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物語は動き出す
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「はー・・・・今日もすっごく良かったよ・・・?穴田クン❤」
「うぅ・・・・お尻の穴が・・・痛いよぅ・・・」
「いい?明日もここに来るんだよ?キミはもう私無しじゃ生きていけないんだから・・・ね?」
「こんなのあんまりだよぅ・・・」
「・・・・何言ってるの?」
「だって・・・無理やりこんなこと・・・酷いじゃないか・・・」
「・・・まだ自分の立場を分かってないんだね。キミは誰にも相手されないブサイクなんだよ?仕方なく私がキミの存在価値を見出してやってるのに、その言い方は失礼だよね?」
そう言うと、女性は妖艶な笑みを浮かべこう言った。
「分かるまで、今日は帰さないからね?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「・・・懐かしい夢だな」
あれは遠い昔の記憶。いや、遠すぎて本当に夢なのかもしれない。でも確かに俺はあの人にこのケツ穴を調教された。そして今の性癖につながる直接的な原因となっていることも確かなはずだ。
「今どこでなにやってんだろ・・・ま、そんなこと考えてもしょうがないか」
今日も町へ繰り出そう。そして今日こそ、悲願を達成させるのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「男の権利を復権させるのだ!」
「今こそ立ち上がる時なのだ!!」
「全男性よ!声をあげろ!決して怯えるな!昔を思い出すのだ!!」
外へ出たところ、こんなデモが起きていた。
まあ当然と言えば当然だろう。その扱いはそこら辺の家畜も同然。人間としての最低限の尊厳は欲しいと思うことは当然だ。ましてや男は生物的に掘られる存在ではなく掘る存在。本能的な部分で今の社会に対し疑問をもつこともあるだろう。
「おおそこのキミ!いいところにいた!是非キミも我々と共に活動しよう!」
しかしこの活動、なかなか人数が集まっているな。現状男性は今の扱いを「常識」として受け入れているというのに、これだけの男が参加しているとは・・・このまま規模がさらに拡大していけば本当にワンチャンあるのかもしれない。
だが、そんなことはこの俺が許すわけがないだろう。
「いえ、私は遠慮しておきます・・・」
そりゃそうだ。俺はもう一度このケツマンコを性奴隷、いや玩具のようにブチ犯されるまでこの社会を変えられない。というか一度とは言わず何度もされるために世界自体変える訳にはいかないのだ。
「チッ!ヤワな野郎だ!お前みたいな男がいるから(女性たちに)舐められるんだよ!」
「えっ?(女性のチンコを)舐められるのか?どこで舐められるんだ?」
「どこって!!どこでもだろう!社会がそうなっているんだからな!」
「いや、一度も舐められたことないんだけど・・・お前はいいよなぁ・・・」
「もういい!引っ込んでろこの軟弱男が!」
そう言うと、デモ隊はどこかへ行ってしまった。大方人通りの多いところで活動するのだろう。それにしても羨ましいな。なんで犯されることを望んでいる俺がダメであいつがいいんだろう。
俺は何の気なしに、そのデモ隊の後をつけてみることにした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ホラホラッ!何が復権だって!?そんな粗末なチンコぶら下げて私たちを倒そうとしてたの!?」
「くッ!!なんて屈辱だ・・・でも・・・気持ちイイ・・・」
「あーあ・・・もう堕ちちゃったよ・・・つまんないの」
「でもいーじゃん。男はまだまだたくさんいるよ?」
俺がデモ隊に追いついたころには、もう壊滅寸前となっていた。そりゃそうだ。いくら男を集めたところで男女比がえぐいから結局数で負ける。
「あーイキってる男のマンコを屈服させるのは本当に最高だね!ホラもっと締めなよ!」
「家畜同然の分際で女に盾突くなっての!きっちりとアンタらはオナホになるしかないって私のチンコで分からせてあげるから!」
あれだけ俺を軟弱だのなんだの罵っていた奴も、すっかり手籠めにされてしまっていた。
「あー本当に犯し甲斐があるねぇ・・・これからも定期的にデモ活動とか起こってくれないかな・・」
「本当にねー。どうせチン圧できるからねー」
画面の向こうの貴方はこの状況、本当に情けなく拳を握っていることだろう。殴って本当の立場を分からせてやりたい、そう意思を固くしているはずだ。
だが俺は対照的に、チンコを固くしていた。
この状況、俺に完全にターンが回ってきやがった。
そう・・・・俺がデモ隊の一員になれば・・!!!
