21 / 37
21.ダークエルフ・ノヴァの決着
しおりを挟む
アダムの発言から魔族達に衝撃が走った。
一斉に僕へと注目が集まる。
「えっと……何か問題があるの?」
状況が上手く把握できず、僕が首を傾げていると、アダムが威勢よく言い放つ。
「はなからおかしいとは思っていたのだ。最下位の劣等種であるダークエルフごときが、人型の使い魔を使役していること事態、異様だったのだから……」
確信を持ったアダムの発言に、魔族達は何事かとざわめきだす。
アダムは声を張り、ノヴァを指差して告発する。
「この淫魔は遥か昔に失われた古代魔術、禁忌とされる合成魔術を使って、魔族でも魔獣でもない、理に反する生物を生み出したのだ!」
「!?」
突拍子もない発言に困惑し、ノヴァは声を上げる。
「何を言っているんだ……いくらなんでもそんなことできるわけがないだろう! 俺は魔導書に記されていた召喚魔法で使い魔を呼び寄せただけだ。第一、生命を弄ぶようなそんな恐ろしい魔術に手を出すわけがない!!」
アダムはゆらりと立ち上がり、魔族達に語って聞かせる。
「この世に万物を生み出す行為は人間にのみ許された御業、魔族に許された領域ではない。禁を犯せばこの魔族社会は混沌の渦に呑み込まれ、崩壊する……そして、その混沌と崩壊を招く存在が、そこにいる使い魔だ! 混ざり者を材料に魔眼の効かない合成生物を生み出したのだ!!」
「!!?」
僕達に指差して、アダムは禁忌を犯した罪人だと主張する。
「私の魔眼が効かないのが何よりの証拠! どんな魔族であろうとも、エルフ以外に抗える者は存在しないはずだ。なのに、その使い魔は人型であるにもかかわらず、魔眼の力が効かなかった……魔族ではない何よりの証だ!!」
「違うっ! こいつは――」
ノヴァの言葉を遮り、アダムははっきりと明言する。
「よって、決闘の勝敗は不正だ……魔族でも魔獣でもない者が、この世界に存在するべきではない……この世の理を正すため、秩序を守るため、そいつらはただちに裁かれるべき、粛清されるべきなのだ」
魔族達は僕達の姿を見て息を呑み、審査員は様子を伺いながら考え込んでいた。
疑いの目を向けられ、僕は黙っていられなくて叫ぶ。
「僕は合成生物なんかじゃないよ!」
そう言うのが、今の僕には精一杯だった。
(本当は魔族ではなく人間なのだと主張したいところだけど、これまでの魔族達の反応から人間だと主張しても信じてもらえないだろうし、余計に怪しい生物だと思われても困る……)
どうしたものかと考えあぐねていると、ノヴァが僕の前に出てきて叫ぶ。
「こいつは、俺が長年かけて練り上げた魔力で召喚した! 俺の使い魔だ!!」
グレイ、ブラッド、リュウ、仲間達も僕達の前に出てきて庇ってくれる。
「そうだぜ。合成生物なんて、てめぇの勝手な妄想じゃねぇか」
「負け惜しみで不正を主張するとは、元・学園最強の名が廃るのう」
「マナト殿が合成生物などと、世迷い言にもほどがあるでござる」
すると、アダムは一度閉ざした目を大きく見開き、仲間達を見すえた。
妖しい緑色の眼光を放ちながら、アダムは仲間達に命じる。
「そいつらを粛清しろ!」
「!!」
魔眼に見すえられた仲間達は硬直し、ゆっくりと僕達の方へと振り返った。
「くそっ……お前ら、正気に戻れっ!」
その目は虚ろで、正気ではないように見えた。
「みんな、しっかりしてよ!!」
近づいてくる仲間達を見上げ、僕が懸命に訴えれば、みんなの虚ろだった目に光が宿る。
「……見苦しいぜ」
グレイがボソリと呟いた。
仲間達は立ち止まり、再びアダムを見返して言い放つ。
「まさに負け犬の遠吠えってやつじゃねぇか。キャンキャン吠えてねぇで観念しろよ」
「エルフの魔眼は絶対ではないようじゃのう。それとも、ワシらのことまで合成生物だと言い張るのか、のう?」
「いい加減に無様を晒すのはやめるでござる。そなたの立場が悪くなる一方でござるよ」
睨みつけられたアダムは唖然とした表情で喚く。
「なっ、なぜだ! なぜ魔眼が効かない?!」
傍観していた審査員達が前へと出できて、アダムに告げる。
