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本編
83.難民達の歓迎と収穫祭
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僕が期待に胸を膨らませ人目に付かない所に隠れていると、温泉から上がってきた貧民達と獣人達が会場にやって来る。
獣人達の方からは温泉を堪能し御満悦な様子の声が聞こえてくる。
「ふぁ~、極楽浄土じゃったぁ~、全身マッサージ堪らんかったなぁ~」
「しゅわしゅわのラムネ温泉、すごく気持ち良かったー。毛並みがキレイになって、フワフワになったよー」
「温泉で癒されて、身も心も潤ったわねぇ。心なしか若返った気がするわぁ」
確かに、頬が痩け草臥れていた老人達の容貌は、温泉で潤い張り艶を取り戻して、十歳以上は若返っているようにも見える。
老婆は身に付けた衣服を眺めて、頬を紅潮させ表情を綻ばせて言う。
「それに、なんて華やかな服なんだろうねぇ。こんな服が着れるなんて嬉しいわぁ」
「上質な生地の服で、尻尾も出せるようにしてもらったから、着心地も抜群じゃな」
「『ゆかた』っていう服なんだって、お花柄とか色んな柄があって楽しいねー」
嬉しそうに獣人達が尻尾を振ったり揺らめかせたりしている姿を、僕は目を爛々とさせながら眺めていた。
(わぁ、嬉しそうに尻尾動かしてるの可愛いなぁ。獣人達にも浴衣似合ってるし、気に入ってくれたみたいで良かったぁ)
僕は以前に、妾妃のドレスや手頃な生地を使い大量に浴衣を作って、貧民達にプレゼントしていたのだ。
温泉といえば浴衣だし、浴衣は基本的にフリーサイズなので、男女兼用で使い回しも利き、着付けや合わせる小物で華やかな装いにもできる優れ物なのだ。
浴衣は貧民達にとても喜んでもらえて、重宝されている。
筋肉盛々の巨体に育った男達にはサイズが合わなくなって、また新しく作ってあげていたのだけど、着なくなっていた浴衣が獣人達に丁度良かった。
(浴衣じゃない服も着せてみたいなぁ。あんなのもいいし、こんなのもいいし、あぁ、絶対似合うだろうなぁ……)
獣人達の衣装姿を妄想して僕が暗黒微笑を浮かべていると、収穫祭の御馳走を目にした獣人達が歓声を上げる。
「わぁー、すごい、お花畑みたいだねー」
「まぁ、なんて華やで綺麗なんでしょうねぇ」
「ほほぉ、食卓の上にまで『楽園』があるようじゃ」
咲き誇る花々や舞い踊る蝶々を模した果実や野菜、小鳥や小動物を模した食材等、それは見事に彩られた『楽園』のような御馳走が、獣人達の目の前に広がっている。
目を輝かせている獣人達の姿を見て、僕はホッと胸を撫で下ろす。
(あぁ、良かったぁ、みんな喜んでくれたみたい。前世で『飾り切り』覚えてて良かったぁ……そこまで手の込んだ物は作れないけど、簡単な物でも沢山あれば花畑みたいになって見栄え良くなるからね)
僕が前世でスイーツをデコレーションするのによく使っていた飾り付けだ。
果物や野菜や肉類を薄切りにして、花弁に見立てて巻いていくだけで大輪の花が簡単に作れてしまうのだ。
他にもデコレーションの要領で、薄切りを蝶々結びのリボンにして散らしてみたり、小振りな野菜やソーセージで動物を作って料理に添えてみたり、歓迎メッセージを模った食材を置いてみたりと、色々工夫して皆の目を楽しませる事に成功した。
獣人達がよく見れば、御馳走の所々に『ようこそ』『いらっしゃいませ』『大歓迎』といった文字があり、大々的に歓迎されている事が伝わるだろう。
女性達が乾杯用の杯を皆に配って回り、チョコチップが貧民の代表として皆の前に出て台に立つ。
チョコチップは獣人達に人懐っこい笑みを向けて、会場に声を響かせる。
「ようこそ、獣人の皆さん、私達は貴方達を歓迎するよ。心行くまで、この『癒やしの精霊の楽園』で癒されて寛いでくれ。――さぁ、それでは、待ちに待った収穫祭を始めよう。皆で大いに食べて飲んで、今年の大豊作を祝おう! 精霊の祝福に乾杯!!」
