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四十九話 幽霊疑惑
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「うるさい、黙れ。」
レイド兄さんが私の頭をチョップした。結構力が入っていたのかうなじらへんがジーンと痛む。
「痛っ~!そりゃあ大声出した私が悪かったけどさ....チョップはないでしょ...」
「.....ん?誰か来たの?」
さっきまで眠っていた女の子がむくっと起き上がった。女の子はパッと暗かった室内を明るくし、私達を見るに目をぱちくりさせていた。
「あっ、明るくなったな。」
(明るくなったけど大丈夫かしら、ずっと固まって動かないわよ?)
スピカの言う通り、女の子は固まって動かなかった。流石にここまで来ると心配になってくる。
「あの~大丈夫ですか?」
しばらくは様子を見ようと思っていたけど意を決して話しかけてみることにした。
「なっ‼なっ⁉なんでここに来れたのッ⁉」
「へっ?」
女の子は改めて私達を見ると後退りした。
「えっと....」
「もしかして幽霊⁉」
予想外の反応であっけにとられてしまう。逆にこっちがあなたのことをお化けといて思ったよ‼どうしようか悩んでいるとスピカが前に出た。
(幽霊じゃないわよ‼創造主様‼ちゃんとあなたの試練、突破して来たんだから‼)
「えっ創造主なの⁉」
(見てわかるでしょう。この室内の中にいるってことは創造主しか無いでしょ?)
スピカが当然のように聞いてきた。いやそんな事言われてもわからんし.....
「なっなるほど~」
なんとなくわからないと言うとバカにされそうだったので適当に相槌をうっておくことにした。
「それで?ちゃんと来たぞ。創造主様。」
レイド兄さんが少しなめた口で問いかけるとやっと落ち着いたようで、立ち上がった。
「....そうね。そろそろ現実見無いと....」
意外とまともな人にちょっとびっくりした。創造主は立ち上がって膝のホコリを払った。
ホコリを払い終わって、視線を合わせると小さかった。身長が。なんだろうメガネっ娘ロリみたいな。私は失礼のないようにしゃがんだ
「それで?なに?」
「あー、称号が欲しいんだ。」
「それは渡すわよでも私が聞きたいのはそれじゃないの。」
「それじゃ無いって....?」
「目的が聞きたいの。ここに来るってことは何かしらの目的があるはずだから。」
私達は目を見合わせて決意した。
「えっと....私は【忌み子】なんです。だから【忌み子】の事を詳しく知りたいと思い神探しの旅をしています。」
すると女の子は納得が行かない様子だった。
「それだけ?」
「えっ?」
女の子はふんっと鼻を鳴らしてあぐらをかいた。
「だから~それだけって言ってるの。詳しく知りたい?あなたまだなにかあるでしょ。」
私はすこし答えにたじろぐ。レイド兄さんもスピカも心配そうにこちらを見ている。
「....私はできれば神様にお願いして【忌み子】は忌み嫌うものっていう誤解を解きたい。解いてくれたら...きっとこんな隠しながら生きる必要もないと思うし。」
するとメガネっ娘は鼻でフッと笑った。
「良い子ね。でも良い子すぎる?それとも....良い子ぶってる?まぁどちらにしても私は好きだけどね。」
レイド兄さんが私の頭をチョップした。結構力が入っていたのかうなじらへんがジーンと痛む。
「痛っ~!そりゃあ大声出した私が悪かったけどさ....チョップはないでしょ...」
「.....ん?誰か来たの?」
さっきまで眠っていた女の子がむくっと起き上がった。女の子はパッと暗かった室内を明るくし、私達を見るに目をぱちくりさせていた。
「あっ、明るくなったな。」
(明るくなったけど大丈夫かしら、ずっと固まって動かないわよ?)
スピカの言う通り、女の子は固まって動かなかった。流石にここまで来ると心配になってくる。
「あの~大丈夫ですか?」
しばらくは様子を見ようと思っていたけど意を決して話しかけてみることにした。
「なっ‼なっ⁉なんでここに来れたのッ⁉」
「へっ?」
女の子は改めて私達を見ると後退りした。
「えっと....」
「もしかして幽霊⁉」
予想外の反応であっけにとられてしまう。逆にこっちがあなたのことをお化けといて思ったよ‼どうしようか悩んでいるとスピカが前に出た。
(幽霊じゃないわよ‼創造主様‼ちゃんとあなたの試練、突破して来たんだから‼)
「えっ創造主なの⁉」
(見てわかるでしょう。この室内の中にいるってことは創造主しか無いでしょ?)
スピカが当然のように聞いてきた。いやそんな事言われてもわからんし.....
「なっなるほど~」
なんとなくわからないと言うとバカにされそうだったので適当に相槌をうっておくことにした。
「それで?ちゃんと来たぞ。創造主様。」
レイド兄さんが少しなめた口で問いかけるとやっと落ち着いたようで、立ち上がった。
「....そうね。そろそろ現実見無いと....」
意外とまともな人にちょっとびっくりした。創造主は立ち上がって膝のホコリを払った。
ホコリを払い終わって、視線を合わせると小さかった。身長が。なんだろうメガネっ娘ロリみたいな。私は失礼のないようにしゃがんだ
「それで?なに?」
「あー、称号が欲しいんだ。」
「それは渡すわよでも私が聞きたいのはそれじゃないの。」
「それじゃ無いって....?」
「目的が聞きたいの。ここに来るってことは何かしらの目的があるはずだから。」
私達は目を見合わせて決意した。
「えっと....私は【忌み子】なんです。だから【忌み子】の事を詳しく知りたいと思い神探しの旅をしています。」
すると女の子は納得が行かない様子だった。
「それだけ?」
「えっ?」
女の子はふんっと鼻を鳴らしてあぐらをかいた。
「だから~それだけって言ってるの。詳しく知りたい?あなたまだなにかあるでしょ。」
私はすこし答えにたじろぐ。レイド兄さんもスピカも心配そうにこちらを見ている。
「....私はできれば神様にお願いして【忌み子】は忌み嫌うものっていう誤解を解きたい。解いてくれたら...きっとこんな隠しながら生きる必要もないと思うし。」
するとメガネっ娘は鼻でフッと笑った。
「良い子ね。でも良い子すぎる?それとも....良い子ぶってる?まぁどちらにしても私は好きだけどね。」
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