「他の魔族にも君の魔眼は通用していない様子ですね。これでは、いくら学園最強であった君の主張でも、不正とは認められません」
「君の言動は、長年一位を維持してきたエルフの権威を貶める行為だ。秩序を重んじるエルフにあるまじき所業……学園の厳正な審判を覆し、混乱を招こうとしたのだからね」
「エルフ代表であった君は決闘に敗北し、エルフはカースト順位・一位の座から失墜したのだよ。これは魔族社会の制度に則った覆せない事実だ」
一連のやり取りを傍観していた魔族達は、見苦しい敗北者アダムを蔑んだ目で見下す。
冷ややかな視線に晒されて、アダムはようやく自分の置かれる状況を理解し、絶望して崩れ落ちる。
「そんな……エルフの権威が失墜しただなんて……私が敗北したから……」
エルフの未来を憂う憐れなアダムの姿を見て、ノヴァが歩み寄っていく。
「俺は敗者を貶めたり、下位魔族に酷な扱いを強いたりはしない」
そう言って、ノヴァはアダムに手を差し伸べた。
差し出された手を見つめ、アダムは心底悔しそうな表情を浮かべる。
「……っ…………ふざけるな!」
バシンと手を払い退け、アダムは叫んだ。
「情けでもかけているつもりか、私を侮辱するな! 私は誇り高きエルフ、貴様などに媚びへつらうつもりはない!!」
「……そのくらいの気概があるなら大丈夫だな」
啖呵を切るアダムの姿を見て、ノヴァはフッと笑った。
「必ずしも上位種に追従する必要はない。底辺から這い上がればいいだけの話だ。お前の言う出来損ないの劣等種にできたんだから、お前にできない理由にはならないだろう?」
「当然だ……この屈辱は必ず晴らす! 必ず貴様を這いつくばらせて、エルフの権威を取り戻してみせる!!」
「楽しみに待っていてやるよ……それでも、最後に勝つのは俺だけどな」
上位魔族を何人も従えるノヴァは不敵な笑みを浮かべ、アダムに宣言したのだった。
それから、ノヴァは僕の方に向き直り、笑って小さく囁く。
一斉に僕へと注目が集まる。
「えっと……何か問題があるの?」
状況が上手く把握できず、僕が首を傾げていると、アダムが威勢よく言い放つ。
「はなからおかしいとは思っていたのだ。最下位の劣等種であるダークエルフごときが、人型の使い魔を使役していること事態、異様だったのだから……」
確信を持ったアダムの発言に、魔族達は何事かとざわめきだす。
アダムは声を張り、ノヴァを指差して告発する。
「この淫魔は遥か昔に失われた古代魔術、禁忌とされる合成魔術を使って、魔族でも魔獣でもない、理に反する生物を生み出したのだ!」
「!?」
突拍子もない発言に困惑し、ノヴァは声を上げる。
「何を言っているんだ……いくらなんでもそんなことできるわけがないだろう! 俺は魔導書に記されていた召喚魔法で使い魔を呼び寄せただけだ。第一、生命を弄ぶようなそんな恐ろしい魔術に手を出すわけがない!!」
アダムはゆらりと立ち上がり、魔族達に語って聞かせる。
「この世に万物を生み出す行為は人間にのみ許された御業、魔族に許された領域ではない。禁を犯せばこの魔族社会は混沌の渦に呑み込まれ、崩壊する……そして、その混沌と崩壊を招く存在が、そこにいる使い魔だ! 混ざり者を材料に魔眼の効かない合成生物を生み出したのだ!!」
「!!?」
僕達に指差して、アダムは禁忌を犯した罪人だと主張する。
「私の魔眼が効かないのが何よりの証拠! どんな魔族であろうとも、エルフ以外に抗える者は存在しないはずだ。なのに、その使い魔は人型であるにもかかわらず、魔眼の力が効かなかった……魔族ではない何よりの証だ!!」
「違うっ! こいつは――」
ノヴァの言葉を遮り、アダムははっきりと明言する。
「よって、決闘の勝敗は不正だ……魔族でも魔獣でもない者が、この世界に存在するべきではない……この世の理を正すため、秩序を守るため、そいつらはただちに裁かれるべき、粛清されるべきなのだ」
魔族達は僕達の姿を見て息を呑み、審査員は様子を伺いながら考え込んでいた。
疑いの目を向けられ、僕は黙っていられなくて叫ぶ。
「僕は合成生物なんかじゃないよ!」
そう言うのが、今の僕には精一杯だった。
