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彼女を知りたくて
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「三島くん!あのさ五十嵐先輩の彼女のこと教えて!」
私が言うと三島は
「あんまり話せることないけど、それでもいいなら場所変えて話そう。」
とやはり意味ありげな感じで話した。
私と三島が談話室に向かっている時に五十嵐先輩とすれ違った。五十嵐先輩はやっぱりイケメンだった!もう、歩いてるだけで絵になる男なんだから~
そんなことを考えているうちに談話室に着いた。
「五十嵐先輩が彼女を殴るわけないじゃない!」
と私の第一声が談話室に響く。
「笹野、俺見たんだよ…彼女を殴っているところ…」
そんなはずない…だってあんなにかっこよくて、優しいと噂の先輩だよ?
「見たって、どこで?」
「部活終わって家に帰ってる時に近所の公園に先輩と彼女がいたんだ…」
「なんで、いつも三島くんはそういう現場にいるわけ?」
「そんなこと言われても…俺だって見たくて見たわけじゃないよ!」
こいつ、ドラマだと真っ先に敵に殺されるだろうな~
「とにかく、五十嵐先輩と彼女がしばらく話していて気になったから聞いてたんだ…そしたら喧嘩をしだして五十嵐先輩が彼女を殴ったんだ。」
私は、信じられなかったが三島の目は本当のことを言っていると訴えていた。
「どこを殴ったの?」
「お腹をワンパン…」
お腹…先輩あなたはクズなんですか?
私は、なぜ王子様のような人と出会えないのですか?神様…!
「あのさ…ずっと聞きたかったんだけど…先輩の彼女って誰?」
私は、先輩の彼女が気になりすぎてソワソワしていた。
「それは言えない…」
「なんで?」
その後も三島は絶対に彼女の名前を言わなかった。なんでだろう?私になにか知られたくないことであるのかな…
王子様もいない、こんな高校生活嫌だな…
つづく
私が言うと三島は
「あんまり話せることないけど、それでもいいなら場所変えて話そう。」
とやはり意味ありげな感じで話した。
私と三島が談話室に向かっている時に五十嵐先輩とすれ違った。五十嵐先輩はやっぱりイケメンだった!もう、歩いてるだけで絵になる男なんだから~
そんなことを考えているうちに談話室に着いた。
「五十嵐先輩が彼女を殴るわけないじゃない!」
と私の第一声が談話室に響く。
「笹野、俺見たんだよ…彼女を殴っているところ…」
そんなはずない…だってあんなにかっこよくて、優しいと噂の先輩だよ?
「見たって、どこで?」
「部活終わって家に帰ってる時に近所の公園に先輩と彼女がいたんだ…」
「なんで、いつも三島くんはそういう現場にいるわけ?」
「そんなこと言われても…俺だって見たくて見たわけじゃないよ!」
こいつ、ドラマだと真っ先に敵に殺されるだろうな~
「とにかく、五十嵐先輩と彼女がしばらく話していて気になったから聞いてたんだ…そしたら喧嘩をしだして五十嵐先輩が彼女を殴ったんだ。」
私は、信じられなかったが三島の目は本当のことを言っていると訴えていた。
「どこを殴ったの?」
「お腹をワンパン…」
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「あのさ…ずっと聞きたかったんだけど…先輩の彼女って誰?」
私は、先輩の彼女が気になりすぎてソワソワしていた。
「それは言えない…」
「なんで?」
その後も三島は絶対に彼女の名前を言わなかった。なんでだろう?私になにか知られたくないことであるのかな…
王子様もいない、こんな高校生活嫌だな…
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