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第7章・Enemy search(敵探し)
14階へ②
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食堂の扉をヒナが開けるとそこは不気味なオーラに包まれている場所だった。
「食堂から禍々しいオーラが出ていますね。」
「腐った食べもんの怨念ちゃうか?」
竜太は京介にそう言うと舌をペロリとしはじめた。それをヒナは見ていた。
「竜太さん、食べたらダメだよ!!」
「分かっとる(笑)」
竜太はさきに進み、食堂内を捜索した。勿論普段はただの食堂のはずだがセキュリティの強い夜中にはなぜか不気味な世界と化している。
「誰か殺されたのかというような雰囲気が漂いすぎ。誰も死んでないのに……」
「竜太さんはここで何を食べてましたか?」
「卵かけご飯!!」
「え、竜太さんはそれしか食べないんですか??」
「ちゃうよ。よく食べるのが卵かけご飯だよ。」
「ハハハ、竜太さんはしょっちゅうカツ丼とかカレー2杯とか食べてるでしょう。嘘はついちゃダメですよ。」
「京介、てめえ!!つーか何でお前がそれ知っとんや!?」
「あなた自分のホームページの日記によく食事の写真を撮りまくってるでしょうが!!」
「あ、そうだった(笑)。京介ちゃ~ん、怒らないで~!!」
「気持ち悪いですよ。」
「きょ……てめえ!!」
「フフフ……」
二人のコントみたいなやり取りを見てヒナは笑顔になった。緊迫する雰囲気なのに笑顔になるヒナを見て二人はキョトンとしたのである。
「なんだよヒナちゃん?」
「いえ、仲が良いんだな~と思いました。」
「ちゃうちゃう、遠い親戚なだけで仲はメチャクチャ悪いよ!!」
「この前僕に一万円借りて返してくれてないですよ。大人が年下の子供から借りて返さないのは恥ずかしくないですか?」
「こらあ!!バラすな!!つーか、お前忘れてへんかったんかいな!!?」
「忘れるわけないでしょう!!好きなゲームの初回特典版のやつを買うのを諦めて貸したんですからむしろいつ返すんだといつも思っています。」
「………………」
京介に色々暴露された竜太は完全沈黙した。3人はそーっと食堂の奥へと足を運んでいた。しかし何かが潜んでいる気配はあるが、誰もいない。
「誰もいないか?」
「おかしいですね。雰囲気からすると何かいてもおかしくありませんが……」
「不気味だね……こわいわ……」
「ヒナちゃんは俺が守ったるさかい怖がらなくてええで!!」
「僕は守ってくれないんですか?子供ですよ……?」
「ちっ!仕方ないな。今日限定で守ったるわ!!」
「今日限定でというのが妙に引っ掛かりますがまあいいでしょう。守っていただけてありがたい。また危険な冒険を楽しめそうです。」
「また……?」
ヒナが質問をすると京介は答えた。
「ええ、昨年ですが僕と竜太さんとでトライギアの山の中に行きましてそこで怪物だらけの肝試しをしました。その時……」
「その話は後や!!さあ行くぞ!!」
竜太は何か隠しているのをヒナは気付いたが今は目的地を目指す!!食堂を出ようとしたその時、入口付近に怪物がたくさん集まっていたのだ。
「ああ、倒さへんと出れんな……」
怪物を倒さないと先に進めない状況の中、ヒナはあるアイデアを披露することにしたのである。
「食堂から禍々しいオーラが出ていますね。」
「腐った食べもんの怨念ちゃうか?」
竜太は京介にそう言うと舌をペロリとしはじめた。それをヒナは見ていた。
「竜太さん、食べたらダメだよ!!」
「分かっとる(笑)」
竜太はさきに進み、食堂内を捜索した。勿論普段はただの食堂のはずだがセキュリティの強い夜中にはなぜか不気味な世界と化している。
「誰か殺されたのかというような雰囲気が漂いすぎ。誰も死んでないのに……」
「竜太さんはここで何を食べてましたか?」
「卵かけご飯!!」
「え、竜太さんはそれしか食べないんですか??」
「ちゃうよ。よく食べるのが卵かけご飯だよ。」
「ハハハ、竜太さんはしょっちゅうカツ丼とかカレー2杯とか食べてるでしょう。嘘はついちゃダメですよ。」
「京介、てめえ!!つーか何でお前がそれ知っとんや!?」
「あなた自分のホームページの日記によく食事の写真を撮りまくってるでしょうが!!」
「あ、そうだった(笑)。京介ちゃ~ん、怒らないで~!!」
「気持ち悪いですよ。」
「きょ……てめえ!!」
「フフフ……」
二人のコントみたいなやり取りを見てヒナは笑顔になった。緊迫する雰囲気なのに笑顔になるヒナを見て二人はキョトンとしたのである。
「なんだよヒナちゃん?」
「いえ、仲が良いんだな~と思いました。」
「ちゃうちゃう、遠い親戚なだけで仲はメチャクチャ悪いよ!!」
「この前僕に一万円借りて返してくれてないですよ。大人が年下の子供から借りて返さないのは恥ずかしくないですか?」
「こらあ!!バラすな!!つーか、お前忘れてへんかったんかいな!!?」
「忘れるわけないでしょう!!好きなゲームの初回特典版のやつを買うのを諦めて貸したんですからむしろいつ返すんだといつも思っています。」
「………………」
京介に色々暴露された竜太は完全沈黙した。3人はそーっと食堂の奥へと足を運んでいた。しかし何かが潜んでいる気配はあるが、誰もいない。
「誰もいないか?」
「おかしいですね。雰囲気からすると何かいてもおかしくありませんが……」
「不気味だね……こわいわ……」
「ヒナちゃんは俺が守ったるさかい怖がらなくてええで!!」
「僕は守ってくれないんですか?子供ですよ……?」
「ちっ!仕方ないな。今日限定で守ったるわ!!」
「今日限定でというのが妙に引っ掛かりますがまあいいでしょう。守っていただけてありがたい。また危険な冒険を楽しめそうです。」
「また……?」
ヒナが質問をすると京介は答えた。
「ええ、昨年ですが僕と竜太さんとでトライギアの山の中に行きましてそこで怪物だらけの肝試しをしました。その時……」
「その話は後や!!さあ行くぞ!!」
竜太は何か隠しているのをヒナは気付いたが今は目的地を目指す!!食堂を出ようとしたその時、入口付近に怪物がたくさん集まっていたのだ。
「ああ、倒さへんと出れんな……」
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