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10 贈り物と望むモノ

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 お姉ちゃんはズルい。
 ホントはあたしも、パパと一緒に寝たりとかしたいのに。
 あたしたちの部屋でパパのプレゼントを抱き締めていると、下の部屋のドアの音が聞こえた。多分、パパとお姉ちゃんが一緒にパパの部屋に入ったんだと思う。お部屋に入った二人が何をしてるのか、あたしは知ってる。お姉ちゃんがスッゴク羨ましい。あたしもパパとしたい。
 でも、今日はお姉ちゃんを許してあげる。だって、お姉ちゃんはあたしに、とってもステキな誕生日プレゼントをくれたんだもん。
 パパ。
 うふふ……。パパ、パパ、パパっ!
 あたしたちに、パパができたっ!
 パパのくれたこの子もうれしいけど、お姉ちゃんのプレゼントがサイコーにうれしいっ!
 パパ。あたしたちのパパ。お姉ちゃんがくれた最高の贈り物。
 はあっ……。幸せすぎてコワイくらい。
 アイツがいなくなって、ホントに良かった……。
 アイツがいる時はスッゴくイヤだった。お姉ちゃんはいつもぶたれてたし、ヒドイときには蹴られてた。お姉ちゃんはあたしをかばってくれてたけど、あたしはそれがスゴく悲しかった。
 だから、アイツが消えたとき、あたしはスゴくうれしかった。ホッとした。気が晴れた。
 最初の夜は確かに不安だったけど、おじさんがここにいてくれていいって言ってくれて良かった。
 おじさん。ナツおじさん。
 うふふ……。うふふふふふ……。ナツおじさんが、あたしのパパっ!
 ああ、ホントにサイコーっ!
 このまま、パパの部屋に飛び込みたいっ!
 でも、ダメ。
 今日は、お姉ちゃんにパパを独占させてあげなきゃ。お姉ちゃんもさっき言ってたもんね。もらってうれしいものを返さないと。
 さっきのあたしの言葉。ちゃんと伝わったかな。

『今日はこの子と寝るね!』

 だから、お姉ちゃんはこのまま、パパと一緒に寝るといいよ。
 まあでも、お姉ちゃん真面目だから、シャワー浴びて戻って来ちゃうんだろうな。
 いつも通り、ちゃんと寝たふりしてないと。
 と、一階からすごくイヤらしい声が聞こえてきた。お姉ちゃんのアノ声を聞くだけで、あたしはスゴく変な気分になる。フワフワと身体が軽くなって、ヘソ下あたりがむずがゆくなる。でも、イヤな気分じゃない。アイツの声は耳障りだったけど、お姉ちゃんの声は気分が良い。幸せそうなあの声で、こっちまで気持ち良くなってくる気がする。
 うふふ……。
 あたしも、早くパパと一緒になりたいな……。

   ***

「ちゃんと戸締りをしてね」
「うん」
「洗い物は溜めちゃダメよ」
「うん」
「おかずは作り置きしてるけど、お義父さんが足りなそうにしてたら、亜紀が作ってね」
「分かってるよ」
「あと、夜更かしは……」
「ああん! もう! 大丈夫だってば! お姉ちゃん、心配しすぎ!」
「そりゃ、心配するわよ。私が小学校の移動教室で家を空けた時、あの人のせいでひどい事になってたじゃない」
「アイツ……お母さんはもういないでしょ。パパがいるから大丈夫だよ」
「……そうね。お義父さんと、仲良くしててね」
「うん。行ってらっしゃい、お姉ちゃん」

 そこで、姉は何かを躊躇うように口ごもった。
 早朝、玄関先で遥奈はいつもの通学バッグに加えて、旅行用のボストンバッグを肩から掛けている。
 いつもの通学時間よりも早いため、義父の那津男はまだ起きてきていない。
 遥奈は今日から、二泊三日の林間学校へ参加する。学年の生徒がすべて参加する学校行事なので、欠席するわけにもいかないという事なのだが、自分が家を空けるのがどうしても不安らしい。
 亜紀としては、自分と義父を信用してと言うしかない。なにより、あの母親はいないのだ。
 普通は母親がいない事が心配の種になるのだが、遥奈と亜紀の姉妹にとっては、母親の消えた今の状況こそが理想なのだ。幸い『父親』も出来たので、不安は無いはずである。

 ――パパと会えなくなるのが、さみしいのかな……?