「「「精霊の祝福に乾杯!」」」
貧民達が杯を掲げて乾杯をする姿を見て、獣人達も真似をして乾杯する。
そのまま杯に口を付けて飲み込めば、甘酸っぱい風味と炭酸の刺激が喉を通り過ぎていき、獣人達は驚きの声を上げる。
「わぁ~! このお水もしゅわしゅわする~、美味しい~」
「甘酸っぱい果実の味がするねぇ、沈んでるコロコロした果実も美味しいわぁ」
「これはなんじゃろうな? 喉越しが独特じゃ……げぷ……?」
乾杯用に振舞われたのは、炭酸水に柑橘果汁とハチミツを混ぜて小さく切った果物を沢山入れて作った、フルーツポンチならぬレモネードポンチだ。
(炭酸は飲み慣れてないのかな? 獣人達の反応が初々しくてなんだか可愛い。色々な果物を入れてるから見た目もカラフルで楽しいよね。ワインがあれば大人用にサングリアを作っても良かったかもな……)
貧民達が獣人達に御馳走を食べるようにと勧める。
「さぁさぁ、どうぞ召し上がれ。まだまだ沢山あるからいっぱい食べてね」
好きに食べてと勧めても、豪華過ぎる御馳走を前になかなか手が伸びない獣人達を見かねて、男が前に出て飲み物を手に取りゴクゴクと飲み干して見せる。
「温泉上がりはやっぱりコレだよな~、フルーツ牛乳。コクと甘みのハーモニーが、火照った身体に浸み渡る~。んん~、うんっま~~~い!」
「……あ、あたしも飲むー!」
「あ、ぼくも、ぼくも~!」
美味しそうに飲む男に釣られて、子供達も手に取りゴキュゴキュと飲んでいく。
「ぷっはぁー、美味しいー」
「しみわたる~、んま~い」
「おぉ~、いい飲みっぷりだな~。そんで、口の周りに立派なヒゲまで生えたな~、わはははは」
「あ、本当だ、おヒゲはえてるよー! きゃはは」
「え、キミもだよ~、おヒゲはえてる~! あはは」
おヒゲを付けて長い耳を羽ばたかせてぴょんぴょんと飛び跳ね笑い合う、子供達の姿を見た僕は――悶絶して転げ回っていた。
(んなあぁぁぁぁんだその愛らしさはぁぁぁぁ! 反則的に可愛い! 可愛いに可愛いの相乗効果でめちゃくちゃ可愛い!! フルーツ牛乳をセレクトしてくれた、お兄さんグッジョブ! ありがとうございますぅぅぅぅ!!)
一方では、見惚れて食べる事を躊躇していた老婆に女性が食べるようにと勧める。
「こんなに綺麗なのに、食べるのが勿体ないねぇ」
「そんな事言わないで、腕によりをかけて作ったんだからね。たんと召し上がれ――はい、あーんして♪」
「……あ、あーん……んんー! 美味しいー、美味し過ぎて、ほっぺが落っこちてしまうよー!!」
老婆は女性に手づから食べさせてもらい、両頬を押さえてその美味しさに感激し、耳を立ててピコピコと震わせ、尻尾をパタパタと忙しなく振っている。
(お婆ちゃん可愛いぃぃぃぃ! フワフワでモコモコなお耳と尻尾が嬉しそうに動いてる。美味しくてほっぺた押さえてプルプルしてるなんて、もう、抱きしめたくなる愛らしさ!!)
老爺が老婆と女性のやり取りを微笑ましそうに、羨ましそうに眺めていると、またしても老爺の肩はガシッと掴まれる。
恐る恐る老爺が振り返ると、そこにいるのは――やはり、白い歯を見せてニカッと笑う大男である。
「遠慮なんていらないぞ! 俺が食べさせてやるからな。さぁ、たらふくお食べ――はい、あーん♪」
「いや、その、はい。……あ、あーんっ……んんーっ! もぐもぐもぐ、うまっ! もぐもぐもぐ、ちょっ! もぐもぐもぐ、とまっ!」
逃げられないと早々に諦めた老爺が口を開くと、凄い勢いで御馳走を口に詰め込まれ、口を開く度に詰め込まれ、正に有無も言わさぬ勢いで大男に食べさせられる。
老爺は毛を逆立ててフワッフワになり、おっかなびっくりしつつも、身体は正直なようで、目を輝かせて耳や尻尾を立てて喉をゴロゴロと鳴らして、一生懸命に咀嚼している。
(お爺ちゃん可愛いぃぃぃぃ! ほっぺいっぱいに詰め込んで、一生懸命もぐもぐしてるの可愛いよ! 美味しいって身体全体で表現してる感じが堪らなく愛くるしい!!)