(本当は魔族ではなく人間なのだと主張したいところだけど、これまでの魔族達の反応から人間だと主張しても信じてもらえないだろうし、余計に怪しい生物だと思われても困る……)
どうしたものかと考えあぐねていると、ノヴァが僕の前に出てきて叫ぶ。
「こいつは、俺が長年かけて練り上げた魔力で召喚した! 俺の使い魔だ!!」
グレイ、ブラッド、リュウ、仲間達も僕達の前に出てきて庇ってくれる。
「そうだぜ。合成生物なんて、てめぇの勝手な妄想じゃねぇか」
「負け惜しみで不正を主張するとは、元・学園最強の名が廃るのう」
「マナト殿が合成生物などと、世迷い言にもほどがあるでござる」
すると、アダムは一度閉ざした目を大きく見開き、仲間達を見すえた。
妖しい緑色の眼光を放ちながら、アダムは仲間達に命じる。
「そいつらを粛清しろ!」
「!!」
魔眼に見すえられた仲間達は硬直し、ゆっくりと僕達の方へと振り返った。
「くそっ……お前ら、正気に戻れっ!」
その目は虚ろで、正気ではないように見えた。
「みんな、しっかりしてよ!!」
近づいてくる仲間達を見上げ、僕が懸命に訴えれば、みんなの虚ろだった目に光が宿る。
「……見苦しいぜ」
グレイがボソリと呟いた。
仲間達は立ち止まり、再びアダムを見返して言い放つ。
「まさに負け犬の遠吠えってやつじゃねぇか。キャンキャン吠えてねぇで観念しろよ」
「エルフの魔眼は絶対ではないようじゃのう。それとも、ワシらのことまで合成生物だと言い張るのか、のう?」
「いい加減に無様を晒すのはやめるでござる。そなたの立場が悪くなる一方でござるよ」
睨みつけられたアダムは唖然とした表情で喚く。
「なっ、なぜだ! なぜ魔眼が効かない?!」
傍観していた審査員達が前へと出できて、アダムに告げる。
「他の魔族にも君の魔眼は通用していない様子ですね。これでは、いくら学園最強であった君の主張でも、不正とは認められません」
「君の言動は、長年一位を維持してきたエルフの権威を貶める行為だ。秩序を重んじるエルフにあるまじき所業……学園の厳正な審判を覆し、混乱を招こうとしたのだからね」
「エルフ代表であった君は決闘に敗北し、エルフはカースト順位・一位の座から失墜したのだよ。これは魔族社会の制度に則った覆せない事実だ」
一連のやり取りを傍観していた魔族達は、見苦しい敗北者アダムを蔑んだ目で見下す。
冷ややかな視線に晒されて、アダムはようやく自分の置かれる状況を理解し、絶望して崩れ落ちる。
「そんな……エルフの権威が失墜しただなんて……私が敗北したから……」
エルフの未来を憂う憐れなアダムの姿を見て、ノヴァが歩み寄っていく。
「俺は敗者を貶めたり、下位魔族に酷な扱いを強いたりはしない」
そう言って、ノヴァはアダムに手を差し伸べた。
差し出された手を見つめ、アダムは心底悔しそうな表情を浮かべる。
「……っ…………ふざけるな!」
バシンと手を払い退け、アダムは叫んだ。
「情けでもかけているつもりか、私を侮辱するな! 私は誇り高きエルフ、貴様などに媚びへつらうつもりはない!!」
「……そのくらいの気概があるなら大丈夫だな」
啖呵を切るアダムの姿を見て、ノヴァはフッと笑った。
「必ずしも上位種に追従する必要はない。底辺から這い上がればいいだけの話だ。お前の言う出来損ないの劣等種にできたんだから、お前にできない理由にはならないだろう?」
「当然だ……この屈辱は必ず晴らす! 必ず貴様を這いつくばらせて、エルフの権威を取り戻してみせる!!」
「楽しみに待っていてやるよ……それでも、最後に勝つのは俺だけどな」
上位魔族を何人も従えるノヴァは不敵な笑みを浮かべ、アダムに宣言したのだった。
それから、ノヴァは僕の方に向き直り、笑って小さく囁く。
42
第12回BL大賞に参加中! 投票いただけると狂喜乱舞して喜びます!!「面白かった」「楽しかった」「気に入った」と思ってもらえたら、気軽に感想いただけると嬉しいです。
お気に入りに追加
148
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢は魔神復活を応援しません!
