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第12章・ヒナの国造り
俊策の狙い①
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その頃俊策はとある計画を練りながらある場所へと車で向かう。
「さあ……いよいよだ……」
俊策の目は輝いていた。彼には周参見野一束最大の計画があるとかないとか…………
「あともうちょっとしたらトロッコラークに着くな……」
彼はトロッコラークに到着するとある人物に電話したのである。
「もしもし周参見野俊策です……」
『ああ、俊策か……』
「はい、現在トロッコラークにつきました。これから少し休憩したのち、行動に移します。」
『頼もしいな……期待しているぞ!』
「はいっ!」
『トロッコラークについたらカフェにいてくれ。パートナーを手配しているからな。』
「了解しました。」
電話を終えると俊策はカフェに入り、席に座ると店においていた新聞を読んだのであった。するとある若そうな男性が入ってきたのである。
「ん?君が僕のパートナー?」
「ええ、僕がパートナーとなる者です!!」
「君も周参見野?」
「はい、母方が周参見野なので俊策さんと同じ一族でございます。」
俊策は彼と少し話すと再び電話をかけたのであった。
「お疲れ様です。先程の例の子が来ましたよ。」
『ああ、その子だ。手助けしてやってほしいんだ。』
「はい。」
どうやらこの若い男性がパートナーのようである。彼はどちらかと言えば温厚で戦うような性格に見えない。でも胸に秘めた力は恐らくすごいものだと思っていた。
「君、名前は?」
「僕ですか?僕が日尻勤です!!」
「日尻?もしかして君……あのWにやられた……?」
「申し訳ございません。この度は僕の失態によりとんでもなく悪い事態を招いてしまいました……」
「仕方ない。そういうこともある。しかし君は……防衛関係者どころかそのように見えないぞ。」
「見た感じはそう思われます。ただ、自分で言うのもあれですが結構強いですよ。あの神保崇登(じんぼ・すうとう)を倒しましたから……」
「神保?あの戦闘軍のリーダーを?君はなかなかのやり手のようだな!!」
どうやらこの日尻という人物はなかなかのやり手のようだった。彼に勝ったWの方が上手だったのか……
日尻勤(ひじり・つとむ)防衛副隊長……若手にも関わらず防衛隊の副隊長に任命された期待のホープである。彼の能力はまだ誰も知らないらしく俊策も知らないようだ。
「君となら楽しくなりそうだ。」
「ありがとうございます!」
俊策は苦笑いした。日尻も俊策を気に入ったのか笑顔を終始見せていたのであった。
「さあ……いよいよだ……」
俊策の目は輝いていた。彼には周参見野一束最大の計画があるとかないとか…………
「あともうちょっとしたらトロッコラークに着くな……」
彼はトロッコラークに到着するとある人物に電話したのである。
「もしもし周参見野俊策です……」
『ああ、俊策か……』
「はい、現在トロッコラークにつきました。これから少し休憩したのち、行動に移します。」
『頼もしいな……期待しているぞ!』
「はいっ!」
『トロッコラークについたらカフェにいてくれ。パートナーを手配しているからな。』
「了解しました。」
電話を終えると俊策はカフェに入り、席に座ると店においていた新聞を読んだのであった。するとある若そうな男性が入ってきたのである。
「ん?君が僕のパートナー?」
「ええ、僕がパートナーとなる者です!!」
「君も周参見野?」
「はい、母方が周参見野なので俊策さんと同じ一族でございます。」
俊策は彼と少し話すと再び電話をかけたのであった。
「お疲れ様です。先程の例の子が来ましたよ。」
『ああ、その子だ。手助けしてやってほしいんだ。』
「はい。」
どうやらこの若い男性がパートナーのようである。彼はどちらかと言えば温厚で戦うような性格に見えない。でも胸に秘めた力は恐らくすごいものだと思っていた。
「君、名前は?」
「僕ですか?僕が日尻勤です!!」
「日尻?もしかして君……あのWにやられた……?」
「申し訳ございません。この度は僕の失態によりとんでもなく悪い事態を招いてしまいました……」
「仕方ない。そういうこともある。しかし君は……防衛関係者どころかそのように見えないぞ。」
「見た感じはそう思われます。ただ、自分で言うのもあれですが結構強いですよ。あの神保崇登(じんぼ・すうとう)を倒しましたから……」
「神保?あの戦闘軍のリーダーを?君はなかなかのやり手のようだな!!」
どうやらこの日尻という人物はなかなかのやり手のようだった。彼に勝ったWの方が上手だったのか……
日尻勤(ひじり・つとむ)防衛副隊長……若手にも関わらず防衛隊の副隊長に任命された期待のホープである。彼の能力はまだ誰も知らないらしく俊策も知らないようだ。
「君となら楽しくなりそうだ。」
「ありがとうございます!」
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