「おおおおおお男の立場をおおおおおおおおおお!!!!」
俺はその場にいる全員に聞こえるように叫ぶ。
「復活させるぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
注目がすべて俺の方に向く。いいぞ・・・もう一押しだ!!
「この世界はあああああああ!!!今現在女性が両性具有となったことで機能しているがああああ!!それは本来のニンゲンという種には与えられなかったものだああああああ!!!我々は古くからなされてきた男と女の性交渉という行為の下で繁殖してきた歴史をおおおおおおお!!!たった今壊しているのだあああああ!!!これは掟のようなもので!!その掟を破ったもの達にはアダムとイヴよろしく破滅の道しか待っていないいいいい!!!全男性だけでなく女性よ!!目を醒ますのだ!!今こそ正しき歩むべき道へ戻るべき時!!!!さぁ俺を犯せ!!!!」
最後余計な一言を言った気がするがまぁいい!!これで俺も恰好の餌食となるだろう。
俺がこれからどんなことされるんだろうと妄想を膨らませていたところ、あたりが静まっていることに気がついた。
「そうだ・・・その通りだ!!!」
「俺たちはまだ負けてねぇ!!」
「名もなき救世主よ!!!!バンザーイ!!!」
「「「「「バンザーイ!!!!!」」」」
「ち、ちょっとこれマズイんじゃない?」
「に、逃げるわよ!」
「え?ちょっと待ってくれよ!なんで逃げるんだよ!?俺を犯してくれるんじゃないのかよ!?」
目の前から女性は消え去り、男だけが残ってしまった。
「今日から頑張りましょう!!我がメシアよ!!!」
「「「「「「うおおおおおおおおおおお!!!!」」」」」
・・・・・勘弁してくれ
「うぅ・・・・お尻の穴が・・・痛いよぅ・・・」
「いい?明日もここに来るんだよ?キミはもう私無しじゃ生きていけないんだから・・・ね?」
「こんなのあんまりだよぅ・・・」
「・・・・何言ってるの?」
「だって・・・無理やりこんなこと・・・酷いじゃないか・・・」
「・・・まだ自分の立場を分かってないんだね。キミは誰にも相手されないブサイクなんだよ?仕方なく私がキミの存在価値を見出してやってるのに、その言い方は失礼だよね?」
そう言うと、女性は妖艶な笑みを浮かべこう言った。
「分かるまで、今日は帰さないからね?」
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「・・・懐かしい夢だな」
あれは遠い昔の記憶。いや、遠すぎて本当に夢なのかもしれない。でも確かに俺はあの人にこのケツ穴を調教された。そして今の性癖につながる直接的な原因となっていることも確かなはずだ。
「今どこでなにやってんだろ・・・ま、そんなこと考えてもしょうがないか」
今日も町へ繰り出そう。そして今日こそ、悲願を達成させるのだ。
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「男の権利を復権させるのだ!」
「今こそ立ち上がる時なのだ!!」
「全男性よ!声をあげろ!決して怯えるな!昔を思い出すのだ!!」
外へ出たところ、こんなデモが起きていた。
まあ当然と言えば当然だろう。その扱いはそこら辺の家畜も同然。人間としての最低限の尊厳は欲しいと思うことは当然だ。ましてや男は生物的に掘られる存在ではなく掘る存在。本能的な部分で今の社会に対し疑問をもつこともあるだろう。
「おおそこのキミ!いいところにいた!是非キミも我々と共に活動しよう!」
しかしこの活動、なかなか人数が集まっているな。現状男性は今の扱いを「常識」として受け入れているというのに、これだけの男が参加しているとは・・・このまま規模がさらに拡大していけば本当にワンチャンあるのかもしれない。
だが、そんなことはこの俺が許すわけがないだろう。
「いえ、私は遠慮しておきます・・・」
そりゃそうだ。俺はもう一度このケツマンコを性奴隷、いや玩具のようにブチ犯されるまでこの社会を変えられない。というか一度とは言わず何度もされるために世界自体変える訳にはいかないのだ。
