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第7章・Enemy search(敵探し)
危険な古巣②
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とりあえず侵入したはいいがエレベーターは使えなく、階段を利用しなくてはならないのだ。
「とにかくモンスターが現れるかもしれないから見つけたら戦いか逃げるかになるかもしれんな。できれば無駄な体力は使いたくないわな。」
竜太は注意を説明するとヒナはある質問をしたのである。
「竜太さん、発送者の情報は何階にありますか?」
「12階の最上階。」
「………………。」
よくあるオチかよ……と突っ込まれそうだが当然である。発送者の個人情報は厳守なのが普通で安全な上のフロアに管理するのが当たり前である。下の管理の甘い部屋に預けるほどずさんなことは普通に考えられない。
「目標が上となったら小刀の出番ね……」
「俺も小刀を……」
「これは事件時に使っていたやつ?」
「ああ、そやで。」
少し竜太の表情が暗くなった。事件のことを思い出すと彼にとっては辛いのだろう。ヒナはそれに気がついたのか謝りはじめた。
「ごめんなさい、ちょっと余計な部分に触れてしまったわね……」
「いや、思い出した俺も悪い。すまん。」
少し重い雰囲気になってしまったが、京介が重さを吹き飛ばす発言をした。
「もう仕方ないですよ。昔のことなんか思い出してもやり直せないし。今二人が仲良くしていたら良いじゃないですか。」
「そ……そやな……ありがとうな京介!」
「京介くん、ありがとう!!」
重さが取れると3人は階段に向けて走り始めたのである。
「走ったら侵入したのがばれない?」
「大丈夫!!モンスターと戦ったりしたら絶対ばれるから!!元からこそこそ侵入しても意味はないし、命を落とすから走れ走れ!!」
「ヒナさん、走らないとモンスターにやられておしまいですよ!!」
会社内には警備モンスターが夜中のみうじゃうじゃと潜んでいて少しでも緩みを見せるとやられてしまう……危機感を抱きながらもヒナは全力で駆けていく。すると階段を見つけたのである。
「!!」
すると階段からリザードタイプのモンスターが現れたのだ。竜太は小刀を取り出すと事件のときのように振り回したのである。
“バサッ!!バサッ!!バサッ!!”
モンスターを斬りつける竜太の技は華麗であった。斬り倒すとモンスターは倒れて階段にのぼれるようになったのだ。
「ヒナちゃん、これはまだ雑魚クラスや。これからえげつないのがドンドコ出てくるで!!」
ヒナはそれを聞いて少し怯えたのである。不安と生きて帰れるかの心配の気持ちが高まったからだ。
「とにかくモンスターが現れるかもしれないから見つけたら戦いか逃げるかになるかもしれんな。できれば無駄な体力は使いたくないわな。」
竜太は注意を説明するとヒナはある質問をしたのである。
「竜太さん、発送者の情報は何階にありますか?」
「12階の最上階。」
「………………。」
よくあるオチかよ……と突っ込まれそうだが当然である。発送者の個人情報は厳守なのが普通で安全な上のフロアに管理するのが当たり前である。下の管理の甘い部屋に預けるほどずさんなことは普通に考えられない。
「目標が上となったら小刀の出番ね……」
「俺も小刀を……」
「これは事件時に使っていたやつ?」
「ああ、そやで。」
少し竜太の表情が暗くなった。事件のことを思い出すと彼にとっては辛いのだろう。ヒナはそれに気がついたのか謝りはじめた。
「ごめんなさい、ちょっと余計な部分に触れてしまったわね……」
「いや、思い出した俺も悪い。すまん。」
少し重い雰囲気になってしまったが、京介が重さを吹き飛ばす発言をした。
「もう仕方ないですよ。昔のことなんか思い出してもやり直せないし。今二人が仲良くしていたら良いじゃないですか。」
「そ……そやな……ありがとうな京介!」
「京介くん、ありがとう!!」
重さが取れると3人は階段に向けて走り始めたのである。
「走ったら侵入したのがばれない?」
「大丈夫!!モンスターと戦ったりしたら絶対ばれるから!!元からこそこそ侵入しても意味はないし、命を落とすから走れ走れ!!」
「ヒナさん、走らないとモンスターにやられておしまいですよ!!」
会社内には警備モンスターが夜中のみうじゃうじゃと潜んでいて少しでも緩みを見せるとやられてしまう……危機感を抱きながらもヒナは全力で駆けていく。すると階段を見つけたのである。
「!!」
すると階段からリザードタイプのモンスターが現れたのだ。竜太は小刀を取り出すと事件のときのように振り回したのである。
“バサッ!!バサッ!!バサッ!!”
モンスターを斬りつける竜太の技は華麗であった。斬り倒すとモンスターは倒れて階段にのぼれるようになったのだ。
「ヒナちゃん、これはまだ雑魚クラスや。これからえげつないのがドンドコ出てくるで!!」
ヒナはそれを聞いて少し怯えたのである。不安と生きて帰れるかの心配の気持ちが高まったからだ。
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