『ブラックボックス』

うどん

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〜第2章〜

㊽『〜ポチの鎖編〜異変(※R18)』

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スイに攻められ続けて数時間。
しおんの助けはまだ来ない。


みつ「ひギィィ…///」
アダルトトイを秘部に挿入されたまま放置されている。
何度も絶頂を迎え、その度にプシャっと撒き散らすみつれ。

彼女はだんだんと支配されかかっていた。


スイ「可愛いよポチ♡」

スイはみつれの姿を観て満足そうな顔をしている。

みつ「うっ……あぁぁ……///」
みつれは唸り声のような喘ぎ声を出す。
抵抗の現れだろうか。


スイ「このまま堕ちちゃいな。何もかも忘れてずっと気持ちいいことしようよ…///アンタの全部…私が愛してあげる。」
耳元でスイに囁かれる。


みつ「やぁ……あッ…///あッ…///イクッ……/////あ"あ"あ"あ"ぁぁぁぁ…..///」

バチンッ!とみつれの頭で何かが弾けた。
視界は真っ白になり絶頂とともに気絶した。

スイ「あら…ちょっとやり過ぎたか…」
気を失ったみつれをみて微笑むスイ。

スイはみつれの拘束を解き、
みつれの身体を綺麗に拭いた。




スイに攻められ続けていたみつれは、
心のどこかで『スイには敵わない』と感じてしまっていた。

『しおんは死んだ。助けは来ない。』

そのスイの言葉が真実とさえ感じてしまっていた。

『スイの言葉全てが正しい。』

みつれは洗脳されかかっていた。。



スイ「ポチ。アンタは本当に可愛いね。」
スイはみつれの裸体をじっくり見つめる。

スイ「また明日もめちゃくちゃにシてあげる。私のこと以外考えられないようにしてあげるよ♡」
スイはみつれに首輪を着け、鎖に繋いだ。
そして毛布をかけ、スイは部屋を出ていった。




翌日、みつれは目が覚める。

しかし、みつれがいる部屋には窓が無く時計も無い。
みつれは今が何時で朝なのか昼なのか、はたまた夜なのか分からなかった。

ただ目覚めたみつれはボーッとしていた。
薬がまだ残っているのか頭が回らない。


スイ「起きたかい?ポチ。」
スイが部屋に入ってきた。

みつれは無言のまま、ボーッとスイを見つめる。


スイ「どうしたの?ポチ。まだ眠たい?」
スイは首を傾げる。

みつ「・・・」
みつれは無意識に右腕を掻く。
そこには数箇所の注射痕があった。

スイ「ご飯用意したけど食べる?」
みつれは無言で頷く。

スイ「持ってくるよ。」
スイはまた部屋を出た。

みつれは立ち上がり部屋を見渡す。

みつ「((あれ…わたし……なんでここにいる……))」
みつれは裸のまま部屋を歩く。

みつ「((なんで裸なんだ……なんで…首輪?))」
みつれは混乱する。

するとスイが戻ってきた。
スイ「どうしたの?ポチ?」
スイはみつれの様子がおかしいと気付いた。


みつ「・・・ここはどこ?わたしはなんでここにいる?なんで裸なんだ…アンタは誰だ?」

スイ「・・・まさか…」
スイはみつれの異変に気がついた。


記憶障害。


薬を過剰投与し続けた副作用か、はたまた過剰のストレスか。
昨日のみつれの雰囲気は無くなっていた。
スイは確かめることにした。

スイ「・・・自分の名前、分かるか?」

みつ「・・・わたしの…名前は……あれ?」
みつれは首を傾げた。

みつ「わたし…名前……」
みつれは言葉が詰まる。
自分の名前すら分からなくなっていた。

スイ「・・・私が誰か分かるか?」

みつ「・・・分からない。アンタ誰だ?」
みつれはスイのことも分からなかった。

なにもかも分からない様子のみつれ。
だがスイにとっては嬉しい誤算だったかも知れない。

スイはみつれに優しく声をかけた。

スイ「『スイ』って名前、聞き覚えない?」

みつ「・・・すまない。」
みつれは申し訳なさそうにする。

スイ「いいよ。あらためて自己紹介しよう。私の名前はスイ。アンタの名前はポチだよ。」

みつ「・・・ポ……チ?」

スイ「そう。私はアンタの味方だよ。」

みつ「・・・味方……」

スイはにっこりと笑顔をみつれに向ける。

スイ「そうだよ。ポチは私とここで暮らしてる。狭いとこだけどね。」
スイはみつれに手を差し伸べる。

スイ「あらためてよろしくね。ポチ。」

みつ「・・・うん。」
みつれは手を伸ばし、スイと握手をした。

スイ「ご飯食べよ!お腹空いたでしょ?」

みつ「うん。食べる。」

スイとみつれは2人で食事をとった。。。
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