 姉の遥奈が、毎晩義父の寝室へ行っている事を亜紀は知っている。遥奈も那津男も亜紀にはバレていないと思っているようだが、夜ごと淫らな声を響かせていれば、いやでも気付こうというものである。それでも、二人のために気付かないふりをしているのが良いと亜紀は思っていた。毒のような母親は消え、代わりに素敵な『父親』が出来たのだ。今のこの状況がずっと続いていればいいと、亜紀は思うのである。
 ただ、唯一不満なのが、自分が二人の間に入れないという事。姉の遥奈だけが、義父と愛し合っているのが羨ましい。いつかは自分も一緒にと思うのだが、『おじさん』が『パパ』になってまだ日は浅い。姉妹にとって、ようやく何の不安も無い生活ができるようになったのだ。これからゆっくりと、家族として過ごしていけばいいだろう。

 ――もう、いっそのこと、お姉ちゃんはパパの部屋で生活すればいいのに。

 そうすれば、憧れの一人部屋がもらえる事になる。亜紀の心の中には、そういう子供らしい打算があったりもした。
 と、しばらく無言で妹の亜紀を見つめていた遥奈が、意を決したように口を開いた。

「亜紀は、お義父さんの事、好き?」
「うん。当たり前でしょ?」
「そう……。なら、私がいない間、お義父さんのコト、頼むわね」
「うん? ……うん、分かった」

 姉の意図が分からない。
 遥奈が二泊三日で家を空けている間、この家にいるのは亜紀と義父だけとなるのは分かり切っている事である。頼むなどと言われるまでもない。家事に関しては、母親の芙由美がまるでやってこなかったので、遥奈も亜紀も普通にこなすことが出来る。年齢は別にして、明日から一人暮らしをしろと言われても何の問題も無いくらいである。
 小首をかしげて姉を見つめる亜紀に、遥奈は耳元で囁いた。

「『パパ』のこと、独占できるわよ」
「お姉ちゃん? それって……」
「お義父さんのコト、頼むわね」

 もう一度、念を押すように妹に微笑んだ遥奈は、スッキリとした顔で出て行った。

 これから二泊三日の間、この家にいるのは亜紀と那津男の二人だけとなる。

   ***

 姉の朝の言葉。
 遥奈はハッキリとは言わなかったが、あれはやはり、そういう事なのだと亜紀は思う。
 毎晩のように、という言い方があるが、姉の遥奈は本当に毎晩、一日も欠かす事なく義父の寝室へと忍んでいた。亜紀がそれに気付いたのは、母親の芙由美が失踪してから一週間ほどが過ぎてからである。母親がいなくなって気を張り詰めていた姉は、寝不足と体調不良が重なっているみたいに、日に日に弱っていくように見えた。
 その姉が、ある朝突然、憑き物が落ちたようにスッキリとしていたのだ。鼻歌混じりに朝食の支度をし、家の掃除も洗濯も動きが軽やか。それまで腫れ物に触れるかのようにしていた義父に対して、普通に朝の挨拶を口にしたのである。驚いた亜紀も慌てて挨拶を口にしたが、さらに驚いた事に、義父が挨拶を返してきた。母親が失踪した直後のピリピリ具合を思い返すと、とても信じられない出来事であった。
 亜紀が幼い少女であっても、二人の間に何かがあったのはすぐに分かった。以前の学校で友達に借りた少女マンガに、似たようなシチュエーションがあったのを覚えている。それは、一夜を共にした若いカップルが、二人の醸し出す雰囲気だけで周囲の人間にバレバレになっているというラブコメだった。
 ただ、二人は亜紀に対しては何も言わなかったので、亜紀も知らないふりをする事にした。その少女マンガでも、周囲はカップルを生暖かく見守っていたのだから、亜紀もそれを真似していようと思う。
 その日を境に、殺伐とした同居生活が、どんどんと明るいものになっていった。
 実際には、取り立てて何かが新しくなったわけではない。
 朝起きて、食事をしてから学校へ行く。帰ってきたら宿題をして、お風呂に入る。夕食から寝るまでの間は、タブレットをいじったり、テレビを見たりする。ただそれだけの、普通の生活である。
 その普通が、亜紀や遥奈にとって初めての普通であった。
 父親のいる生活。
 母親のいた頃から続いていたいろどりの無い灰色の日々が、華やかに色付く素敵な日常へと変わっていったのだ。それだけでも、亜紀にとっては十分に幸せな事であった。
 そして、生まれて初めての誕生日プレゼント。
 誕生日を祝うこと自体は、遥奈が昔からしてくれていた。と言ってもケーキなどなく、遥奈がやりくりして少しだけ豪華な夕食にするくらいであったが。
 それが、ケーキを前にして祝われ、大きくて素敵な誕生日プレゼントを父親からもらったのだ。亜紀は、泣きそうになるくらいに嬉しかった。
 さらに姉の遥奈からの贈り物は、文字通り亜紀の想像もしていなかったものであった。
 父親である。
 母親の芙由美と再婚した那津男は、確かに戸籍上は継父であった。だが、同じ屋根の下で暮らし、戸籍上は親子となっていても、那津男と姉妹の関係は『父親と娘』とは言えなかった。
 その那津男が、亜紀の誕生日に父親となった。
 二人の仲を暖かく見ていた亜紀にとって、不意打ちとも言える幸せであった。
 その父親と、二人きりになる。
 亜紀の口元は、自然と笑みの形になるのであった。

