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6話

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もうすぐ1歳の誕生日!
なんだけど、周りがすごく賑やかになってます。

『シャル~』『愛し子だ~』
『可愛いーねー』『心地いいなぁ~』

なんか、小さい人?がいっぱい私の周りを飛んでるんです…

そしてそして今目の前にキラキラオーラ全開のイケメンな青年が6人いるんですよね…なんですかねこれ、

『僕達精霊なんだ』

『今日はシャルに話があってきたんだよー』

精霊さん!会ってみたかったんだよね~
それでそれで話ってなんなの??


『『『『『『シャル契約しよう!(しましょう!)』』』』』』

えっ? なんですか契約って?

『契約はね~名前を付けてくれたら完了するよ~』

いや、だから契約って何

『シャル名前をつけてくれませんか?』

……いや、私の話を聞…

『あ、僕は風の精霊で赤髪が火の精霊、

青髪が水の精霊、茶髪が地の精霊、

黒髪が闇の精霊、金髪が光の精霊だ

よ~』

…私の話は聞いてくれないのね

『シャル、おねがいだ 名前を付けてくれるだけでいいんだ』

……はぁ、わかったよ

『やった!』

そのかわり、名前つけたらいろいろ聞きたいこと教えてもらうからね

『うん!なんでも聞いて!』

、、、じゃあ 
風の精霊さんがヴァン
火の精霊さんがファロ
水の精霊さんがシュテル
地の精霊さんがハイン
闇の精霊さんがフォンセ
光の精霊さんがルーチェ

『『『『『『我は精霊王その名を受け入れ、永遠を主と共に』』』』』』

ふぅ……ん?精霊王??永遠をともに??どういうこと??

『精霊王は位かな、まぁ気にしなくていいよ~』

へぇ~わかった

『あぁ、主は『愛し子』だから俺たちと一緒に生きてほしいからな』

『主も私たちと同じ永遠の命になったということです』

え、、、えぇえーーーーー!なにそれ!
私永遠の命なの!?それって成長とかってどうなの!?ずっとこのままとかは嫌だよ!!!????

『成長は16歳までですね、そのあとは契約通り成長が止まり永遠の時を生きます』

あぁよかった!16歳までは成長するのね、よかったわ

『気にするとこ成長なの!? クスクス 』

『ほんとほんと!永遠の命って方に普通嫌がらない?クク』

だって赤ちゃんの体不便すぎるんだもん!!私にはとても重・要・な・の!
それに永遠の命っていっても貴方たちと一緒なんでしょ?なら楽しそうだしね!

『…ふふ…流石は『愛し子』だね…ふふ』

ねぇ、さっきから言ってる『愛し子』ってなんなの?

『『愛し子』はね、神と精霊に愛された子のことを言うんだよ
金色の瞳を持って生まれることが特徴かな』

へ!?私神に愛されてるの!?

『そうだよーだから魔力も高い
しかも、その魔力はとてと心地いいんだ』

そ、そうなんだ、よ、よく分からないけど

『まぁそのうちわかるから大丈夫だ』

わ、わかった

『あ、今度シャルの1歳の誕生日の時は僕達もお祝いするからね!その時僕達のことシャルの両親に紹介してくれる?』

うん、紹介する

『『『『『『ありがとう!(ございます!)』』』』』』

でも、私喋れないからね
今だって頭の中の声が聞こえてるだけなんでしょ?

『そうだね、呼んでくれたらみんなに見えるように姿あらわすし、自己紹介するからよろしく!』

わかった!


精霊王全員と契約した人はこの世界ではシャルがはじめてなことを知るまであと…3日…?
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