外道猟姫・釣り独楽お京
生まれ育った村を賊に襲撃され、村人や家族を皆殺しにされた上に、自らも両足を失ったお京。だが彼女は血の滲むような努力の末、超人的な腕力と神域ともいえる釣り独楽(つりごま)の技を身につけた。盲目だが杖術の使い手であるお花や、蘭方医学を学んだお七と共に旅に出る。外道猟姫(げどうりょうき)の殺し旅、とくと御覧あれ。
※差別的用語が登場します。苦手な方は注意してください。また、釣り独楽とは現代のヨーヨーに近いものです。
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ありがとうございます。もっと早く完結させる予定でしたが、六月は個人的にトラブル続きで大変でした。なんとか完走できましたが、いただいた感想のひとつひとつが励みになりました。本当にありがとうございました。
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ありがとうございます。天河は、実は別作品の譲治が伽耶と出会っていなかったら……というイメージで作りました(笑)。
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ありがとうございます。彼は、やっと自分を解き放つことが出来ました。
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ありがとうございます。雉間も、あの世から見守っているでしょう(笑)
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ありがとうございます。いよいよ彼が本気になりました。
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ありがとうございます。この世界こそが地獄なんでしょうね。
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ありがとうございます。悲しいですが……。
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ありがとうございます。このふたりは癒やし系担当でしたが、ようやく結ばれました(笑)
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ありがとうございます。悲しいですが、生き方の違いは如何ともし難いのですよね。
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ありがとうございます。嵐の前触れのような状態ですね。
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ありがとうございます。ラスボス風だけど実は雑魚、というかわいそうな奴です(笑)
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ありがとうございます。彼がなぜ、こうなってしまったのか……もう少しお待ちください(笑)
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ありがとうございます。左門がここまで厭世的になった理由も、いずれ語られます。
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ありがとうございます。藤村の心は、もう壊れているのかもしれません……。
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ありがとうございます。雉間も、満足できたと思います。
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ありがとうございます。彼の過去も、徐々に明かされていきます。
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ありがとうございます。その左門の過去が、次回に少し語られます。
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ありがとうございます。藤村にほ、当分は現れそうもないですね(笑)
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ありがとうございます。その予想は、当たっていると思います(笑)
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ありがとうございます。はい、桃太郎です(笑)。モノローグの人物は、そろそろわかってくると思います。
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ありがとうございます。雉間と藤村の間にも因縁がありまして、後に語られていきます。
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ありがとうございます。精神年齢は幼児並ですが、刀と権力を持っている困った連中です。でも、その馬鹿さゆえに命を落としました……。
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感想ありがとうございます。もちろん、私の中にも悪鬼はいます(笑)。お七という人は、駄目人間を放っておけないところがありまして……後に、そこが出てきます。
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感想ありがとうございます。彼女にも、壮絶な過去がありまして……次回で語られます。
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感想ありがとうございます。お七は本物の医師ですが、それが故に対立する場面が出てきます。
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