老爺は甲斐甲斐しく世話を焼く大男に、お腹がパンパンになるまで御馳走を食べさせられたのだ。
そんなこんなで、遠くから観察していた僕は大興奮で大変充実した一時を過ごし、獣人達は貧民達に歓迎されて楽しい一時を過ごし、収穫祭は盛大に祝われたのである。
◆
獣人達の方からは温泉を堪能し御満悦な様子の声が聞こえてくる。
「ふぁ~、極楽浄土じゃったぁ~、全身マッサージ堪らんかったなぁ~」
「しゅわしゅわのラムネ温泉、すごく気持ち良かったー。毛並みがキレイになって、フワフワになったよー」
「温泉で癒されて、身も心も潤ったわねぇ。心なしか若返った気がするわぁ」
確かに、頬が痩け草臥れていた老人達の容貌は、温泉で潤い張り艶を取り戻して、十歳以上は若返っているようにも見える。
老婆は身に付けた衣服を眺めて、頬を紅潮させ表情を綻ばせて言う。
「それに、なんて華やかな服なんだろうねぇ。こんな服が着れるなんて嬉しいわぁ」
「上質な生地の服で、尻尾も出せるようにしてもらったから、着心地も抜群じゃな」
「『ゆかた』っていう服なんだって、お花柄とか色んな柄があって楽しいねー」
嬉しそうに獣人達が尻尾を振ったり揺らめかせたりしている姿を、僕は目を爛々とさせながら眺めていた。
(わぁ、嬉しそうに尻尾動かしてるの可愛いなぁ。獣人達にも浴衣似合ってるし、気に入ってくれたみたいで良かったぁ)
僕は以前に、妾妃のドレスや手頃な生地を使い大量に浴衣を作って、貧民達にプレゼントしていたのだ。
温泉といえば浴衣だし、浴衣は基本的にフリーサイズなので、男女兼用で使い回しも利き、着付けや合わせる小物で華やかな装いにもできる優れ物なのだ。
浴衣は貧民達にとても喜んでもらえて、重宝されている。
筋肉盛々の巨体に育った男達にはサイズが合わなくなって、また新しく作ってあげていたのだけど、着なくなっていた浴衣が獣人達に丁度良かった。
(浴衣じゃない服も着せてみたいなぁ。あんなのもいいし、こんなのもいいし、あぁ、絶対似合うだろうなぁ……)
獣人達の衣装姿を妄想して僕が暗黒微笑を浮かべていると、収穫祭の御馳走を目にした獣人達が歓声を上げる。
「わぁー、すごい、お花畑みたいだねー」
「まぁ、なんて華やで綺麗なんでしょうねぇ」
「ほほぉ、食卓の上にまで『楽園』があるようじゃ」
咲き誇る花々や舞い踊る蝶々を模した果実や野菜、小鳥や小動物を模した食材等、それは見事に彩られた『楽園』のような御馳走が、獣人達の目の前に広がっている。
目を輝かせている獣人達の姿を見て、僕はホッと胸を撫で下ろす。
(あぁ、良かったぁ、みんな喜んでくれたみたい。前世で『飾り切り』覚えてて良かったぁ……そこまで手の込んだ物は作れないけど、簡単な物でも沢山あれば花畑みたいになって見栄え良くなるからね)
僕が前世でスイーツをデコレーションするのによく使っていた飾り付けだ。
果物や野菜や肉類を薄切りにして、花弁に見立てて巻いていくだけで大輪の花が簡単に作れてしまうのだ。
他にもデコレーションの要領で、薄切りを蝶々結びのリボンにして散らしてみたり、小振りな野菜やソーセージで動物を作って料理に添えてみたり、歓迎メッセージを模った食材を置いてみたりと、色々工夫して皆の目を楽しませる事に成功した。
獣人達がよく見れば、御馳走の所々に『ようこそ』『いらっしゃいませ』『大歓迎』といった文字があり、大々的に歓迎されている事が伝わるだろう。
女性達が乾杯用の杯を皆に配って回り、チョコチップが貧民の代表として皆の前に出て台に立つ。
チョコチップは獣人達に人懐っこい笑みを向けて、会場に声を響かせる。
「ようこそ、獣人の皆さん、私達は貴方達を歓迎するよ。心行くまで、この『癒やしの精霊の楽園』で癒されて寛いでくれ。――さぁ、それでは、待ちに待った収穫祭を始めよう。皆で大いに食べて飲んで、今年の大豊作を祝おう! 精霊の祝福に乾杯!!」
「「「精霊の祝福に乾杯!」」」
貧民達が杯を掲げて乾杯をする姿を見て、獣人達も真似をして乾杯する。
そのまま杯に口を付けて飲み込めば、甘酸っぱい風味と炭酸の刺激が喉を通り過ぎていき、獣人達は驚きの声を上げる。