豆狸
ファンタジー
魔神復活!
滅びるのは世界か、悪役令嬢ラヴァンダか……って!
どっちにしろわたし、大公令嬢ラヴァンダは滅びるじゃないですか。
前世から受け継いだ乙女ゲームの知識を利用して、魔神復活を阻止してみせます。
とはいえ、わたしはまだ六歳児。まずは家庭の平和から──
【完結】「神様、辞めました〜竜神の愛し子に冤罪を着せ投獄するような人間なんてもう知らない」
まほりろ
恋愛
王太子アビー・シュトースと聖女カーラ・ノルデン公爵令嬢の結婚式当日。二人が教会での誓いの儀式を終え、教会の扉を開け外に一歩踏み出したとき、国中の壁や窓に不吉な文字が浮かび上がった。
【本日付けで神を辞めることにした】
フラワーシャワーを巻き王太子と王太子妃の結婚を祝おうとしていた参列者は、突然現れた文字に驚きを隠せず固まっている。
国境に壁を築きモンスターの侵入を防ぎ、結界を張り国内にいるモンスターは弱体化させ、雨を降らせ大地を潤し、土地を豊かにし豊作をもたらし、人間の体を強化し、生活が便利になるように魔法の力を授けた、竜神ウィルペアトが消えた。
人々は三カ月前に冤罪を着せ、|罵詈雑言《ばりぞうごん》を浴びせ、石を投げつけ投獄した少女が、本物の【竜の愛し子】だと分かり|戦慄《せんりつ》した。
「Copyright(C)2021-九頭竜坂まほろん」
アルファポリスに先行投稿しています。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/12/13、HOTランキング3位、12/14総合ランキング4位、恋愛3位に入りました! ありがとうございます!
某国の皇子、冒険者となる
くー
BL
俺が転生したのは、とある帝国という国の皇子だった。
転生してから10年、19歳になった俺は、兄の反対を無視して従者とともに城を抜け出すことにした。
俺の本当の望み、冒険者になる夢を叶えるために……
異世界転生主人公がみんなから愛され、冒険を繰り広げ、成長していく物語です。
主人公は魔法使いとして、仲間と力をあわせて魔物や敵と戦います。
※ BL要素は控えめです。
2020年1月30日(木)完結しました。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
今世はメシウマ召喚獣
片里 狛
BL
オーバーワークが原因でうっかり命を落としたはずの最上春伊25歳。召喚獣として呼び出された世界で、娼館の料理人として働くことになって!?的なBL小説です。
最終的に溺愛系娼館主人様×全般的にふつーの日本人青年。
※女の子もゴリゴリ出てきます。
※設定ふんわりとしか考えてないので穴があってもスルーしてください。お約束等には疎いので優しい気持ちで読んでくださると幸い。
※誤字脱字の報告は不要です。いつか直したい。
※なるべくさくさく更新したい。
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。

恐怖症な王子は異世界から来た時雨に癒やされる
琴葉悠
BL
十六夜時雨は諸事情から橋の上から転落し、川に落ちた。
落ちた川から上がると見知らぬ場所にいて、そこで異世界に来た事を知らされる。
異世界人は良き知らせをもたらす事から王族が庇護する役割を担っており、時雨は庇護されることに。
そこで、検査すると、時雨はDomというダイナミクスの性の一つを持っていて──
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる