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〜第3章〜
76.『スイの思惑』
しおりを挟むスイはみつれのために朝食を作っていた。
以前とは違い、自分の食べるものと同じものを用意している。
スイ「・・・」
スイは粉末の薬を手にする。
その薬は身体の感度をあげるもので、みつれを記憶障害にした薬だった。
スイ「もう必要ない気もするけど……」
スイは微量の薬をスープに入れて混ぜていく。
スイ「出来た。美味しそうだ。」
カリカリに焼いたベーコン、サラダにスープと朝食にピッタリなメニューだった。
スイは朝食を持ってみつれの部屋に向かった。
スイがみつれの部屋のドアを開けるとみつれは起きていた。
スイ「おはようポチ♡」
みつ「おはようスイ。身体は大丈夫?」
スイ「大丈夫だよ。心配させてごめんね。」
スイはテーブルに朝食を置いた。
スイ「一緒に食べよ!」
みつ「うん!」
みつれは笑顔をスイに向ける。
一緒に食べる食事。
和やかな雰囲気に包まれながら2人は朝食を食べる。
みつ「美味しい…。このベーコン美味しいよスイ。」
スイ「喜んでくれてよかった…///」
美味しそうに食べるみつれをみて満足するスイ。
幸せな気分だった。
サラダもスープも食べ尽くし、2人は朝食を終える。
みつ「ご馳走様でした。」
スイ「美味しかったね!」
朝食を終えた2人は布団に横になった。
スイとみつれは抱き合う。
スイ「ねぇ、ポチ…」
みつ「んー?」
スイ「・・・いや、なんでもない。」
スイは迷っていた。
組織を捨ててみつれと海外へ逃亡しようか考えていた。
みつれの存在は遅かれ早かれ組織に見つかる。隠しきれないとスイは考えていた。
組織に見つかれば殺されるか、よくて他の人間の慰みものにされるかもしれない。
もちろん自分の命も無いかもしれない。
ただみつれには組織のことは言っていない。
言えないでいた。
みつれと長く一緒に居るために。
みつ「変なの。」
みつれはスイの胸に顔を埋める。
タンクトップから露出する胸元にみつれはキスをする。
スイ「んッ...///」
チュッチュッとみつれはスイの胸の谷間にキスをする。
薬を混ぜたスープを飲んだせいか、スイの身体も敏感になっていた。
みつれも同じだった。
スイに対する欲が抑えきれないでいた。
スイ「どうしたのポチ?」
みつ「・・・こうしていたい。」
みつれはスイの胸をタンクトップから露出した。
露わになった乳房をみつれは口に含んだ。
スイ「んん……/////」
赤ちゃんのようにスイの乳房を吸うみつれ。
スイはとろけそうだった。
スイ「はぁ…///はぁ…///気持ちいい…///」
スイはみつれの秘部に手を伸ばした。
みつ「んッ...///」
ヒートアップする2人。
2人は言葉を交わさず全裸になり、愛し合った。
お互いの秘部を擦り合わせ喘ぐスイとみつれ。
行為はしばらく続いた。
汗だくになりながら互いを求め合う2人。
スイ「はぁ…///はぁ…///い…一緒に……イこ……///」
みつ「うん…///…イク……/////」
2人は手を強く握り合って絶頂を迎えた。
スイ「はぁ…はぁ…はぁ…」
みつ「はぁ…はぁ…アッ!?んッ...///」
ちょろちょろとみつれは漏らした。
みつ「と、とまらな……んッ...///」
布団は瞬く間にびしょ濡れになった。
みつ「ご、ごめん……スイ……おしっこ漏らしちゃった………」
みつれは涙目でスイに謝る。
スイ「いいよ。綺麗にしてあげる♡」
スイはびしょ濡れになった布団に寝転がり、みつれの秘部を舐めた。
みつ「ひゃっ!///ス…スイ……」
尿が滴った秘部をしゃぶりつくスイ。
スイ「可愛いよポチ♡まだ残ってるんなら出して?♡」
スイは尿道の付近を舌で舐める。
みつ「アッ…///また出る………///」
またちょろっと漏らしながら絶頂するみつれ。
みつれは腰の力が抜けて尻もちをつく。
スイ「ふふっ。可愛いよポチ♡」
スイはみつれの無毛の恥丘にキスをする。
スイ「愛してるよ。ポチ♡」
みつ「わたしも……愛してるよ……スイ。」
2人は再び抱き合った。
スイ「・・・シャワー、浴びに行こっか。」
みつ「うん。けどちょっと休憩させて…」
スイ「いいよ。休憩してからにしよっか!」
2人は布団の外に並んで寝転がった。
みつ「・・・布団汚しちゃったね。ごめん。」
スイ「いいよ!可愛かったよポチ♡」
みつ「・・・」
スイ「どうしたの?」
みつ「・・・ちゅーして。」
みつれはスイにキスを求めた。
スイ「もちろん♡」
スイはみつれにキスをした。
スイは機会を待つことにした。
一緒に海外に逃亡することをみつれに告げるその日を。。。
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