あの日の約束

朔弥

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再会

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 ズボンの前をくつろげると、硬くなった京也の雄を取り出し舌を這わせた。
 何度か舌で陰茎を辿った後、唇で先端を軽く挟み舌先で破れ目から滲み出ている透明の液を舐め取るように動かした。
 気持ちがいいのか、破れ目から先走りの液がじわじわと染み出てくる。
 古賀は口腔内へと京也の欲望を呑み込んだ。
「···っつ···」
 古賀の中に包み込まれる快楽に、京也は僅かに眉を顰め耐える。
 京也の腰に手を添え、喉の奥まで咥え込んだ。口いっぱいに頬張り、少し苦しそうな表情を浮かべながら上目遣いに見てくる古賀にそそられ、京也の欲望が口の中でビクンと跳ね上がる。
「若いんだから一回くらいイっても平気だろ···」
 一度、口から離し古賀は言った。そして再び舌を這わせながら京也を口に含んだ。
 舌を絡ませ吸い上げながら唇でしごいていく。根元の方も指で輪を作り動かした。
「先生の口の中···気持ちいい···も···出るっ···」
 勢い良く古賀の口の中に熱い欲望を吐き出した。それを零さないように喉を上下させて全て飲み込む。
「濃いな···あまり抜いてないのか?」
 京也をイかせた事に満足した古賀は唇をぺろりと舐めながら、妖艶な笑みを浮べた。
「···先生···そんな表情かお···俺以外の奴の前でするなよ」
 真剣な眼差しで京也は見つめると、古賀の肩に手をかけベッドに押し倒した。
「教えてもらったから、今度は俺が先生を気持ち良くしてやるよ···」
 京也は古賀のズボンに手をかけ下着ごと足から抜き去った。
 太腿の裏に手を差し入れ、グイッと足を押し広げさせた。京也の目の前に頭をもたげた半身が余すことなく曝される。古賀は少し恥ずかしそうな表情を浮かべるも、されるままにしていた。
 京也は脱ぎ捨てた服からゴソゴソと弄りローションの入ったボトルを取り出しキャップを外す。
 とろりとした液体を古賀の半身に垂らしていく。液体が肌に触れる冷たさにぴくんと古賀の腰が揺れた。
 京也はローションを後孔に塗りつけるように指で触れ、そのまま中へと差し入れた。
 ローションに濡れた指は抵抗なく中へと飲み込まれていく。抜き差しを繰り返しながら、徐々に差し込む指の深さを増していった。
「···っ···はぁ···はぁ···っう···」
 甘い呼吸を聞きながら、京也は後ろを指で攻めつつ古賀の陰茎に口づけ、口に含んだ。
「···あっ···はぁ···んんっ···はぁ···っつ···」
 快楽に浮かされた声を我慢していた古賀だったが、次第に呼吸に混ざる喘ぎ声が増え始めた。
 後ろを侵す指の数も増やされ、わざと淫らな音が聞こえるように指を抜き差しさせた。

 くちゅ··にゅちゅ···

「うっ···音···たてるな···っつ···」
 恥ずかしさに古賀は堪らず言った。
 京也は古賀から唇を離す。
「無理だよ、先生···。先生のここ、とろとろで指に絡みついてくるんだから···」
 京也は指で腹の方を探り、前立腺を探し当てると指の腹で擦った。
「あっ、やっ···そこ···んんっ···」
 電流のような快感が流れ、躰をしならせる。
 感じる古賀の姿をもっと見たくて、京也は執拗に指で刺激していく。
「っつ···はっ···ああっ···やっ···んうっ···きょ··や···」
 つれない態度ばかりだった古賀の口から甘く求めるように名前を初めて呼ばれ、躰の中を欲情の熱が駆け巡る。一度イった京也の雄は再び硬さを取り戻し、古賀の中に入りたいとたかぶりを見せていた。



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