すると、女は呆れた様子で口を開いた。
「なに間抜けな顔してるニャ? お前の服、探したけどなかったニャ。だから、代わりの服を持ってきたニャ。今日はこれ着て帰るニャよ」
言いながら、ビニール袋を差し出す女。その声を聞いた途端、深雪はハッとなった。
「えっ? その声は……あんた、さっきの化け猫なの?」
その言葉を聞いた瞬間、女の目がつり上がる。
「あんたとは何だニャ! あたしは三百年前から生きてる、最強の化け猫ミーコ様だニャ! ガキのくせに生意気だニャ! お礼も言えないのかニャ!」
言うと同時に、びしゅんと音がした。よく見ると、彼女には長い尻尾が生えている。今の音は、尻尾を振った音らしい。
「ご、ごめんなさい……服を持って来てくれて、ありがとう。でも、変身できるなんて凄い」
深雪の言葉に、女……いや、ミーコの表情が僅かに変化した。
「あたしは、四百年も生きてる化け猫だニャ。姿を変えるくらい簡単だニャ。それより、さっさと服着て帰れニャ」
「う、うん」
さっきは二百年生きた、って言ってたのに……などと思いながら、深雪はビニール袋に入っていた服を着る。サイズはバラバラであったが、それでも無いよりはマシだ。
「それ着たら、さっさと帰るニャ。こんな場所に居たら、ロクなことが無いニャよ」
ミーコの言葉に、深雪は頷いた。
「うん。ありがとう、ミーコ」
頭を下げ、深雪はその場を立ち去ろうと歩き出す。 しかし、その足が止まった。
「ミーコ、あなたは化け猫なんだよね。強いんだよね?」
「ニャニャ? そうだニャ。あたしは化け猫だニャ。それがどうかしたのかニャ?」
「あなたに、やっつけて……いや、殺して欲しい奴らがいるの」
静かだが、はっきりとした口調で深雪は言った。しかし、ミーコは何も答えない。黙ったまま、じっと深雪を見つめていた。
そんなミーコに、深雪はなおも語り続ける。
「あいつら、わたしが何もしてないのに、酷いことばかりするんだよ……」
深雪の目から、涙が零れた。これまでにされてきた、数々の仕打ちの記憶が甦る。殴る蹴るは当たり前だった。バケツの中に入った汚水をかけられたり、体操着を切り裂かれたり、教科書を燃やされたり……そして、今日されたこと。
奴らは、深雪が泣きながら頼んでも許してはくれなかった。むしろ、その反応を楽しんでさえいたのだ。
「お願いミーコ、奴らを殺して。もし奴らを殺してくれたら、あたしは何でもするから」
ミーコに訴えかけながら、深雪は頭を下げた。
少しの間を置き、ため息を吐くような音が聞こえた。
「殺すより、もっといい方法があるニャ。そいつらを、永遠に苦しめてやることが出来るニャよ。ただし、人を呪わば穴二つだニャ。お前はその代償として、自分自身の命を差し出すことになるニャ。それでいいのかニャ? お前に、その覚悟はあるのかニャ?」
そう言って、ミーコはじっと深雪を見つめる。その表情は先ほどまでとは違い、険しいものだ。深雪は、思わず後ずさっていた。 だが、ミーコはさらに尋ねる。
「どうするニャ? 決めるのはお前だニャ」
それから二十年後。
とある空き地の前に、ひとりの少女が立っていた。かつて、古い民家が建てられていた場所だが……今は取り壊され、地面の土が剥き出しになっている。
少々は、その空き地に立っていた。二十年前から、ずっと……。
彼女はかつて、深雪という名だった。
深雪の前を、大勢の人間が通りすぎて行く。しかし、彼女の存在には気づかない。そもそも、深雪の姿を見ることすら出来ないのだから。
そんな深雪の視線の先には、顔だけになった少女たちがいた。全員、空き地の土の部分から顔を出している。まるで、複数の似顔絵を地面に敷き詰めたかのように。
少女たちは皆、苦悶の表情を浮かべていた。時おり、何やら叫ぼうと口を動かす。だが、声にならない。しかも、その少女たちの顔もまた、行き交う人間たちには見えていないのだ。
