99 / 113
第五章 人体再生
そして装置が動き出す2
しおりを挟む
「イガジウム採取ポットには簡単に言えば電磁波を利用した電子レンジのようなものが組み込まれています。台から供給される電力で、採取ポット自体が稼働を始めます」
「うん」
「龍の首の珠は月夜姫が鉄ちゃんの反対側にあるポットに置いて下さい」
「分かった」
私は作業台に行き、箱から七色に煌く龍の首の珠を取り出すと装置に接続された収納ポットに持っていく。
自分で持ち帰ったんだから、そう重くなかった。
と、収納ポットの正面が観音開きに開いた。これも透明な筒状の物で真ん中には丸いくぼみがある——そこに置いた。
そして再び自動で閉まった。
装置が起動する。
こちらも上部には太い透明な管が接続され、人体収納ポットと繋がっている。
「こちらには電流を流す装置が組み込まれています。その電気的な刺激で龍の首の珠を刺激します」
ルナママが言った。
その横にあるのが《魂のベッド》の置き場所だ。大きめの透明な筒状の物で上部には人体収納ポットと接続された太い透明な管。
それともう一つ細い管が接続されていてその先にはラッパの形をした《魂吸引器》が接続されている。
容器の中には収容した魂を《魂のベッド》に噴射する小さなロートみたいな物が付けてあった。
それ以外は白い壁、裏にはママやパパ、ルナママが作った稼働装置がたくさん接続されているらしいけど表からは一切見えない。
「明後日に備えて徐々にパワーを上げていきます。鉄ちゃんが解凍されたら新鮮なうちに作業を始めます」
「ルナママよろしくお願いします」
「そうそう月夜姫に翁じい、お腹が空いたでしょう、応接テーブルの上にご飯をお出ししておきましたから、食べてください、今日はハンバーグですよ」
「えーっさすがルナママ! 並列処理だ」
「ピコピコ! ピコピコ! 」
あー喜んでる。
「サイコーです、じゃあ月夜姫食べましょう」
翁じいが嬉しそうに言った。
そしてテーブルに行くと、熱々ハンバーグにサラダ、ほかほかご飯にコーンスープ、それに冷たい麦茶が用意されていた。
ソファに座る。
と、横の壁が開いて二段ベッドが現れた。
「これってふかふかベッド」
「はい、ベッドの横の扉がシャワールーム、その横がおトイレです。ゆっくりして下さいね」
ルナママがそう言った。
「うん」
「龍の首の珠は月夜姫が鉄ちゃんの反対側にあるポットに置いて下さい」
「分かった」
私は作業台に行き、箱から七色に煌く龍の首の珠を取り出すと装置に接続された収納ポットに持っていく。
自分で持ち帰ったんだから、そう重くなかった。
と、収納ポットの正面が観音開きに開いた。これも透明な筒状の物で真ん中には丸いくぼみがある——そこに置いた。
そして再び自動で閉まった。
装置が起動する。
こちらも上部には太い透明な管が接続され、人体収納ポットと繋がっている。
「こちらには電流を流す装置が組み込まれています。その電気的な刺激で龍の首の珠を刺激します」
ルナママが言った。
その横にあるのが《魂のベッド》の置き場所だ。大きめの透明な筒状の物で上部には人体収納ポットと接続された太い透明な管。
それともう一つ細い管が接続されていてその先にはラッパの形をした《魂吸引器》が接続されている。
容器の中には収容した魂を《魂のベッド》に噴射する小さなロートみたいな物が付けてあった。
それ以外は白い壁、裏にはママやパパ、ルナママが作った稼働装置がたくさん接続されているらしいけど表からは一切見えない。
「明後日に備えて徐々にパワーを上げていきます。鉄ちゃんが解凍されたら新鮮なうちに作業を始めます」
「ルナママよろしくお願いします」
「そうそう月夜姫に翁じい、お腹が空いたでしょう、応接テーブルの上にご飯をお出ししておきましたから、食べてください、今日はハンバーグですよ」
「えーっさすがルナママ! 並列処理だ」
「ピコピコ! ピコピコ! 」
あー喜んでる。
「サイコーです、じゃあ月夜姫食べましょう」
翁じいが嬉しそうに言った。
そしてテーブルに行くと、熱々ハンバーグにサラダ、ほかほかご飯にコーンスープ、それに冷たい麦茶が用意されていた。
ソファに座る。
と、横の壁が開いて二段ベッドが現れた。
「これってふかふかベッド」
「はい、ベッドの横の扉がシャワールーム、その横がおトイレです。ゆっくりして下さいね」
ルナママがそう言った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる