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第17章・ステラガーデン死刑台編
宇宙会食⑦の6~浦の裏情報~
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その頃、竜と兼光は電車内で虎太郎と対峙していたが兼光は他にも敵がいると直感で気付いていたようだ。すると虎太郎は兼光を睨み付けて言う。
「兼光さんとやらでしたか?俺達の恨みを忘れちゃいないよな?」
「ん?どういうことかね?」
「我々一族の名誉を乱した浦家の志陽流であることを既に知っているんだよ俺達は。」
「僕達が九条地家に何かしたのか?」
「惚けるな!!お前の父・信至とその父である斗六によって九条地家は本家筋と多数の分家筋がめちゃくちゃにされたんだ!!」
「!?」
「浦信至って兼光さん・・・あの考古学者の浦信至氏じゃないですか!?」
「そうです・・・僕の父です。」
兼光は信至を父と認めると自分の知らない何かに顔を青ざめていたのであった。すると虎太郎はさらに兼光を攻め込んだのである。
「さらにお前の義理の大叔父・周参見野穀も我々九条地家の崩壊を狙った危険な人物だ。」
「・・・・・・」
「いい加減にしろよお前!!それらと兼光さんは親族なだけで関係ないんじゃないのか!?しかも周参見野穀は私の大叔父だ!!そちらの文句は私に言えっ!!」
「ほぉ・・・お前が周参見野穀の・・・まあいい。まとめて死刑だ!!」
「やってみろ!!」
すると竜は顔が青ざめる兼光にある質問をしたのである。
「穀さんの義理の大甥というのは私の親戚の誰かと結婚されたのですか?」
「ええ、あなたの姉の浩子です。」
「浩子姉さん・・・そうだったのですね。」
「事情があってあなたの名前を聞いてすぐに弟だと分かったが言えなかった・・・」
「無理に言わなくてもいいですよ。」
項垂れる兼光の肩に手を置いてやさしく語りかける竜であった。
この浩子という人物は周参見野軍艦家の29女であり、現当主の父親から相当な溺愛をされているという人物である。彼女の家族は豪華で父方は説明不要の周参見野軍艦家で母の父方はアラドシティの名門・鳥海寺本家の28代目当主・鳥海寺克寿の次男・家正で母方は父が【惑星ショコランシェ】のショコランシェ王の子・鳥海寺ショコランシェ(結婚前の姓は不明)でその妻(浩子の外曾祖母)は父がドーリンの東口氏で母が東久留米支流鳥海寺氏だという。また家正は第26代アラドシティ国際大使を、克寿は第26代アラドシティ防衛軍隊長を務めている。また浩子の母は人気歌手だったが浩子の生誕直後に死亡したという。
「すごいですね・・・」
姉の血筋に竜は驚いたのである。とは言っても竜にも母方には王家の血が流れてはいるが・・・
「兼光さんとやらでしたか?俺達の恨みを忘れちゃいないよな?」
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「!?」
「浦信至って兼光さん・・・あの考古学者の浦信至氏じゃないですか!?」
「そうです・・・僕の父です。」
兼光は信至を父と認めると自分の知らない何かに顔を青ざめていたのであった。すると虎太郎はさらに兼光を攻め込んだのである。
「さらにお前の義理の大叔父・周参見野穀も我々九条地家の崩壊を狙った危険な人物だ。」
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「いい加減にしろよお前!!それらと兼光さんは親族なだけで関係ないんじゃないのか!?しかも周参見野穀は私の大叔父だ!!そちらの文句は私に言えっ!!」
「ほぉ・・・お前が周参見野穀の・・・まあいい。まとめて死刑だ!!」
「やってみろ!!」
すると竜は顔が青ざめる兼光にある質問をしたのである。
「穀さんの義理の大甥というのは私の親戚の誰かと結婚されたのですか?」
「ええ、あなたの姉の浩子です。」
「浩子姉さん・・・そうだったのですね。」
「事情があってあなたの名前を聞いてすぐに弟だと分かったが言えなかった・・・」
「無理に言わなくてもいいですよ。」
項垂れる兼光の肩に手を置いてやさしく語りかける竜であった。
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