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32話
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彼は服を脱ぎ、舌舐めずりをした。
「じゃあ、ヤるか」
「え、なんでそんないきなり……」
俺は想定外の事が起ころうとしていることに身を震わせた。
「奉仕、するんだろ?」
「でも俺男に抱かれたことなんて……」
「大丈夫、身を任せてりゃどうってことねぇよ」
彼は優しい声音で俺に言った。
それのせいか少し安心することが出来た。
「服、脱がすぞ」
彼は俺の学生服のボタンに手をかけた。
今の今まで安心していたのだが、俺は我に返った。
まだ乳首におもちゃを付けたままだったのだ。
行くまでに外したらいいと思っていたのだがすっかり忘れてしまっていた。
「寿人さん、俺の服脱がさなくていいです……」
「なんだ、風邪でも引いてんのか」
「や、そうではないんですけど……」
「なら脱がす。初めては裸でって決めてるからな」
彼は俺の言うことは聞こうともしなかった。
とうとう俺のシャツを脱がすところまで来てしまった。
やはり、彼は直ぐに気づいてしまって……。
「あぁ、脱がされたくなかった理由はこれか」
「はい、でも朝からずっと付けてたとかじゃなくて!昨日出すの忘れてて学校にいる時隠すために仕方なく……」
「嘘、ついてた訳だな」
「え?」
彼は怒った口調で俺に言った。
「さっき、家に置いてきたって言ったよな」
「は、はい……」
「誰が嘘ついていいなんて言ったっけなぁ?」
「あ……すいませんっ……」
俺は慌てて彼に謝った。
だが、それは意味がなかったようだ。
「そんなにお仕置きして欲しかったのか?」
「や、そうのじゃないですって!」
「まぁ嘘ついてなくてもやるつもりだったけどな。スーツ汚したこと、覚えてるよな?」
俺はゆっくり頷いた。
「お前、優しくされるから俺がヤクザっていう自覚あんまりないだろうけど今からそれ覆してやるからな」
彼は俺の手錠を外し、そう囁いてきた。
「じゃあ、ヤるか」
「え、なんでそんないきなり……」
俺は想定外の事が起ころうとしていることに身を震わせた。
「奉仕、するんだろ?」
「でも俺男に抱かれたことなんて……」
「大丈夫、身を任せてりゃどうってことねぇよ」
彼は優しい声音で俺に言った。
それのせいか少し安心することが出来た。
「服、脱がすぞ」
彼は俺の学生服のボタンに手をかけた。
今の今まで安心していたのだが、俺は我に返った。
まだ乳首におもちゃを付けたままだったのだ。
行くまでに外したらいいと思っていたのだがすっかり忘れてしまっていた。
「寿人さん、俺の服脱がさなくていいです……」
「なんだ、風邪でも引いてんのか」
「や、そうではないんですけど……」
「なら脱がす。初めては裸でって決めてるからな」
彼は俺の言うことは聞こうともしなかった。
とうとう俺のシャツを脱がすところまで来てしまった。
やはり、彼は直ぐに気づいてしまって……。
「あぁ、脱がされたくなかった理由はこれか」
「はい、でも朝からずっと付けてたとかじゃなくて!昨日出すの忘れてて学校にいる時隠すために仕方なく……」
「嘘、ついてた訳だな」
「え?」
彼は怒った口調で俺に言った。
「さっき、家に置いてきたって言ったよな」
「は、はい……」
「誰が嘘ついていいなんて言ったっけなぁ?」
「あ……すいませんっ……」
俺は慌てて彼に謝った。
だが、それは意味がなかったようだ。
「そんなにお仕置きして欲しかったのか?」
「や、そうのじゃないですって!」
「まぁ嘘ついてなくてもやるつもりだったけどな。スーツ汚したこと、覚えてるよな?」
俺はゆっくり頷いた。
「お前、優しくされるから俺がヤクザっていう自覚あんまりないだろうけど今からそれ覆してやるからな」
彼は俺の手錠を外し、そう囁いてきた。
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