苦しみ続ける少女たちの顔を見つめる深雪の口元には、歪んだ笑みが浮かんでいた。
さらに、その表情は満足げでもあった。
不安そうに、辺りを見回す深雪。彼女が今いるのは、廃墟と化した空き家である。周囲からは、カサカサという音が聞こえる。虫や小動物などが動いている音であろうか。床には、得体の知れない何かの残骸やゴミくずが散らばっていた。その上、空には星が出ている。もう、夜になっていた。
まだ小学生の深雪にしてみれば、こんな時間に、こんな場所には居たくないであろう。しかし、彼女にはここから出られない理由があった。
なせなら……深雪は今、一糸まとわぬ姿で震えているからだ。
「なんで……なんであたしが、こんな目に遭わされるの……」
不意に、深雪の目から涙が零れる。彼女は、もはやどうすればいいのか分からなかった。ただ、地面を見つめながら涙を流す以外に何も出来なかったのだ。
その時、どこからともなく不思議な声が聞こえてきた。
「お前、こんな所で何してるニャ?」
その声に、深雪は慌てて振り向く。
月明かりの下に見えたものは、一匹の黒猫であった。
「えっ?」
驚き、戸惑う深雪。だが、黒猫はお構い無しだ。またしても話しかけてきた。
「お前、聞いてるのかニャ? それにしても、こんな場所を裸でウロウロするとは、本当に変な奴だニャ」
呆れたような口調で言うと、黒猫は毛繕いを始めた。自分の体の毛を、丁寧に舐めている。
「ね、猫なのに……喋れるの?」
深雪は自分の置かれた状況も忘れ、黒猫に話しかけた。
すると、黒猫は顔を上げる。
「あたしは、化け猫のミーコだニャ。二百年も生きていれば、人間の言葉くらいペラペラだニャ」
そう言うと、黒猫は毛繕いを再開した。
深雪は改めて、黒猫をまじまじと見つめる。体つきは痩せすぎず太りすぎず、ちょうどいいバランスであった。毛並みはとても美しく、野良猫には見えない。しかも、長くふさふさとした尻尾は二本生えていた。
「ところで、お前はなんで裸なんだニャ? 外で裸になる趣味でもあるのかニャ?」
不意にこちらを向き、尋ねてきたミーコ。深雪は慌てて首を振った。
「ち、違うよ!」
「じゃあ、なんで裸でいるニャ?」
なおも尋ねるミーコ。すると、深雪は下を向いた。
「脱がされて、隠された」
「隠された? どういう意味だニャ?」
ミーコの問いに、深雪は悔しそうな表情で下を向いた。
「服を、隠されたんだよ……」
「いや、それは分かるニャよ。誰が隠したのかニャ? 何のために、そんなことをしたニャ?」
さらに尋ねるミーコだが、深雪は答えず下を向いたままだ。その目には、涙が溢れている。
やがて、深雪は声を絞り出した。
「知らないよ……何のためにそんなことをしたのかって? そんなの、わたしが聞きたいよ……」
深雪の言葉には、嗚咽が混じっている。彼女は、そのまま泣き崩れた。
すると、ため息をつくような声が聞こえた。
「しょうがない奴だニャ。ちょっと待ってろニャ。あたしが戻って来るまで、ここを動いては行けないニャよ」
そう言うと、ミーコはのっそりと出て行った。
震えながら、物陰に隠れて待っている深雪。どのくらいの時間が経過したであろうか……深雪の耳に、足音が聞こえてきた。はっと顔を上げると、廃墟の中にビニール袋を持った女が入ってきたのが見える。
女は背が高く、Tシャツとジーパンというラフな格好だ。黒髪は長く、異国情緒の漂う不思議な顔立ちをしている。もっとも、美人であるのは間違いない。
だが何より不思議なのは、彼女の頭には猫のような耳が付いていることだった……。
ポカンとした表情で、深雪は女を見つめる。すると、女は呆れた様子で口を開いた。
「なに間抜けな顔してるニャ? お前の服、探したけどなかったニャ。だから、代わりの服を持ってきたニャ。今日はこれ着て帰るニャよ」
