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本編
65.白豚王子の計画と企み
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広範囲に及ぶ森林火災は騎士団と獣人兵の協力によりなんとか無事に消火された。
幸い人的被害は無かったものの、その後には変わり果てた『腐敗の森』の跡地だけが残った。
僕と親子は貧民街の境にある丘の上に登り『腐敗の森』の跡地を一望していた。
「一面、真っ黒焦げだ」
草も木も全てが真っ黒に焼け焦げて、見渡す限りの焼野原が眼下に広がっていた。
「全部焼けちゃって、緑の草木は残ってないね」
「瘴気が晴れて、せっかく緑の森になりかけてたのにな」
「まぁ、仕方ないさ。緑はまた芽吹くから、これからだ」
僕達が焼野原を眺め話していると、誰かが近付いてくる足音が聞こえる。
何だろうかと僕達が振り返ると、そこには破落戸達の姿があった。
破落戸達はぞろぞろと沢山の仲間を引き連れやって来ると、何故か僕達の周りを取り囲んだ。
破落戸達の表情は暗く重く何かを思い詰めた様子で、怖い顔をしていた。
破落戸達の並々ならぬ雰囲気にチョコチップが身構え、チョコミントが僕を庇い威嚇するように語気を強める。
「……なんだ、お前達?」
「なんだよ!? また、何かしようって言うんじゃ――」
破落戸達が一斉に膝を折り、地面に手を付き頭を地に叩き付けて叫ぶ。
「「「すまない!!!」」」
「……へ? ……」
その勢いに驚いて僕達が呆気に取られていると、破落戸達が話しはじめる。
「すまなかった、本当にすまなかった! どんなに謝っても許される事じゃないのは分かっている。それでも、謝らせてくれ!!」
「俺達はあんた達に許されない事をした。あんた達から全てを奪い取り、弄んで痛ぶり、剰え殺そうとした。俺達は許されない罪を犯したんだ……」
「あんた達に対して余りにも酷い所業だ。到底、人のする所業じゃない。正に名実ともに『人でなし』の所業だった。今更、悔やんでも悔やみきれない」
「俺達は誰からも忌み嫌われ死を望まれる『人でなし』だ。人から見放され見捨てられて、人を恨み妬み嫉み、自棄になって罪を重ねてきた罪人だ。それなのに、あんた達は……」
破落戸達は地面に叩き付けていた頭を上げ、僕達の顔を見上げる。
その目には悔恨の念が色濃く滲み、切情の涙を流していた。
「俺達は自分自身ですら諦め、自らを見捨てていた……それなのに、あんた達は俺達を見捨てなかった!」
「こんなどうしようもない俺達を助けようとしてくれた! あの恐ろしい鬼人族に立ち向かい、命を懸けて俺達の命を守ってくれたんだ!!」
「あんた達には心の底から感謝している。俺達は命だけでなく、魂まで救われたんだ。……だから、この救われた命を無駄にはしない。これからは、あんた達に恥じぬ生き方をすると決めた!」
「俺達は今までに犯してきた罪を悔い改めて生きていく! 罪を償う為に何でもする!!」
破落戸達の言葉に僕の耳はピクリと反応した。
念の為、僕は破落戸達に訊き返してみる。
「ん? 今、何でもするって言ったよね?」
「勿論だ。罪滅ぼしの為なら、危険な鉱山掘でも、魔物処理でも、前線出兵でも、何でもする」
僕は感激して破落戸に食い気味に迫り、手を取り握りしめて言った。
「本当、ありがとう! 人手が欲しかったんだ!!」
「え? は、はい?」
僕は大喜びで用意していた鍬を破落戸に手渡す。
破落戸は困惑した様子で渡された鍬と僕とを交互に見つめている。
破落戸に見えるように僕は身体を反らして焼野原を指差して言う。
「ここ全部に畑を作る予定なんだ! 焼畑農業だよ」
「……こ、この焼野原を!? ぜ、全部!!?」
僕はご機嫌でニッコニコの暗黒微笑を浮かべて破落戸達に答える。
「うん、みんなで一緒に頑張ろうね♪」
破落戸達は広大な焼野原を見て生唾を飲み込み、意を決したように頷き返事する。
「……わ、分かった。やろう……」
僕は思い描いていた計画が着実に近付いている事に嬉しくなり、笑みを深め期待に胸を膨らませる。
