【完結】少女奴隷 ~実母に捨てられた娘は義父に身体を差し出す~

紫陽花

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15 ただ、ひたすらに

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「パパ……」

 見上げる亜紀の目に、那津男の顔が近付いてくる。
 目を閉じると、すぐに唇を塞がれた。すかさず口を開けて、義父の舌を受け入れる。

「「んん……んふ……む……」」

 唾液をたっぷりと乗せた舌を那津男のものと絡ませながら、亜紀は義父の身体に抱き着いた。ただ抱き締めるだけで、那津男の身体に密着するだけで、亜紀の心は幸せを感じてしまう。人肌の感覚、男の身体の熱、そういった相手そのものを全身で感じて、亜紀の心は浮き立ってくる。
 那津男も、亜紀を抱き締め返してきた。義父の身体の重みで、少女の身体がベッドに押し付けられるようになる。だが、亜紀にはそれが心地好かった。男の逞しい腕に抱かれ、濡れた下半身を擦り付ける。身体を絡ませ合い、夢中になってキスを交わす。
 身体の敏感な部分に触れられているわけではない。身体を重ねて、濃厚なキスをしているだけである。それが堪らなく気持ち良かった。性的な快感とは異なる、しかし魂の快楽とでもいうべき濃厚な感覚が亜紀の心を満たしていた。

「ふああんっ!」

 身体を重ね、濃厚なキスを交わしながら、那津男の手が亜紀の媚肉に触れてきた。毛もまだ生えていない、少女の白くて小さなオンナの部分に、男のゴツイ手指が刺激する。媚肉の形をなぞるように撫で回し、割れ目を開いて指を挿し込む。

「んん……あふあんっ!」
「昨日初めてセックスをしたばかりなのに、身体はもうオンナなんだな。随分濡れてるぞ」
「んふうん……。だって……。んん……っ!」

 言い訳をしようとした亜紀の唇が、再び那津男のそれで塞がれた。
 義父の指は、変わらず少女の媚肉を撫で回し、甘い喘ぎ声が那津男の喉の奥に消えていく。
 やがて身体を起こした那津男は膝立ちになり、溢れる愉悦に満たされている少女を見下ろした。我慢できないと言った義父の心が形になったかのように、股間の逸物は隆々と天井を向いている。心なしか昨日よりも、そして、さっきよりも大きくなっているように見える。
 亜紀は身体を開き、ささやかな胸と無毛の秘所を義理の父親に向かって明け渡した。それは原初の動物的な、自分の身体を相手に差し出すポーズである。
 那津男は腰を落とし、己の凶器を娘の媚肉にあてがった。先走りを滴らせた赤銅色の亀頭が、少女の濡れた蜜壷に沈み込む。

「ふ……あああんっ!」
「まだ、少ししか入れてないぞ」
「だって……、パパの……パパが……あたしの中に入ってくる……の、が……、んはあっ!」

 淫汁溢れる媚肉を割り開き、那津男が亜紀の中に入ってくる。それが、震えるような気持ち良さを少女の身体にもたらした。
 これで、蜜壷が肉棒で満たされたらどうなるのか。その感覚は昨日の夜に経験済みで、亜紀の身体はそれを知っているはずである。なのに、昨夜とは違った快感が亜紀の身体を満たし始めていた。

 ――ああ、昨日はあたしが自分でしてたからか……。パパにしてもらうのは、これが初めてだから……。

 それは、二度目の処女喪失という事なのかもしれない。身体を明け渡した事によって、愛するのではなく愛される。那津男を身体で受け入れる。
 思えば、姉の遥奈と那津男の情事を盗み見たとき、姉はされる側である事が多かった。ベッドに横たわり、身体を開き、義理の父親を受け入れる。その時の遥奈の喘ぎ声は、それはそれは艶やかであった。聞いているだけで、亜紀の下腹がうずくような声であった。
 今、姉と同じ快感が少女の身体を満たしていた。
 娘の小さな体を慮ってか、那津男はゆっくりと腰を落としている。少女の濡れた蜜壷に、義父の熱い肉棒がズブズブと沈み込んでくる。

