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〜第2章〜
57.『〜ポチの鎖編〜外出』
しおりを挟む狭い部屋でみつれはスヤスヤ眠っていた。
スイはそんなみつれの寝顔をみつめる。
スイ「ずっと…こうしていれたらな……」
スイはみつれの頭を撫でながらボソッと呟く。
スイ「明日の用意しなきゃな。」
スイはみつれの頭にキスをし、部屋を出る。
スイは明日の準備をする。
みつれに着せる服。日用品。食料。そして銃。
監禁してから初めてみつれを外に出す。
もしかしたらみつれの仲間が助けに来るかもしれない。
その時、みつれはどんな反応をするだろうか。
全て思い出してスイの元を離れるか。
そのままスイについていくか。
スイは組織の呼び出しよりその事が心配だった。
スイは銃を手に取りじっとみつめる。
みつれが全てを思い出した時、彼女に銃を向けられるか。
もう今のスイにはみつれに銃は向けれない。
スイ「・・・いや、たとえ記憶が戻ったとしても…ポチは撃てないな。」
スイは銃を置いた。
スイはシロサキの電話を思い返していた。
スイ「明日12時…埠頭か……。無事に済んだらいいがな…。」
スイは荷物をまとめてみつれの部屋に戻る。
寝ているみつれの横に寝転がり、一緒の毛布をかぶる。
スイ「おやすみ。ポチ。」
スイは静かに目を閉じた。
翌朝。
先に目が覚めたのはみつれだった。
みつ「ん…あれ?スイ?」
みつれは隣にスイが寝てるのに気がついた。
みつれはスイを起こさないように起き上がった。
みつ「んんー…はぁ。」
みつれは背筋を伸ばした。
みつ「・・・おしっこしたい。」
みつれは尿意を催してきた。
しかしスイを起こすのはかわいそう。
けどこの前みたいに漏らしたくもない。
するとドアの横に桶が置いてあった。
みつ「これにしよう。」
みつれは意を決して寝ているスイの前でパンツを脱ぎ桶に跨った。
みつ「おしっこするね。スイ。」
ちょろちょろと排尿していく。
その時、スイがパッと目を覚ました。
スイ「んぁ…ポチ…おしっこ?」
みつ「あっ、スイ。おはよう。」
排尿しながら朝の挨拶をするみつれ。
スイ「おはよう。いい眺めだねぇ。いい朝だ。」
スイからはみつれの秘部もそこから出る尿も全て丸見えだった。
みつ「我慢出来なくて……ごめん。」
スイ「いいよ。上手に出来たね♡」
スイはにっこり笑った。
みつれは床に腰を落として足を広げた。
みつ「拭いて…スイ。」
スイ「いいよ。綺麗に拭いてあげる。私の舌で。」
スイはみつれの秘部を舐めた。
みつ「んッ...///あぁ...///」
ジュルジュルと音を立てて舐めまわし愛液ごと吸い付いた。
みつ「んぁっ……/////」
スイ「ほら、綺麗になったよポチ。」
みつ「あっ….///ありがとう…///」
みつれは息を荒くしながらスイに礼を言う。
スイ「じゃあご飯食べようか。それから出発しようか。」
スイはみつれにキスをして食事を用意しに部屋を出た。
その後2人は食事を終え、出発の準備をする。
スイ「ポチはこの服着て。私のだけど。」
みつれにパーカーとスキニーが与えられた。
みつれは与えられた物を着用する。
みつ「・・・スイの匂いだ……なんか安心する。」
スイは嬉し恥ずかしい気持ちになった。
スイ「さ、行こうか。」
時刻は11時。
スイは部屋のドアを開ける。
スイは先に部屋を出ようとすると、みつれがスイの手を握ってきた。
みつ「・・・スイ。手、繋いでていい?」
スイはみつれの手から微かに震えを感じ取った。
スイ「いいよ。手繋いで行こうか。」
みつれはおそらく外に出るのが怖いのだろう。
この生活以外記憶から消えてしまっているみつれにとって外の世界は恐怖だった。
スイはそれを察し、みつれを安心させるために手を繋いで行く事にした。
スイ「大丈夫だよ。ポチ。」
みつ「・・・うん。」
みつれはスイと手を繋ぎながら部屋を出た。
廊下を渡り、階段をのぼり、外へ出た。
スイ「ここからは車で行くよ。乗って。」
2人は車に乗り込む。
スイ「行こう。」
スイは埠頭を目指して車を走らせた。。。
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