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42話
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母にどうにか嘘をついて泊まりの許可を貰う事ができた。
行きたい場所もどうにか決め、行く準備をした。
でも待ち合わせ場所とか一切決めてない。
朝になってるし電話掛けてもいいかなと思ったが、よく考えるとこっちからかけるのは初めてな気がする。
一人であたふたしていると彼のほうから電話がかかってきた。
「おはようございまーす」
「お、起きてたか。よかった」
「ご要件は……」
いや待て、俺何聞いてんだ。
待ち合わせ場所と時間のことだろ、絶対。
俺の馬鹿ぁ……。
「すいません、何も無いです。集合場所と時間のことですよね」
「あぁそれも決めてなかったな。忘れてたわ」
「え?他に何かあったんですか?」
「嫌、特にどうと言った意味はなかったんだけどな。なんか不意に声が聞きたくなっちまって」
ん?
コエガキキタイ?
聞き間違いじゃないよな……。
寝ぼけてる?
寝ぼけてるんだよな、寿人は。
「あの、いきなりどうしたんですか。起きたばっかりなんですか?」
「何言ってんだよ、俺はいつでも正気。本当に声が聞きたかっただけ。迷惑だったか?」
「そ、そうではなくて……」
やばい。
頭が混乱してる。
なんか本当に恋人みたいな感じじゃん。
朝からなんなんだよ……。
絶対からかおうとしてるだろ。
あぁもう!
「寿人さんってばもう、巫山戯るのも程々に、ですよ?………で、どうしますか集合」
できるだけ冷静を装い、俺は彼に聞いた。
話し合いの末、この前のスーパーに10時からと決め何か言おうとしている彼を塞ぐように俺は急いで電話を切った。
……これ以上話していたら気が狂いそうで怖くなったから。
行きたい場所もどうにか決め、行く準備をした。
でも待ち合わせ場所とか一切決めてない。
朝になってるし電話掛けてもいいかなと思ったが、よく考えるとこっちからかけるのは初めてな気がする。
一人であたふたしていると彼のほうから電話がかかってきた。
「おはようございまーす」
「お、起きてたか。よかった」
「ご要件は……」
いや待て、俺何聞いてんだ。
待ち合わせ場所と時間のことだろ、絶対。
俺の馬鹿ぁ……。
「すいません、何も無いです。集合場所と時間のことですよね」
「あぁそれも決めてなかったな。忘れてたわ」
「え?他に何かあったんですか?」
「嫌、特にどうと言った意味はなかったんだけどな。なんか不意に声が聞きたくなっちまって」
ん?
コエガキキタイ?
聞き間違いじゃないよな……。
寝ぼけてる?
寝ぼけてるんだよな、寿人は。
「あの、いきなりどうしたんですか。起きたばっかりなんですか?」
「何言ってんだよ、俺はいつでも正気。本当に声が聞きたかっただけ。迷惑だったか?」
「そ、そうではなくて……」
やばい。
頭が混乱してる。
なんか本当に恋人みたいな感じじゃん。
朝からなんなんだよ……。
絶対からかおうとしてるだろ。
あぁもう!
「寿人さんってばもう、巫山戯るのも程々に、ですよ?………で、どうしますか集合」
できるだけ冷静を装い、俺は彼に聞いた。
話し合いの末、この前のスーパーに10時からと決め何か言おうとしている彼を塞ぐように俺は急いで電話を切った。
……これ以上話していたら気が狂いそうで怖くなったから。
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