   ***

 夕食後、亜紀と那津男はそれぞれに入浴を済ませて自室に戻った。
 いつもなら亜紀が布団を敷き、その間に入浴を済ませた遥奈が部屋に戻ってくる。そして他愛のない話をしてから床に着く。
 遥奈が部屋を出ていくのは、亜紀が寝入ってからである。
 だが、今夜は違った。
 自分の分のみの布団は敷いたものの寝る事はなく、亜紀は寝巻きと下着を脱いで裸になった。そして素肌に膝丈のロングTシャツだけを着た亜紀は、階下の義父の寝室へと降りていった。
 最近膨らんできた乳房の先が、チリチリとこそばゆい。ゆったりとしたTシャツのせいで、胸から下の感覚は裸でいるのと変わらない。下着も履いていないから、開放感と不安感が合わさった不思議な感じがする。
 扉を前にした亜紀は、コクリと唾を飲み込んで、義父の寝室への扉をノックした。

「……遥奈? な、ワケないか。亜紀?」
「うん。入ってもいい?」
「いいぞ」

 意を決して、扉を開ける。
 那津男はベッドの上でスマートフォンをいじっていた。枕を背もたれにして、壁に寄りかかる格好だ。

「どうした、こんな時間に? もう寝てる時間だろ?」
「うん……、今夜は、一緒に寝ても良い? ……パパ」
「んあ……? ああ、いいぞ。こっちにおいで」
「うん!」

 一瞬、驚いたような顔をしたものの、那津男はあっさりと義理の娘をベッドに招いた。その顔は、娘に甘えられた嬉しさを隠しきれない父親そのものだ。
 一方の亜紀も、父親に甘える娘そのものの笑顔を見せながら、飛び込むように那津男の隣に身を投げ出した。Tシャツの裾が捲れ上がり、剥き身のお尻が見えそうになるが、亜紀はそれに構わず、義父ににじり寄る。

「うふふ……」
「どうした? 遥奈がいなくて、一人寝が寂しかったのか?」
「ううん、さみしいワケじゃないけど、前からパパと一緒に寝たいなーって思ってたの」
「そうか」
「うん」

 ──うふふ……、パパの匂いと……、お姉ちゃんの匂い……。

 義父の隣でベッドに顔を埋めながら、亜紀は自分の寝ている布団とは異なる匂いをいっぱいに吸い込んだ。匂いの一つは嗅ぎ慣れた姉の体香。そしてもう一つは、隣にいる新しい父親のものだ。

「ねえ、パパ?」
「うん?」
「お姉ちゃんのコト、好き?」
「ああ、好きだよ」

 ここで言う好きとは、たぶん家族としてなんだろうなと亜紀は思う。猫のじゃれ合いにも似た、他愛の無いやりとりだけど、こういう普通の事がとても安心する。

「じゃあ、あたしのコトは?」
「もちろん、好きだよ。なんだ、急に?」
「うふふ、あたしもパパが好きっ!」

 そう言って、亜紀は那津男の首に抱きついた。Tシャツの薄布越しに、那津男の男らしい身体が感じられる。自分の方は、母親どころか姉の遥奈にも満たない胸だから、乳房を押し付けても相手を悦ばせられないだろうなと思って少し凹んでしまう。だが、そんな寂しい考えは、自分の将来に追いやっておく。
 亜紀はにじりよるようにして那津男の腿に跨ると、両腕を義父の首に回したまま耳元で囁いた。

「お姉ちゃんも、きっとパパのコトが好きだよ」
「ああ……。そうだといいな」

 血が繋がっていなかったとしても、娘に好きと言われて嬉しくない父親はいないだろう。だが、抱きついている那津男から感じられたのは、わずかな不安だった。

「……もしかしてパパ、お姉ちゃんに好きって言われたコト、ないの?」
「頼りにしてる、とは言われたけどな」

 那津男の声は、少し寂しげな雰囲気を漂わせている。
 妹の立場からしてみれば、姉と義父の、そういう不器用なところは、むしろ好ましく感じる。どうやら二人は、互いの気持ちをやり取りせずに、身体だけの関係でいるらしい。オトナの関係と言えば、その通りかもしれない。だが、正真正銘の子供であり、それを自覚している亜紀からしてみると、じれったい事この上なかった。
 だから、それを打ち破るかのように、亜紀は華やかに告げた。

「だーいじょうぶだよ、パパ。お姉ちゃんも、絶対にパパのコトが好きだよ。だって、毎晩あんなに愉しそうな声を上げてるんだもん」
「ああ、確かにそう……かも……って……。っ!」
「きゃうっ」