「んん……んふ……はあふ……。っ! ……ふあんっ!」

 と、那津男の肉棒を全て飲み込もうとする直前で、亜紀の下腹から快感が弾けた。何かが身体の奥でぶつかり、電気のように痺れる快感が身体中に広がっていく。

「お……一番奥まで入ったみたいだな。先っぽに感じるぞ」
「ふ……あ……」

 腰を掴み、少女の軽い身体を抱え直した那津男は、肉棒の先端で亜紀の蜜壷の行き止まりを小刻みに小突き始める。

「ふえあ! ああん! んあっ! パ、パパっ! それっ! それえっ!」

 昨夜、那津男に跨り、自分で義父の肉棒を身体に納めた亜紀は、自分のペースで腰を動かす事が出来た。身体の奥に肉棒の先端が当たってはいたが、そこばかりに感じていると意識が飛びそうになったため、あまり深くは飲み込まなかったのだ。
 だが、那津男が主導権を持っているこの態勢では、自分の意志で快感を抑える事ができない。むしろそれがセックスの醍醐味なのであるが、経験の少なすぎる少女にとっては未知の行為だ。
 ただひたすら那津男に突き入れられて、亜紀の目の前が白くなってきた。目を大きく開き、喉奥から溢れるままに喘ぎ声を漏らす。

「ああんっ! あんっ! ふああんっ!」

 身体の奥の突き当り――子宮を肉棒で突かれる快感に、亜紀の口はもう、意味のある言葉を紡ぎだせなくなってきていた。快感がただの喘ぎ声となり、桃色の吐息が溢れ出す。

「おお……、締め付ける……っ! い、イクぞ、亜紀っ!」
「……………………っ! ……!」

 すでに那津男の動きは小刻みなものではなく、腰を叩きつけるように肉棒を少女の小さな蜜壷に突き入れている。
 経験が少ない亜紀にも分かる。もうすぐ那津男が絶頂を迎えるのだ。
 そして、義父の動きが激しくなってきたせいか、亜紀の身体も高まってきた。下腹から全身に広がる快感が、段々と強く大きくなっていく。絶え間なく続く小さな愉悦の波が重なり、波の強さが増していく。少女の身体が、快楽の波で満たされていく。

「おああっ! あ、亜紀っ!」
「き……あ……あああっ! パ、パパっ! パパあっ!」

 ひときわ大きな波が亜紀の身体を覆いつくした。目の前に那津男の顔が見えるが、パチパチと火花が飛んでいるようでよく見えない。火花の一つ一つが身体から溢れる快感を表しているみたいだ。チリチリとした電気のような愉悦が、身体と四肢の中を駆け巡る。
 少女の身体が、快感で満たされる。
 と、少女の華奢な身体に、男の逞しい肉体が覆い被さってきた。完全に脱力しており、自分の身体を支えるような事もせず、可愛い娘を押し潰している。
 だが、亜紀はそれを心地好く感じていた。自分よりも大きな身体を持つ大人が、いとけない少女に身を任せているのだ。

 ――肉布団……。

 などとおかしな事を考えるのは、亜紀の方も絶叫しそうな絶頂から落ち着いてきたからだろうか。

「パパ……、重いよ……」
「ああ、すまん……」

 そう言って、那津男は軽く上体を起こすと、亜紀にキスをしてきた。だがそれは、舌を絡めるようなディープキスではなかった。かといって、挨拶のような軽いキスでもない。
 唇を重ねる。自分の唇で亜紀の下唇を食む。舌先で唇を舐める。また、唇を重ねる。今度は上唇を食む。頬にキスをする。また、唇を重ねる。お互いの鼻を擦り合わせる。また、唇を重ねる。
 甘噛みのような、亜紀の心が蕩けるような甘いキスを、那津男は飽きる事なくし続けた。

   ***

「もう、ドロドロぉ……。お風呂入ろうよぅ……」
「このドロドロしてる感じが良いんじゃないか」
「パパの変態ぃ……」
「言ったな? じゃあ、四つん這いになって、お尻をこっちに向けるんだ」
「ふえ?」

