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第三章 ボラン島と月夜姫
お別れのとき
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坑道の外に出たら、ボラン人の長老と何十人もの屈強な男衆が横たわっている鬼塚原を取り囲んでいた。長老が何やら話しているのがペンダントから翻訳されてきた。
「コイツら、船でやってきた悪い奴。ボラン人は悪しき魂すぐ分かる。許さない。どうする? 」
「日本の警察に引き渡して下さい」
「わかった。そうする。月夜姫は家族だ、ボラン人みんな応援する」
と言うと長老は私の目を見た。
何やら感じとっているみたい。
「ツキヨヒメ ガンバレー」
えっ、翻訳じゃない長老が言った。
確かに言った。
「ニホンゴ 翁じいに習った。ガンバレー」
『ガンバレー、ガンバレー、ガンバレー! 』
全員が声を揃えて手を振ってくれている。
「うん、ライライ、みんなライライ!!! 絶対また来る」
『ガンバレー!!!!! 』
「ライライ、ライライ! 」
私は走って白いリムジンの運転席に乗り込んだ。そしてルナママのオートパイロットで日本へと飛び立った。
「コイツら、船でやってきた悪い奴。ボラン人は悪しき魂すぐ分かる。許さない。どうする? 」
「日本の警察に引き渡して下さい」
「わかった。そうする。月夜姫は家族だ、ボラン人みんな応援する」
と言うと長老は私の目を見た。
何やら感じとっているみたい。
「ツキヨヒメ ガンバレー」
えっ、翻訳じゃない長老が言った。
確かに言った。
「ニホンゴ 翁じいに習った。ガンバレー」
『ガンバレー、ガンバレー、ガンバレー! 』
全員が声を揃えて手を振ってくれている。
「うん、ライライ、みんなライライ!!! 絶対また来る」
『ガンバレー!!!!! 』
「ライライ、ライライ! 」
私は走って白いリムジンの運転席に乗り込んだ。そしてルナママのオートパイロットで日本へと飛び立った。
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