「小麦に大麦にお米も作りたいよね、野菜や果物や木の実も沢山あるといいな、収獲できたら収穫祭をしよう! 料理もお菓子も沢山作って食べ放題!! 楽しみだなー♪」
そんな僕を見て親子は微笑ましそうに、破落戸達は不安そうにしていたのだった。
その時、破落戸達は白豚王子の何か悪巧みするような不気味な暗黒微笑と、指示された途方もなく広大な焼野原を眺めて内心思った。
(俺達はとんでもない事に巻き込まれたのかもしれない……)
◆
それから、僕と親子と破落戸達と貧民街の住人達とで焼野原の開拓を進めた。
元々、親子が農夫をしていた事や魔法が使えるようになった者達が協力してくれたおかげで想定よりも早く開拓は進んだ。
魔法が使えない者達であっても開拓や畑仕事に関しては、大変貴重で重要な労働力になる。
貧民街の住人達はみんな積極的に農作に取り組んでくれるので、大変有難い。
まずは、貧民街の者達が自給自足できるだけの食糧確保を目指して、余裕ができたら販売も視野に入れて農作をする。
当面の間、生活基盤が整うまでは僕が炊き出しをしながら必要なものを用意する事にした。
資金は離宮に妾妃が残した財宝を換金する事で用意できる。
財宝の換金をしていて、僕はふと思い出してしまった。
ゲームの白豚王子も財宝などの財力で破落戸達を従わせて悪事を働いていたのだ。
悪役脱却の為なら本当は破落戸達に関わらない方が安全なのかもしれない。
悪事を働くかもしれない破落戸と一緒にいる所を貴族の誰かに見られでもしたら、僕は悪事を企てていると誤解されるかもしれない。そんな事になれば一大事だ――
――とも思ったのだが、破落戸達とこれだけ関わりを持ってしまった僕には今更投げ出すような事はできそうにない。
改心して汗水垂らし畑仕事をしてくれている破落戸達の姿を見ると、もう悪事に手を染めるような事はないと思える。
(僕が悪事に手を染める事なんてないし、ましてや誰かにさせようとなんて絶対にしない。だから、きっと大丈夫……僕を信じてくれたみんなを、今こうして一緒に頑張ってくれているみんなを、僕は信じる!)
こうして、白豚王子達は広大な焼野原に悪戦苦闘しながらも、なんだかんだと充実した日々を過ごしていった。
◆
幸い人的被害は無かったものの、その後には変わり果てた『腐敗の森』の跡地だけが残った。
僕と親子は貧民街の境にある丘の上に登り『腐敗の森』の跡地を一望していた。
「一面、真っ黒焦げだ」
草も木も全てが真っ黒に焼け焦げて、見渡す限りの焼野原が眼下に広がっていた。
「全部焼けちゃって、緑の草木は残ってないね」
「瘴気が晴れて、せっかく緑の森になりかけてたのにな」
「まぁ、仕方ないさ。緑はまた芽吹くから、これからだ」
僕達が焼野原を眺め話していると、誰かが近付いてくる足音が聞こえる。
何だろうかと僕達が振り返ると、そこには破落戸達の姿があった。
破落戸達はぞろぞろと沢山の仲間を引き連れやって来ると、何故か僕達の周りを取り囲んだ。
破落戸達の表情は暗く重く何かを思い詰めた様子で、怖い顔をしていた。
破落戸達の並々ならぬ雰囲気にチョコチップが身構え、チョコミントが僕を庇い威嚇するように語気を強める。
「……なんだ、お前達?」
「なんだよ!? また、何かしようって言うんじゃ――」
破落戸達が一斉に膝を折り、地面に手を付き頭を地に叩き付けて叫ぶ。
「「「すまない!!!」」」
「……へ? ……」
その勢いに驚いて僕達が呆気に取られていると、破落戸達が話しはじめる。
「すまなかった、本当にすまなかった! どんなに謝っても許される事じゃないのは分かっている。それでも、謝らせてくれ!!」
「俺達はあんた達に許されない事をした。あんた達から全てを奪い取り、弄んで痛ぶり、剰え殺そうとした。俺達は許されない罪を犯したんだ……」
「あんた達に対して余りにも酷い所業だ。到底、人のする所業じゃない。正に名実ともに『人でなし』の所業だった。今更、悔やんでも悔やみきれない」
「俺達は誰からも忌み嫌われ死を望まれる『人でなし』だ。人から見放され見捨てられて、人を恨み妬み嫉み、自棄になって罪を重ねてきた罪人だ。それなのに、あんた達は……」
