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③『幼なじみの買い物』

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今日は放課後、
久しぶりに友人のいちごと遊ぶ予定だ。

終礼のチャイムが鳴る。
い「よぉし。ひまわり行こっか!」
ひ「うん!」


ウチ達は意気揚々と学校を出た。
向かった先はランジェリーショップ。

以前、いちごの勝負下着を買いに来たショップだ。
けど今回はウチの勝負下着を買いにやってきた。

以前のお礼も兼ねて、みずきが喜びそうな下着をいっしょに探してくれるらしい。

い「こんなのいいんじゃない?ちょっと控えめだけどそこがまたいい!みたいな?」

いちごが取り出したのは黄色のブラ&ショーツセット。
シンプルなデザインで悪くは無い。
けど、勝負下着としてはパンチが足りない。

ひ「ん~…どっちかというと普段着系?」
い「そっかぁ。ならこれは!?」

あーでもないこーでもないを繰り返してなかなか決まらない。

一旦店を出て休憩がてら喫茶店へ。

ひ「なかなか決まらないなぁ…」
勝負下着はいくつか持ってるが、
全てみずきが選んだ下着。
ウチは自分が選んだ下着でみずきを喜ばしたい。

けどなかなか決まらないものだ…

い「もういっその事と、裸エプロンとかでいいんじゃない?」
冗談のつもりで言ったいちごが、
あっ!っとなにか閃いた。

い「ひまわり!勝負下着じゃなくてコスプレで喜ばすのはどう!?」
ひ「コスプレ!?」

おもいがけない案に驚いた。
確かに悪くは無い。いや、寧ろ良いまである。

い「ヨシっ!探しにいこう!!」

ウチ達はショッピングモールの『うどんモール』に入っているコスプレショップにやって来た。

そこには全年齢からちょっとエッチなコスプレまで取り揃えていた。


い「そういえば、みずきはどんなのが好きなの?」
ひ「基本ウチが着たらなんでも好きだとおもうんだけどぉ~…」
そんななか目に止まったのが羊のコスプレ。

ひ「可愛い…」
ひょいとのぞき込むいちご。
い「いいじゃんこれ!可愛い!」
ひ「これにしよっかなぁ。」

なんとか決まって無事購入。

い「決まってよかったね!」
ひ「ありがと!いちご!助かったよ!」
い「お互い様でしょ!着た写真送ってよね!」




そう言ってウチ達は解散した。
これでみずきが喜んでくれるといいな♪





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