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〜第2章〜
60.『〜ポチの鎖編〜先生』
しおりを挟むスイは埠頭に到着した。
車を停め、スイは歩いていく。
しばらく歩いていると前方にシロサキがいた。
スイ「シロサキ…なんでお前がここに…」
シロ「あの方のところへ案内します。ついてきてください。」
シロサキは歩き出した。
スイもシロサキの後を歩く。
スイ「お前があの人の遣いか?」
シロ「それもありますけど、スイさんがどうお仕置きされるか観たくてね。」
シロサキは薄ら笑いを浮かべる。
スイ「・・・勝手にしろ。」
シロ「はぁい。勝手に観させていただきます。」
シロサキとスイはプレハブ小屋に到着した。
シロ「ここです。さぁ、どうぞ。」
スイ「・・・」
スイはプレハブ小屋の扉を開けた。
?「来たね。スイ。」
プレハブ小屋の中には女が座っていた。
スイ「失礼します。・・・リカ先生。」
スイはその女のことを『リカ先生』と言った。
リカ「お前、ここに呼び出された理由…わかるよな?」
スイ「・・・雑居ビルでの件…ですよね。」
リカ「そうだよ。お前の口から説明をききたかった。その件で仲間が6人捕まった。どうしてそうなったんだ?お前らしくない失敗だ。」
スイ「・・・申し訳ございません。」
スイは頭を下げる。
リカ「・・・おい。しばらくぶりで謝り方を忘れたのか?スイ。」
スイ「・・・」
スイは服を脱ぎ始め、全裸になり土下座をした。
スイ「申し訳ございません。先生。」
リカは立ち上がり土下座するスイの元へ歩く。
リカ「ちゃんと覚えてるじゃないか。スイ。」
リカは足をスイの前に出す。
リカ「さぁ?どうするんだっけ?スイ?」
スイ「・・・靴を舐めさせていただきます。」
スイはリカの靴を舐める。
リカ「しばらく見ない間に偉くなったもんだね。スイ。」
スイ「申し訳ございません。」
スイはリカの靴を舐め続ける。
リカ「また『犬』に戻りたいかい?スイ。お前その方がいいんじゃないか?」
スイ「・・・」
スイはひたすら舐め続ける。
リカ「もう靴はいいよ。」
リカは足を退かした。
スイ「申し訳ございません。」
スイは再び土下座する。
リカ「お前、シロサキの靴を舐めろ。」
スイ「ッ!?」
シロ「えっ!?」
シロサキも驚いた。
シロサキはスイより地位が低い。
スイにとっては屈辱だった。
スイ「そ、それは……」
リカ「どうした?お前にプライドがあったのか?」
リカはスイの頭を踏みつけた。
リカ「シロサキ。こっちに来なさい。」
リカは手招きしてシロサキをスイの前に立たせる。
リカ「さぁ舐めなさい。スイ。お前より下っぱのシロサキの靴を舐めろ。」
スイ「くっ…靴を舐めさせていただきます。」
スイはシロサキの靴を舐めた。
リカ「どうだ?シロサキ。どんな気分だ?目上のスイに靴を舐めさせる気分は。」
シロ「えぇ。いい気分ですね。素敵ですよ。スイさん。」
シロサキは全裸で靴を舐めるスイを見下ろす。
リカ「そうだろう?コイツが昔『犬』だったのは知ってるな?」
シロ「はい。お話には聞いてます。」
リカ「その頃のスイは従順だったよ。私が言ったことはなんでもした。…今でも出来るか試してみようか。」
リカはシロサキの肩をポンと叩いた。
リカ「スイ、舐めるのをやめなさい。」
スイは言われた通り舐めるのをやめた。
リカ「立ってシロサキに自慰行為を見せなさい。」
スイ「ッ!?……わ、分かりました。」
スイは脚を広げ、立ったままシロサキに見られながら自慰行為を始める。
屈辱の極みだった。
シロサキは薄ら笑いをうかべながら無様に自慰行為をするスイを観ていた。
リカ「手ぇ抜いてんじゃねぇよ!もっと本気でやれ!」
リカはスイを鞭で叩いた。
スイ「あぅ!申し訳ございません!!」
スイは指を膣に入れ激しく動かした。
スイ「あっ…///あっ///」
リカ「おら!おら!もっと鳴け!!」
リカはスイを鞭で叩き続ける。
スイの身体はミミズ腫れだらけだった。
リカ「おら!叩かれてイけ!!」
スイ「イッ、イかせていただきますッ!!!」
スイは腰を突き出し、無様な格好で絶頂をむかえる。
スイ「はぁ…はぁ…はぁ……。ご、ご覧頂きありがとうございました。」
スイは2人に土下座をして礼を言った。
シロサキはリカの激しさに若干引きつつも、リカには絶対逆らえないと実感した。
リカ「スイ、お前には期待してるんだ。お前はもう『犬』じゃない。私たちの仲間だ。今回の件は私が処理しておく。次からはしっかりやってくれよ。」
リカは土下座しているスイの頭を優しく撫でた。
スイ「ありがとうございますッ!!」
リカ「シロサキ。お前にも期待しているよ。」
シロ「あ、ありがとうございます。」
シロサキは深く頭を下げた。
リカ「今日はもういい。行け。また連絡する。」
リカはタバコに火をつけ、椅子に座った。
スイ「失礼致します。」
スイは脱いだ服を手に取り、裸のままプレハブ小屋を出た。
部屋にはリカとシロサキが残っていた。
リカはタバコをふかす。
リカ「シロサキ。お前、しばらくスイを監視しろ。」
リカはシロサキにスイの監視を命じた。
シロ「え!?なぜです?」
リカ「あいつはなにか隠している。それを探れ。その隠してるものが組織に対する裏切りだった場合……」
シロ「・・・裏切りだった場合は…?」
リカ「お前の手でスイを始末しろ。」
シロ「ッ!?私が!?スイさんを!?」
シロサキは驚いた。
リカ「そうだ。お前にこれを渡す。」
リカが取り出したのは銃だった。
リカ「銃は幹部以上しか持つ事を許されていない。この意味、わかるな?」
それはつまりシロサキを幹部にするということだった。
シロ「ありがとうございます。必ず期待に応えてみせます。」
シロサキは銃を受け取った。
リカは立ち上がり、シロサキの耳元で囁いた。
リカ「スイのようにしくじれば、アイツと同じ目にあうことを覚悟しておけ。」
リカはシロサキの肩をポンと叩き、プレハブ小屋を出た。
シロサキの額からは汗が滲み出ていた。
シロ「やばいな……。久々にビビったよ…。」
シロサキの緊張はすぐには解けなかった。。。
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