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十一話 ふかふかのベッド
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「ディルレットちゃん?だっけぇ?金に困ってるんだったらぁ俺と一緒の宿に泊まらねぇかぁ?もちろん金はこっち持ちだぜ?だけど条件がぁる。明日の任務についてきてくれねぇか?せっかく出しその妹の力を見てみたくてよぉ。悪い話じゃないぜぇ?」
「待って下さい‼その任務はディルレットさんには危険すぎます‼」
「おいおいw気にしなくても大丈夫だぜ?何なって俺はAランクだしなぁ?」
Aランク?すごく強いのかな。けどこの男は一体何がしたいんだろう?なんか嫌な予感がするけどこのチャンスを逃すわけにもいかないし....
「まぁついでに冒険者の色々と教えてあげるしよぉ?いいことづくめじゃねぇか?」
ああなるほど。この男は自分になにかしたいのか?絶対嫌なことしか予想できないけど。
「いや、でも‼「いいですよ。じゃあお願いします。Aランクさん。」
よく見るとカリーナが怯えている。何かあったのかわからないけど、わざわざ無理はさせられない、私のために言ってくれたとしてもだ。それに、こんなにも美味しい条件を逃せるわけがないだろう‼えっ、宿の提供に、冒険者の色々、あとは早速強い敵と戦える‼こんなにも美味しいのをみすみす逃すわけにはいかない‼だからごめんねカリーナさん。私のために勇気をだしてくれてありがとう‼
「物分りがいいねぇ。けどなぁ?俺はAランクさんじゃねぇ、イディオスだ。よろしくなァ?」
「はい。よろしくおねがいします、イディオスさん。」
イディオスさんが私の肩に腕を乗っけたまんまギルドを出る。俺の女アピールだったら許さねぇ。まぁ、手を出さないんだったらしないけどそんな事。ギルドから出る時にすごく心配そうな視線をカリーナからもらった。他には知らん顔をしている人ばかりだった。まぁそんなものだよね皆んな面倒事には関わりたくはないし。そんな感じで私は半ば連れて行かれた。けど案外その宿は普通にキレイでお風呂もあった。私は臭いのを気にして速攻で入った。ちなみになんか部屋は別々だった。なんか意外。私はお風呂を入ったあとにお肉の匂いがしたから食堂にまた速攻でいって、お腹いっぱい食べた、食費とか聞いてみたら全部イディオスさんが払っているとのことらしい。まさかそこまでしてくれるなんて。一瞬信じてしまいそうだったけどまだ信じないように保った。そして私は幸せな気持ちでベットにダイブした。
(そろそろ幸せなところ悪いけど聞かせてもらうわよ。)
「えぇぇ?なぁにを~?」
(随分幸せそうなこと、溶けてるし、ギルドに行った時に貴方、レイドの妹とか行ってたじゃない。あれよあれ。)
「あぁぁ、あれはねぇ、なぁんか~頭の中にぃ~流れてきたんだよねぇ?」
(ちょっと‼その口調やめなさいよ‼それで‼何だったのよ、その流れてきたってのは‼)
私はいきなり怒鳴られたからしゃきっと背筋を伸ばして正座した。まったくせっかくとろけてたのに。
「なんかレイドさんの記憶?みたいなのが流れてきてさぁ、結構優秀な成績を持っていたからなんかむちゃしても許してくれるのかな~と思って、」
(リスクがでかすぎるでしょ‼そ・れ・と‼なんでわざわざ怪しそうな奴についていくのよ‼)
「スピカも結構楽しんでたじゃん。お風呂とかお肉も。」
(それはそうに決まってるじゃない‼あんな気持ちよかったら‼)
「まぁまぁ。え~けどさ~結構待遇良かったし~無一文を拾ってくれたんだよ?」
(否定は出来ないわね...)
「それにその依頼も気になるし‼」
(絶対悪い予感しかしないのだけれど....まぁどうなっても知らないわよ。)
ぶっすーとしているスピカを横目に見ながら私は幸せな気持ちで眠りについた。
「待って下さい‼その任務はディルレットさんには危険すぎます‼」
「おいおいw気にしなくても大丈夫だぜ?何なって俺はAランクだしなぁ?」
Aランク?すごく強いのかな。けどこの男は一体何がしたいんだろう?なんか嫌な予感がするけどこのチャンスを逃すわけにもいかないし....
「まぁついでに冒険者の色々と教えてあげるしよぉ?いいことづくめじゃねぇか?」
ああなるほど。この男は自分になにかしたいのか?絶対嫌なことしか予想できないけど。
「いや、でも‼「いいですよ。じゃあお願いします。Aランクさん。」
よく見るとカリーナが怯えている。何かあったのかわからないけど、わざわざ無理はさせられない、私のために言ってくれたとしてもだ。それに、こんなにも美味しい条件を逃せるわけがないだろう‼えっ、宿の提供に、冒険者の色々、あとは早速強い敵と戦える‼こんなにも美味しいのをみすみす逃すわけにはいかない‼だからごめんねカリーナさん。私のために勇気をだしてくれてありがとう‼
「物分りがいいねぇ。けどなぁ?俺はAランクさんじゃねぇ、イディオスだ。よろしくなァ?」
「はい。よろしくおねがいします、イディオスさん。」
イディオスさんが私の肩に腕を乗っけたまんまギルドを出る。俺の女アピールだったら許さねぇ。まぁ、手を出さないんだったらしないけどそんな事。ギルドから出る時にすごく心配そうな視線をカリーナからもらった。他には知らん顔をしている人ばかりだった。まぁそんなものだよね皆んな面倒事には関わりたくはないし。そんな感じで私は半ば連れて行かれた。けど案外その宿は普通にキレイでお風呂もあった。私は臭いのを気にして速攻で入った。ちなみになんか部屋は別々だった。なんか意外。私はお風呂を入ったあとにお肉の匂いがしたから食堂にまた速攻でいって、お腹いっぱい食べた、食費とか聞いてみたら全部イディオスさんが払っているとのことらしい。まさかそこまでしてくれるなんて。一瞬信じてしまいそうだったけどまだ信じないように保った。そして私は幸せな気持ちでベットにダイブした。
(そろそろ幸せなところ悪いけど聞かせてもらうわよ。)
「えぇぇ?なぁにを~?」
(随分幸せそうなこと、溶けてるし、ギルドに行った時に貴方、レイドの妹とか行ってたじゃない。あれよあれ。)
「あぁぁ、あれはねぇ、なぁんか~頭の中にぃ~流れてきたんだよねぇ?」
(ちょっと‼その口調やめなさいよ‼それで‼何だったのよ、その流れてきたってのは‼)
私はいきなり怒鳴られたからしゃきっと背筋を伸ばして正座した。まったくせっかくとろけてたのに。
「なんかレイドさんの記憶?みたいなのが流れてきてさぁ、結構優秀な成績を持っていたからなんかむちゃしても許してくれるのかな~と思って、」
(リスクがでかすぎるでしょ‼そ・れ・と‼なんでわざわざ怪しそうな奴についていくのよ‼)
「スピカも結構楽しんでたじゃん。お風呂とかお肉も。」
(それはそうに決まってるじゃない‼あんな気持ちよかったら‼)
「まぁまぁ。え~けどさ~結構待遇良かったし~無一文を拾ってくれたんだよ?」
(否定は出来ないわね...)
「それにその依頼も気になるし‼」
(絶対悪い予感しかしないのだけれど....まぁどうなっても知らないわよ。)
ぶっすーとしているスピカを横目に見ながら私は幸せな気持ちで眠りについた。
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