 義父の身体に跨るように抱きついていた亜紀は、那津男に両肩をガシッと掴まれて引き剥がされた。
 那津男は亜紀の肩を掴み、目を丸くして義理の娘を見つめている。
 亜紀はその顔を、悪戯が成功した時の少年のような瞳で見返した。

「あー、亜紀?」
「なーに、パパ?」
「もしかしてなんだが……、お前、どこまで気付いてるんだ? その……俺たちのコト」
「全部? ……は言い過ぎだけど、大体知ってるよ。お姉ちゃんが毎晩、パパと愉しい事をしてるのは知ってる。あと、パパが制服が好きって事と、時々お姉ちゃんのお尻を叩くのが好きって事と、お姉ちゃんにお口でしてもらうのが好きって事と、それから……」
「ちょ……待て待て待て待て待てっ! ……お前、見てたのか?」
「えへへ、時々ね。お姉ちゃんは、あたしの気配には気付いてたっぽいけど」
「まいったな……」
「なんで? 家族なんだから、隠し事は無しにして欲しいんだけど?」
「あー、いや……。ベッドでの事なんて、普通は隠すもんだろ」
「隠すつもりで、毎晩イチャイチャしながら、お姉ちゃんにあんな声を出させてたの?」
「……そんなに響いてたのか?」
「台所でもしてたコト、あったよね? あれでバレないと思ってたんだ」
「すまん……」
「んーん。あたしは別に、謝ってほしいワケじゃないよ。仲間外れはイヤってだけ」
「そ……、いや、さすがにそれはまずいだろう」
「なんで? お姉ちゃんとするのは、まずくないの?」
「……まじいな」
「でしょ? だったら、あたしとするのも同じじゃない」
「いや、だけど、遥奈になんて言やいいんだ……」
「大丈夫だよ、パパ。今朝、お姉ちゃんが言ってたもん。パパのコト、よろしくねって」
「いや、よろしくって、そういう意味なのか?」
「そういう意味だよ。それに、そういう意味じゃなかったとしても、関係ないよ。あたしがパパとしたいの。お姉ちゃんだけなんて、ズルい」
「……そうか、ズルいか」
「うん。だから、お姉ちゃんがいない今日がチャンスなの」
「分かった。確かに、姉妹で不公平があったらダメだよな」
「うんっ! パパ、大好きっ!」

 躊躇いはあったものの、どうやら那津男は亜紀を受け入れてくれるらしい。
 満面の笑みを向けた亜紀は、義理の父親にキスをした。誕生日プレゼントをもらった日のように頬にではなく、那津男の唇に自分のそれを重ね合わせる。

「ん……」

 亜紀の持っている男女の知識は、大体が友達から借りたマンガから得たものである。性の低年齢化などと問題視されたりもするが、オマセな子供というものはいつの時代もいるものだ。
 那津男と唇を重ねた亜紀は、当たり前のように舌を差し込んだ。義父の唇を割り開き、唾液を乗せた舌で相手の舌と絡ませる。

「ん……んふ……」
「む……むはっ! ちょ、ちょっと待て、亜紀!」
「何よ、パパ。せっかくのファーストキスなのに」

 唾液をたっぷりと絡ませたキスを中断されて、亜紀と那津男の唇の間に、キラキラとした糸が引かれた。

「ファースト? 初めて? いやいや、どこでこんなエロいキスを覚えたんだっ?」
「えー……、マンガで?」
「エロマンガかよ」
「違うよっ! 普通の少女マンガだよ!」
「……そういや、過激な少女マンガもあるって聞いたことがあるな」
「普通のマンガだもん」
「姉に対抗して父親とエロいことをしようなんて娘が、普通なんて言っても信用がないぞ」
「ぶー」

 可愛くむくれる亜紀に、那津男は優し気に微笑みかけた。

「まー、エロい娘もキライじゃない。っていうか、俺は大好きだよ。遥奈もなんだかんだ、エロいしな」
「お姉ちゃんは真面目なんだけど、ムッツリなんだよ」
「ぶははっ! じゃあ、亜紀はどうなんだ?」
「あたしはハッキリだよ。パパのお部屋に来るとき、こんな格好をするくらいだしね」

 そう言いながら、亜紀はロングTシャツの裾を摘んで持ち上げた。下着を履いてきていないので、幼い少女の無毛の秘所が丸見えになる。宮廷作法のカーテシーにも似た仕草であるが、優雅さの代わりに淫らさに満ちたポーズである。

「いいね。エロくて可愛いよ、亜紀」
「えへへ。脱がせてあげるね、パパ」

 そう言って、亜紀は義理の父親のシャツに手をかけた。
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