「わぁ~! このお水もしゅわしゅわする~、美味しい~」
「甘酸っぱい果実の味がするねぇ、沈んでるコロコロした果実も美味しいわぁ」
「これはなんじゃろうな? 喉越しが独特じゃ……げぷ……?」
乾杯用に振舞われたのは、炭酸水に柑橘果汁とハチミツを混ぜて小さく切った果物を沢山入れて作った、フルーツポンチならぬレモネードポンチだ。
(炭酸は飲み慣れてないのかな? 獣人達の反応が初々しくてなんだか可愛い。色々な果物を入れてるから見た目もカラフルで楽しいよね。ワインがあれば大人用にサングリアを作っても良かったかもな……)
貧民達が獣人達に御馳走を食べるようにと勧める。
「さぁさぁ、どうぞ召し上がれ。まだまだ沢山あるからいっぱい食べてね」
好きに食べてと勧めても、豪華過ぎる御馳走を前になかなか手が伸びない獣人達を見かねて、男が前に出て飲み物を手に取りゴクゴクと飲み干して見せる。
「温泉上がりはやっぱりコレだよな~、フルーツ牛乳。コクと甘みのハーモニーが、火照った身体に浸み渡る~。んん~、うんっま~~~い!」
「……あ、あたしも飲むー!」
「あ、ぼくも、ぼくも~!」
美味しそうに飲む男に釣られて、子供達も手に取りゴキュゴキュと飲んでいく。
「ぷっはぁー、美味しいー」
「しみわたる~、んま~い」
「おぉ~、いい飲みっぷりだな~。そんで、口の周りに立派なヒゲまで生えたな~、わはははは」
「あ、本当だ、おヒゲはえてるよー! きゃはは」
「え、キミもだよ~、おヒゲはえてる~! あはは」
おヒゲを付けて長い耳を羽ばたかせてぴょんぴょんと飛び跳ね笑い合う、子供達の姿を見た僕は――悶絶して転げ回っていた。
(んなあぁぁぁぁんだその愛らしさはぁぁぁぁ! 反則的に可愛い! 可愛いに可愛いの相乗効果でめちゃくちゃ可愛い!! フルーツ牛乳をセレクトしてくれた、お兄さんグッジョブ! ありがとうございますぅぅぅぅ!!)
一方では、見惚れて食べる事を躊躇していた老婆に女性が食べるようにと勧める。
「こんなに綺麗なのに、食べるのが勿体ないねぇ」
「そんな事言わないで、腕によりをかけて作ったんだからね。たんと召し上がれ――はい、あーんして♪」
「……あ、あーん……んんー! 美味しいー、美味し過ぎて、ほっぺが落っこちてしまうよー!!」
老婆は女性に手づから食べさせてもらい、両頬を押さえてその美味しさに感激し、耳を立ててピコピコと震わせ、尻尾をパタパタと忙しなく振っている。
(お婆ちゃん可愛いぃぃぃぃ! フワフワでモコモコなお耳と尻尾が嬉しそうに動いてる。美味しくてほっぺた押さえてプルプルしてるなんて、もう、抱きしめたくなる愛らしさ!!)
老爺が老婆と女性のやり取りを微笑ましそうに、羨ましそうに眺めていると、またしても老爺の肩はガシッと掴まれる。
恐る恐る老爺が振り返ると、そこにいるのは――やはり、白い歯を見せてニカッと笑う大男である。
「遠慮なんていらないぞ! 俺が食べさせてやるからな。さぁ、たらふくお食べ――はい、あーん♪」
「いや、その、はい。……あ、あーんっ……んんーっ! もぐもぐもぐ、うまっ! もぐもぐもぐ、ちょっ! もぐもぐもぐ、とまっ!」
逃げられないと早々に諦めた老爺が口を開くと、凄い勢いで御馳走を口に詰め込まれ、口を開く度に詰め込まれ、正に有無も言わさぬ勢いで大男に食べさせられる。
老爺は毛を逆立ててフワッフワになり、おっかなびっくりしつつも、身体は正直なようで、目を輝かせて耳や尻尾を立てて喉をゴロゴロと鳴らして、一生懸命に咀嚼している。
(お爺ちゃん可愛いぃぃぃぃ! ほっぺいっぱいに詰め込んで、一生懸命もぐもぐしてるの可愛いよ! 美味しいって身体全体で表現してる感じが堪らなく愛くるしい!!)
老爺は甲斐甲斐しく世話を焼く大男に、お腹がパンパンになるまで御馳走を食べさせられたのだ。
そんなこんなで、遠くから観察していた僕は大興奮で大変充実した一時を過ごし、獣人達は貧民達に歓迎されて楽しい一時を過ごし、収穫祭は盛大に祝われたのである。
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