創造魔法って強すぎません?

毛玉

文字の大きさ
上 下
5 / 17
転移と出会い

ランクがあがった

しおりを挟む


 冒険者たちと別れて街に帰ってきた俺は、冒険者ギルドへ向かった。

 「ミリアさん、ゴブリン討伐できなかった」

 俺が落ち込んだ様子でそういうとミリアさんは

「ソウシさん!?ほんとにソウシさんなの!?無事でよかったよぉーー」

 泣きながら抱きつかれ、俺はどうしたらいいのかわからず、とりあえず落ち着くまでミリアの頭を撫でてあげた。




「おちついたか?」

「ごめんなさい、ワイバーンがでたって言われたから、ソウシさんがワイバーンに出会って死んじゃうかもしれないって思ってたから、でもその出会わなかったみたいね」

「ワイバーンじゃなくて《レッドドラゴン》なら出会ったけどね」

 俺が俺がいたずらっぽくそう言うと

「ソウシさん、レッドドラゴンなんてでたらこの街はもうないですよ、まぁでも元気づけようとしてくれたんですよね、ありがとうございます」

「いやほんとに倒したんだけど、(まぁいいか、実物を見てもらうのが1番早いだろ)本当に倒したと証明するために、レッドドラゴンを出したいから、ドラゴンも出せるぐらい広いスペースあったら教えて欲しいんだけど」

 ソウシから、普通にゴブリンとかの、雑魚魔物を倒した感覚でドラゴンを倒したから出すスペースが欲しいと言われとまどいながらも、仕事だからと、広いスペースにソウシを連れていった。

「じゃあだすよ。」

「ドシーーン」

「これで信じてくれたか?」

 ドラゴンを出し、これで信じてもらえただろうと創志はおもい、そう聞いたがミリアは固まってしまい、次に動きだした時に、

「………………ギルド長ーーーーーーーー!!!!」

と大声で叫んだのである。

タッタッタッと足音が聞こえだし、ギルド長が倉庫にやってきて

「なにごとだ!ってなんだこれは!?」

 ギルド長は、レッドドラゴンの死体を見て、目が飛び出るほど驚いた。

 ミリアの近くにいる創志に気が付き、「これは君が倒したのか?」と聞かれたので、創志が頷くと、ギルド長から「すぐに私の部屋に来てくれ」と言われそのままギルド長について行った。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 ギルド長室についてすぐに、ギルド長がなにか魔力を感じる道具をもってきた。そしてそのままギルド長が

「今から色々質問をします。はいかいいえで答えてください」

と言われたのでおれは「わかりました」と答えた。

「まず、あのドラゴンを倒したのはあなたですか?」

「はい」

「あれは、1人で倒しましたか?」

「はい」

「わかりました、魔道具も反応しませんし、嘘ではないようですね、ではあなたのランクを上げます」

「え?いいんですか?俺まだ何も依頼をクリアしてないですよ?」

「ドラゴンを倒せるものがいつまでも低ランクだと、いろいろとこまるんですよ」

「そういうことですか、そういうことならお願いします」

「はい!では、ソウシさんは今日からAランク冒険者です!」

「……………え?Aランク?そんなに一気に上がるの?」

 そういうことで、今日から俺はAランク冒険者です!よろしく!…………俺まだ異世界来て3日目なんだよな、これからどうなることやら

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

悪役令嬢にざまぁされた王子のその後

柚木崎 史乃
ファンタジー
王子アルフレッドは、婚約者である侯爵令嬢レティシアに窃盗の濡れ衣を着せ陥れようとした罪で父王から廃嫡を言い渡され、国外に追放された。 その後、炭鉱の町で鉱夫として働くアルフレッドは反省するどころかレティシアや彼女の味方をした弟への恨みを募らせていく。 そんなある日、アルフレッドは行く当てのない訳ありの少女マリエルを拾う。 マリエルを養子として迎え、共に生活するうちにアルフレッドはやがて自身の過去の過ちを猛省するようになり改心していった。 人生がいい方向に変わったように見えたが……平穏な生活は長く続かず、事態は思わぬ方向へ動き出したのだった。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

赤ずきんちゃんと狼獣人の甘々な初夜

真木
ファンタジー
純真な赤ずきんちゃんが狼獣人にみつかって、ぱくっと食べられちゃう、そんな甘々な初夜の物語。

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入! 舐めた奴らに、真実が牙を剥く! 何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ? しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない? 訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、 なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト! そして…わかってくる、この異世界の異常性。 出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。 主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。 相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。 ハーレム要素は、不明とします。 復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。 追記  2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。 8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。 2024/02/23 アルファポリスオンリーを解除しました。

処理中です...