言いながら、ビニール袋を差し出す女。その声を聞いた途端、深雪はハッとなった。
「えっ? その声は……あんた、さっきの化け猫なの?」
その言葉を聞いた瞬間、女の目がつり上がる。
「あんたとは何だニャ! あたしは三百年前から生きてる、最強の化け猫ミーコ様だニャ! ガキのくせに生意気だニャ! お礼も言えないのかニャ!」
言うと同時に、びしゅんと音がした。よく見ると、彼女には長い尻尾が生えている。今の音は、尻尾を振った音らしい。
「ご、ごめんなさい……服を持って来てくれて、ありがとう。でも、変身できるなんて凄い」
深雪の言葉に、女……いや、ミーコの表情が僅かに変化した。
「あたしは、四百年も生きてる化け猫だニャ。姿を変えるくらい簡単だニャ。それより、さっさと服着て帰れニャ」
「う、うん」
さっきは二百年生きた、って言ってたのに……などと思いながら、深雪はビニール袋に入っていた服を着る。サイズはバラバラであったが、それでも無いよりはマシだ。
「それ着たら、さっさと帰るニャ。こんな場所に居たら、ロクなことが無いニャよ」
ミーコの言葉に、深雪は頷いた。
「うん。ありがとう、ミーコ」
頭を下げ、深雪はその場を立ち去ろうと歩き出す。 しかし、その足が止まった。
「ミーコ、あなたは化け猫なんだよね。強いんだよね?」
「ニャニャ? そうだニャ。あたしは化け猫だニャ。それがどうかしたのかニャ?」
「あなたに、やっつけて……いや、殺して欲しい奴らがいるの」
静かだが、はっきりとした口調で深雪は言った。しかし、ミーコは何も答えない。黙ったまま、じっと深雪を見つめていた。
そんなミーコに、深雪はなおも語り続ける。
「あいつら、わたしが何もしてないのに、酷いことばかりするんだよ……」
深雪の目から、涙が零れた。これまでにされてきた、数々の仕打ちの記憶が甦る。殴る蹴るは当たり前だった。バケツの中に入った汚水をかけられたり、体操着を切り裂かれたり、教科書を燃やされたり……そして、今日されたこと。
奴らは、深雪が泣きながら頼んでも許してはくれなかった。むしろ、その反応を楽しんでさえいたのだ。
「お願いミーコ、奴らを殺して。もし奴らを殺してくれたら、あたしは何でもするから」
ミーコに訴えかけながら、深雪は頭を下げた。
少しの間を置き、ため息を吐くような音が聞こえた。
「殺すより、もっといい方法があるニャ。そいつらを、永遠に苦しめてやることが出来るニャよ。ただし、人を呪わば穴二つだニャ。お前はその代償として、自分自身の命を差し出すことになるニャ。それでいいのかニャ? お前に、その覚悟はあるのかニャ?」
そう言って、ミーコはじっと深雪を見つめる。その表情は先ほどまでとは違い、険しいものだ。深雪は、思わず後ずさっていた。 だが、ミーコはさらに尋ねる。
「どうするニャ? 決めるのはお前だニャ」
それから二十年後。
とある空き地の前に、ひとりの少女が立っていた。かつて、古い民家が建てられていた場所だが……今は取り壊され、地面の土が剥き出しになっている。
少々は、その空き地に立っていた。二十年前から、ずっと……。
彼女はかつて、深雪という名だった。
深雪の前を、大勢の人間が通りすぎて行く。しかし、彼女の存在には気づかない。そもそも、深雪の姿を見ることすら出来ないのだから。
そんな深雪の視線の先には、顔だけになった少女たちがいた。全員、空き地の土の部分から顔を出している。まるで、複数の似顔絵を地面に敷き詰めたかのように。
少女たちは皆、苦悶の表情を浮かべていた。時おり、何やら叫ぼうと口を動かす。だが、声にならない。しかも、その少女たちの顔もまた、行き交う人間たちには見えていないのだ。
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