「チッ!ヤワな野郎だ!お前みたいな男がいるから(女性たちに)舐められるんだよ!」
「えっ?(女性のチンコを)舐められるのか?どこで舐められるんだ?」
「どこって!!どこでもだろう!社会がそうなっているんだからな!」
「いや、一度も舐められたことないんだけど・・・お前はいいよなぁ・・・」
「もういい!引っ込んでろこの軟弱男が!」
そう言うと、デモ隊はどこかへ行ってしまった。大方人通りの多いところで活動するのだろう。それにしても羨ましいな。なんで犯されることを望んでいる俺がダメであいつがいいんだろう。
俺は何の気なしに、そのデモ隊の後をつけてみることにした。
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「ホラホラッ!何が復権だって!?そんな粗末なチンコぶら下げて私たちを倒そうとしてたの!?」
「くッ!!なんて屈辱だ・・・でも・・・気持ちイイ・・・」
「あーあ・・・もう堕ちちゃったよ・・・つまんないの」
「でもいーじゃん。男はまだまだたくさんいるよ?」
俺がデモ隊に追いついたころには、もう壊滅寸前となっていた。そりゃそうだ。いくら男を集めたところで男女比がえぐいから結局数で負ける。
「あーイキってる男のマンコを屈服させるのは本当に最高だね!ホラもっと締めなよ!」
「家畜同然の分際で女に盾突くなっての!きっちりとアンタらはオナホになるしかないって私のチンコで分からせてあげるから!」
あれだけ俺を軟弱だのなんだの罵っていた奴も、すっかり手籠めにされてしまっていた。
「あー本当に犯し甲斐があるねぇ・・・これからも定期的にデモ活動とか起こってくれないかな・・」
「本当にねー。どうせチン圧できるからねー」
画面の向こうの貴方はこの状況、本当に情けなく拳を握っていることだろう。殴って本当の立場を分からせてやりたい、そう意思を固くしているはずだ。
だが俺は対照的に、チンコを固くしていた。
この状況、俺に完全にターンが回ってきやがった。
そう・・・・俺がデモ隊の一員になれば・・!!!
「おおおおおお男の立場をおおおおおおおおおお!!!!」
俺はその場にいる全員に聞こえるように叫ぶ。
「復活させるぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
注目がすべて俺の方に向く。いいぞ・・・もう一押しだ!!
「この世界はあああああああ!!!今現在女性が両性具有となったことで機能しているがああああ!!それは本来のニンゲンという種には与えられなかったものだああああああ!!!我々は古くからなされてきた男と女の性交渉という行為の下で繁殖してきた歴史をおおおおおおお!!!たった今壊しているのだあああああ!!!これは掟のようなもので!!その掟を破ったもの達にはアダムとイヴよろしく破滅の道しか待っていないいいいい!!!全男性だけでなく女性よ!!目を醒ますのだ!!今こそ正しき歩むべき道へ戻るべき時!!!!さぁ俺を犯せ!!!!」
最後余計な一言を言った気がするがまぁいい!!これで俺も恰好の餌食となるだろう。
俺がこれからどんなことされるんだろうと妄想を膨らませていたところ、あたりが静まっていることに気がついた。
「そうだ・・・その通りだ!!!」
「俺たちはまだ負けてねぇ!!」
「名もなき救世主よ!!!!バンザーイ!!!」
「「「「「バンザーイ!!!!!」」」」
「ち、ちょっとこれマズイんじゃない?」
「に、逃げるわよ!」
「え?ちょっと待ってくれよ!なんで逃げるんだよ!?俺を犯してくれるんじゃないのかよ!?」
目の前から女性は消え去り、男だけが残ってしまった。
「今日から頑張りましょう!!我がメシアよ!!!」
「「「「「「うおおおおおおおおおおお!!!!」」」」」
・・・・・勘弁してくれ
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