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第10章・団結に向けて
ヒナ・雪・喜愛と新たなる驚異②
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しかし感動していたヒナの元に何かが突進してきたのである。
「わっ!」
火の鳥みたいな生物が突進してくるとヒナはすぐに回避した。
「わああ……何でこんな場所に火の鳥が……!?」
「泥棒猫め……私は不死鳥じゃないわよ。ここの子供達を連れ去ろうとしているようだがさせないわ!!」
突然現れた不死鳥の身体が光り出すとなんと不死鳥は女性に変身したのである。どうやら喜渡楽の部下と見られる。服装は女性パイロットのような服装である。
「猫屋敷日奈凛!!あなたの情報は監視から聞いている!!あなたはここに連れてこられた子供達の奪還を企んでいるようだな!!」
「そうですけど…………って何が悪いのですか!?あなたたちこそ犯罪行為だということに気づきなさいよっ!!」
「そう言うのね……私は鳥海寺振媛(ちょうかいじ・ふりひめ)というの。あだ名は“飛行士”“ふりっきー”というの。あなたのような泥棒猫にここにいる私達のかけがえのない子供達を渡すわけにはいかないわっ!!」
「あなた、少しおかしくありませんか!?無理矢理連れてきておいて自分達のしていることを正当化しているのですか!?人の子を勝手に我がの物にしているんじゃないよっ!!!」
理不尽かつ自己中心的な主張を行う振媛にヒナは激怒しながらも正論な言葉で反論したのである。
「ふっ……あなたをここで倒さないといけないようね……」
「はいっ!?」
すると振媛は手から火のついた羽根をヒナに向けて飛ばしてきたのである。ヒナはすぐに気づいて氷の能力でその羽根を氷付けにしたのである。
「あら、あなた。氷の力を持っていたのね。そんな特殊能力どこで手に入れたの?」
「この能力は前の能力者の方から授かったのです。あなたは火属性だから私の氷で冷やしてあげるわ。」
自信を持った表情で強く語るヒナに振媛はとんでもない発言をしたのである。
「ああ~……この能力者ってあの無能議員が持っていた能力ね……」
「今、何て言いました?」
「“無能議員が持っていた能力”と言ったのよ……」
そう振媛がいうとヒナはうなだれたような姿勢をした。
「私は……向こうの世界で“あの人”にあってこの能力を授かったの……あの人は誰よりもこの世界の未来を案じていました……あなたには……『あの人の気持ちが分からない』ようですねっ!!!」
怒りが高まったときにヒナは闘志を抱いた戦士の表情を見せたのである。振媛は少しびびったような表情になった。
「(なんという子……!?異世界の子とは思えない気力の高さだわ……それに闘志がそこらの屈強の戦士より倍以上強い!!)」
ヒナは振媛を見て言った。
「あなたを倒す!!」
振媛はヒナにびびってしまい、完璧な闘志を出すことは出来ないが不死鳥に変身しようとしていたのである。
「わっ!」
火の鳥みたいな生物が突進してくるとヒナはすぐに回避した。
「わああ……何でこんな場所に火の鳥が……!?」
「泥棒猫め……私は不死鳥じゃないわよ。ここの子供達を連れ去ろうとしているようだがさせないわ!!」
突然現れた不死鳥の身体が光り出すとなんと不死鳥は女性に変身したのである。どうやら喜渡楽の部下と見られる。服装は女性パイロットのような服装である。
「猫屋敷日奈凛!!あなたの情報は監視から聞いている!!あなたはここに連れてこられた子供達の奪還を企んでいるようだな!!」
「そうですけど…………って何が悪いのですか!?あなたたちこそ犯罪行為だということに気づきなさいよっ!!」
「そう言うのね……私は鳥海寺振媛(ちょうかいじ・ふりひめ)というの。あだ名は“飛行士”“ふりっきー”というの。あなたのような泥棒猫にここにいる私達のかけがえのない子供達を渡すわけにはいかないわっ!!」
「あなた、少しおかしくありませんか!?無理矢理連れてきておいて自分達のしていることを正当化しているのですか!?人の子を勝手に我がの物にしているんじゃないよっ!!!」
理不尽かつ自己中心的な主張を行う振媛にヒナは激怒しながらも正論な言葉で反論したのである。
「ふっ……あなたをここで倒さないといけないようね……」
「はいっ!?」
すると振媛は手から火のついた羽根をヒナに向けて飛ばしてきたのである。ヒナはすぐに気づいて氷の能力でその羽根を氷付けにしたのである。
「あら、あなた。氷の力を持っていたのね。そんな特殊能力どこで手に入れたの?」
「この能力は前の能力者の方から授かったのです。あなたは火属性だから私の氷で冷やしてあげるわ。」
自信を持った表情で強く語るヒナに振媛はとんでもない発言をしたのである。
「ああ~……この能力者ってあの無能議員が持っていた能力ね……」
「今、何て言いました?」
「“無能議員が持っていた能力”と言ったのよ……」
そう振媛がいうとヒナはうなだれたような姿勢をした。
「私は……向こうの世界で“あの人”にあってこの能力を授かったの……あの人は誰よりもこの世界の未来を案じていました……あなたには……『あの人の気持ちが分からない』ようですねっ!!!」
怒りが高まったときにヒナは闘志を抱いた戦士の表情を見せたのである。振媛は少しびびったような表情になった。
「(なんという子……!?異世界の子とは思えない気力の高さだわ……それに闘志がそこらの屈強の戦士より倍以上強い!!)」
ヒナは振媛を見て言った。
「あなたを倒す!!」
振媛はヒナにびびってしまい、完璧な闘志を出すことは出来ないが不死鳥に変身しようとしていたのである。
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