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学園初日。
朝、7時丁度にエリーさんと私の部屋をつなぐドアがノックされる。
「おはようございます。カロリーナさん。昨日はあれから良く休めましたか?」
「おはようございます。エリーさん。お陰様でゆっくり休むことが出来ました。今日からまたよろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
エリーさんはそう言ってニコリと微笑むと、カードサイズの何かを私に渡す。
「今日から学園内ではこちらのフォーンを必ず持ち歩いてください。」
「フォーン?」
「きっと初めて見ますよね。学園でも最近導入したものです。このフォーンは通信機になっていて先生からの呼び出しとか学園内での個人への連絡はこのフォーンを通じて行えます。使い方は授業で説明があると思います。因みにカロリーナさんのフォーンに私の番号は登録済です」
薄さ1センチもないこんな小さなカードが通信機?
すごい…
やっぱり学園は最先端を行っているのね…今まで聞いた事も見たこともない物に好奇心が湧き出てくる。
「早速ですが朝食はどうしましょう?寮内の食堂で食べてもいいですし、食堂でテイクアウト用の朝食を貰って部屋で食べることも可能です。」
食堂かテイクアウト…?
「寮内のみなさんはどうされているのですか?」
「そうですねー。利用は半々ですね。テイクアウト用の朝食は中身が決められたもので自身で選べませんが、食堂で食べる場合は自身で食べたい物を選んで食べれますから。因みに食堂は1棟の方にあります。」
「そうなのですね…でしたら、学園に来て初めての朝食なので雰囲気も知りたいですし、食堂に行ってみたいです」
私がそう答えると、分かっていましたというかのようにリナが水筒を持たせてくれる。
「水筒?」
「食堂にも紅茶はございますが、カロリーナ様が毎朝飲まれている種類の紅茶になります」
「えっ?リナは一緒に行かないの?」
「寮内の食堂はあまり広くないので、側人はテイクアウトを取りに行くことはあっても食事中に付き添うことは出来ないのです」
「そうなの?」
「給仕は全て食堂内の者が致しますので、ご安心ください。」
学園内では今までと違うことが沢山あるとは聞いていたど、本当に些細な違いが多くて案内役がいなければ普通の生活もできないかもしれないわ。
戸惑いながらもエリーさんに案内されながら食堂に向かう。
2.3年生が生活をするという1棟は作りは2棟と大差ない。
食堂は確かにこじんまりとしている。
なんとなく昔、アロンと行った下町の食堂を思い出す。
「カロリーナさん。何を食べますか?」
「そうですね…」
「あら。カロリーナ・ミスドナさんではありませんか」
壁に掲げられているメニューをエリーさんと見ていると急に声を掛けられる。
「お久しぶりですね。お元気でした?」
「…トルネ…様?」
「あぁ。ミスドナさんはマルクと同い年でしたものね。この度はご入学おめでとうございます」
フフフと私に向かって笑みを浮かべるトルネ様の目は全く笑っていない。
こんな所でトルネ様と会うなんて…最悪…
朝、7時丁度にエリーさんと私の部屋をつなぐドアがノックされる。
「おはようございます。カロリーナさん。昨日はあれから良く休めましたか?」
「おはようございます。エリーさん。お陰様でゆっくり休むことが出来ました。今日からまたよろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
エリーさんはそう言ってニコリと微笑むと、カードサイズの何かを私に渡す。
「今日から学園内ではこちらのフォーンを必ず持ち歩いてください。」
「フォーン?」
「きっと初めて見ますよね。学園でも最近導入したものです。このフォーンは通信機になっていて先生からの呼び出しとか学園内での個人への連絡はこのフォーンを通じて行えます。使い方は授業で説明があると思います。因みにカロリーナさんのフォーンに私の番号は登録済です」
薄さ1センチもないこんな小さなカードが通信機?
すごい…
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「早速ですが朝食はどうしましょう?寮内の食堂で食べてもいいですし、食堂でテイクアウト用の朝食を貰って部屋で食べることも可能です。」
食堂かテイクアウト…?
「寮内のみなさんはどうされているのですか?」
「そうですねー。利用は半々ですね。テイクアウト用の朝食は中身が決められたもので自身で選べませんが、食堂で食べる場合は自身で食べたい物を選んで食べれますから。因みに食堂は1棟の方にあります。」
「そうなのですね…でしたら、学園に来て初めての朝食なので雰囲気も知りたいですし、食堂に行ってみたいです」
私がそう答えると、分かっていましたというかのようにリナが水筒を持たせてくれる。
「水筒?」
「食堂にも紅茶はございますが、カロリーナ様が毎朝飲まれている種類の紅茶になります」
「えっ?リナは一緒に行かないの?」
「寮内の食堂はあまり広くないので、側人はテイクアウトを取りに行くことはあっても食事中に付き添うことは出来ないのです」
「そうなの?」
「給仕は全て食堂内の者が致しますので、ご安心ください。」
学園内では今までと違うことが沢山あるとは聞いていたど、本当に些細な違いが多くて案内役がいなければ普通の生活もできないかもしれないわ。
戸惑いながらもエリーさんに案内されながら食堂に向かう。
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食堂は確かにこじんまりとしている。
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「カロリーナさん。何を食べますか?」
「そうですね…」
「あら。カロリーナ・ミスドナさんではありませんか」
壁に掲げられているメニューをエリーさんと見ていると急に声を掛けられる。
「お久しぶりですね。お元気でした?」
「…トルネ…様?」
「あぁ。ミスドナさんはマルクと同い年でしたものね。この度はご入学おめでとうございます」
フフフと私に向かって笑みを浮かべるトルネ様の目は全く笑っていない。
こんな所でトルネ様と会うなんて…最悪…
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