 亜紀は保健体育の授業で観た動画を思い出した。セックスが普通の事であると示すためなのか、動画の最初に色んな動物の交尾シーンが流れたのだが、ほとんどが四つ足の動物だった為、雌の背後から雄が交わっている場面ばかりであった。

「なんか、動物みたい……。あ……っ」

 亜紀は言われた通りに四つん這いになると、可愛らしいお尻を那津男に向けた。
 すると、すかさず那津男は少女のツルリとしたお尻に触れてきた。その触れ方が淡く優しくて、亜紀の身体に薄い快感が走る。

「んふ……。パパ……触り方が、イヤらしい……」
「仕方ないだろう? こんなに可愛いお尻を魅せられて、触りたがらない男なんていないさ」

 ――叩くのかな……。叩かれちゃうのかな……。

 この態勢は覗き見た事がある。四つん這いの遥奈が背後から肉棒を入れられながら、那津男にお尻を叩かれていたのだ。
 それを思い返していた亜紀は、自分でも知らずの内にお尻を振っていた。そして首を巡らし、背後から娘のお尻を撫で回している義父と視線を合わせる。

「お……。はは、遥奈よりもイヤらしいんだな、亜紀は」

 娘のイケナイ願望に気付いたのか、那津男は再び硬くなってきた肉棒を亜紀の蜜壷に突き入れた。愛液と精液の混じり合った少女の秘所は、二度目の挿入を難なく受け入れる。

「あふあんっ!」

 そして、ドロドロに濡れた結合部に奥まで肉棒を突き入れると、少女の綺麗なお尻に平手を打ち付けた。
 那津男の寝室に、乾いた小気味良い音が鳴り響く。

「きゃんっ! ……んんんーっ!」

   ***

「はあん、気持ち良い……。パパ、もっとキレイにしてよ」

 日付の変わった頃になって、ようやく亜紀はお風呂に入る事ができた。
 精液と愛液でドロドロになった身体を、亜紀は那津男の手で泡だらけにされていた。
 義父の大きな手が気持ち良くて、うっとりとしてしまう。

「お返しに、あたしもパパの身体を洗ってあげるね。ほら、泡踊りー」
「ぶっ! 子供のくせに、どこでそんなの覚えたんだ!」
「んん? マンガで?」
「やっぱり、エロマンガだろ」
「少女マンガだってば!」
「今どきの少女マンガは、どーなってんだ……」

   ***

「……はっ。……あれ? ……寝てた?」

 どうやら亜紀は、騎乗位で蜜壷に肉棒を収めたまま、那津男の上で寝落ちしていたようである。筋肉質の胸に垂れ流していた涎をじゅるりと拭き取る
 だがその間も、那津男は娘の身体を愉しんでいたようで、身体が腰からトントンと軽く突き上げられている。義父は娘が自分の上で寝たにも関わらず、腰を動かし続けていたらしい。

「ああ、よく寝ていたな」

 寝入っている義理の娘に平気で肉棒を挿入していた那津男に、羞恥心とイラ立ちを覚えた亜紀は、両手で挟み込むように義父の頬を平手打ちした。

   ***

「美味しい、パパ?」
「ああ。美味くてエロい。食べながらのセックスはダメなんじゃなかったのか? このエロ娘め」

 亜紀と那津男は対面座位で交わりながら、朝食に用意されていた遥奈特製のサンドイッチを食べている。

「うふん。これはエッチしながら食べてるから、いいの。それに、サンドイッチってそのための食べ物でしょ? どっかの貴族が、エッチしながら食べられるように作ったんだよね」
「いやいやいや、エッチじゃなくてカードゲームだ! ったく、どこでそんな変な知識を……。それもマンガか?」
「そう、少女マンガ」
「あくまで少女マンガだと言い張るのか……。だがまあ、この三日で痛感したよ。遥奈はムッツリだけど結構スケベで、お前はハッキリしたスケベだな」
「……パパのそのスケベって言い方、なんか、おじさんくさい……」
「んなっ……!」

   ***

 今日の夕方には、遥奈が林間学校から帰って来る。
 それまでの残り数時間も余すところなく、亜紀は那津男との時間を満喫するつもりでいた。
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