破落戸達は地面に叩き付けていた頭を上げ、僕達の顔を見上げる。
その目には悔恨の念が色濃く滲み、切情の涙を流していた。
「俺達は自分自身ですら諦め、自らを見捨てていた……それなのに、あんた達は俺達を見捨てなかった!」
「こんなどうしようもない俺達を助けようとしてくれた! あの恐ろしい鬼人族に立ち向かい、命を懸けて俺達の命を守ってくれたんだ!!」
「あんた達には心の底から感謝している。俺達は命だけでなく、魂まで救われたんだ。……だから、この救われた命を無駄にはしない。これからは、あんた達に恥じぬ生き方をすると決めた!」
「俺達は今までに犯してきた罪を悔い改めて生きていく! 罪を償う為に何でもする!!」
破落戸達の言葉に僕の耳はピクリと反応した。
念の為、僕は破落戸達に訊き返してみる。
「ん? 今、何でもするって言ったよね?」
「勿論だ。罪滅ぼしの為なら、危険な鉱山掘でも、魔物処理でも、前線出兵でも、何でもする」
僕は感激して破落戸に食い気味に迫り、手を取り握りしめて言った。
「本当、ありがとう! 人手が欲しかったんだ!!」
「え? は、はい?」
僕は大喜びで用意していた鍬を破落戸に手渡す。
破落戸は困惑した様子で渡された鍬と僕とを交互に見つめている。
破落戸に見えるように僕は身体を反らして焼野原を指差して言う。
「ここ全部に畑を作る予定なんだ! 焼畑農業だよ」
「……こ、この焼野原を!? ぜ、全部!!?」
僕はご機嫌でニッコニコの暗黒微笑を浮かべて破落戸達に答える。
「うん、みんなで一緒に頑張ろうね♪」
破落戸達は広大な焼野原を見て生唾を飲み込み、意を決したように頷き返事する。
「……わ、分かった。やろう……」
僕は思い描いていた計画が着実に近付いている事に嬉しくなり、笑みを深め期待に胸を膨らませる。
「小麦に大麦にお米も作りたいよね、野菜や果物や木の実も沢山あるといいな、収獲できたら収穫祭をしよう! 料理もお菓子も沢山作って食べ放題!! 楽しみだなー♪」
そんな僕を見て親子は微笑ましそうに、破落戸達は不安そうにしていたのだった。
その時、破落戸達は白豚王子の何か悪巧みするような不気味な暗黒微笑と、指示された途方もなく広大な焼野原を眺めて内心思った。
(俺達はとんでもない事に巻き込まれたのかもしれない……)
◆
それから、僕と親子と破落戸達と貧民街の住人達とで焼野原の開拓を進めた。
元々、親子が農夫をしていた事や魔法が使えるようになった者達が協力してくれたおかげで想定よりも早く開拓は進んだ。
魔法が使えない者達であっても開拓や畑仕事に関しては、大変貴重で重要な労働力になる。
貧民街の住人達はみんな積極的に農作に取り組んでくれるので、大変有難い。
まずは、貧民街の者達が自給自足できるだけの食糧確保を目指して、余裕ができたら販売も視野に入れて農作をする。
当面の間、生活基盤が整うまでは僕が炊き出しをしながら必要なものを用意する事にした。
資金は離宮に妾妃が残した財宝を換金する事で用意できる。
財宝の換金をしていて、僕はふと思い出してしまった。
ゲームの白豚王子も財宝などの財力で破落戸達を従わせて悪事を働いていたのだ。
悪役脱却の為なら本当は破落戸達に関わらない方が安全なのかもしれない。
悪事を働くかもしれない破落戸と一緒にいる所を貴族の誰かに見られでもしたら、僕は悪事を企てていると誤解されるかもしれない。そんな事になれば一大事だ――
――とも思ったのだが、破落戸達とこれだけ関わりを持ってしまった僕には今更投げ出すような事はできそうにない。
改心して汗水垂らし畑仕事をしてくれている破落戸達の姿を見ると、もう悪事に手を染めるような事はないと思える。
(僕が悪事に手を染める事なんてないし、ましてや誰かにさせようとなんて絶対にしない。だから、きっと大丈夫……僕を信じてくれたみんなを、今こうして一緒に頑張ってくれているみんなを、僕は信じる!)
こうして、白豚王子達は広大な焼野原に悪戦苦闘しながらも、なんだかんだと充実した日々を過ごしていった。
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