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「目で分かる違いだからそれを意識してみるといいよ」
真剣な表情で目玉をみる薬屋の爺は黙ったままだ
「いつも、そうやって教えてるのか」
領主様がイヴに問う
「そうですね」
「こないだ酒を飲んだ時に嬉しそうに話していた」
「ふふ、学ぶ姿勢がいつまでもあるのは薬屋として優秀な証拠です」
「お前と話すのも嬉しいと言っていたな」
「私もジョニーと話すのは刺激になるのでお互い様ですね」
「そうか」
「はい」
ぽつぽつと話す領主様にイヴも簡潔だが返していく
「結婚してるのか?」
俺を見てイヴに言う
「してませんよ」
「予定はないのか?」
「ありませんよ」
「それは、意外だな」
「そうですか」
「・・・・・・・・」
なにか言いたげな領主様、軽い付き合いや体だけの付き合いも珍しくはないんだが
「置いていくのか」
「そうですね」
「・・・・・・・」
「イヴ、駄目だ分からん」
「ジョニーは魔獣を討伐する?」
「いや、滅多にせん」
「領主様は討伐なさいますか?」
「ぁあ」
「お手数ではございますが、ジョニーにどうやってこの目玉が剥ぎ取られたのか説明してくださいますか?」
「貸せ」
「・・・・・短剣で抉ったな、かなり細いが傷がついてるのはよく見る短剣だ・・・横着したな、ぐりぐりと回したんだろう、ん?これはなんだ?」
「他の魔獣の体液です」
「ふむ、こんなもんか?」
「ありがとうございます領主様、ジャクスティンが持ってきた目玉の状態は?」
「そうか・・・どれもゴミになったんだな」
「よくできました」
「どういう意味だ?」
「こいつが持ってきた目玉だからこそ良かったんだ、こいつの剥ぎ取りは綺麗に目玉を傷つけないように専用のモンで剥ぎ取ってるそれに、素材を他の魔獣と混合して袋にいれるなんてことも普通せん、魔獣の剥ぎ取りは丁寧にするのが普通だが、今回の魔獣は今まで希少価値がなかったから余計に手荒になったんだろう基礎を軽んじた・・・素材を丁寧に扱っていたのに儂もテレキアラの素材だからと舐めて扱っていたのだ」
「「「・・・・・・・」」」
「ジョニー、耳貸して」
「━━━━━━━━━━━━━」
「っっ!?なん、な、」
「しぃーーー」
「っっっ」
「領主様、こんな夜更けまで領民の為に翻弄してくださりありがとう存じます、無事に解決出来ました」
「・・・・・・・・お前も領民だろう」
「そうですね」
「・・・・・・・・・はぁ、負けでいい」
サラサラっと先程突っぱねた紙にサインをしていく
パチンッとイヴが指を鳴らす
「お帰りはこちらです」
領主様は最後までなにか言いたそうに俺を見ていたが、特に何も言わず出て行った
「イヴ・・・」
「巻き込んだから全部話すよ、でもね今日はもう寝よう」
「・・・・・ぁあ、そうだな」
すっと手を取り二階に上がって行く
寝室に着いたら俺のシャツとパンツをくれる
そのままベッドに突っ伏す
「このままマッサージしておくから、朝まで寝てて」
朝を迎えて玄関まで見送ってくれる
「これ、もし俺絡みで声かけられたら少しの魔力流してくれたら行くから」
「ぁあ、いいのか?貴重な物なんじゃないのか?」
「大丈夫、今日も暖かい食事作っておくから頑張って」
「・・・・・分かった」
小さな石を渡されそれを仕舞う
昨日マッサージをしたと言われたが、確かに疲労感がないな・・・
いい旦那になるだろうな・・・
ふと思った、俺に結婚願望はあるのかと
ギルドに着けばさっそく素材剥ぎ取りの際の注意事項が口頭での説明と依頼書の横にデカデカと記載されていた
今更な気もするが基礎を忘れると爺も言っていたからな、俺も今一度認識を改めるか
今日も依頼を受けて昨日よりは早めに森を下ったが、ギルドには人がたくさんいる
何かあったのかと思ったが領主様からの素材の扱いについてギルド側も厳しく言われているのか査定に時間がかかり、戻された冒険者達が反論してたりと騒がしい受付に行き依頼の完了と素材の査定は明日以降で構わないと伝え、いそいそとイヴの家へ向かう
今日は光が漏れてるんだな・・・
ノックをしようとして、扉が空いている事に気付き中に入ってキッチンに向かう
「イヴ?」
「ジャクスティン、お疲れ様、丁度ご飯の支度終わったんだ」
「あ、ぁあ、あー、その、匂いが」
「ふふ、うん、故郷の料理作ってみた」
「そうか!ありがとう!」
「ふふ、運ぶの手伝ってくれる?」
「任せろ」
席に座って何故か少し緊張しながら口に運ぶ
俺が米の匂いが嫌いなのは理由がある
これだ
母ちゃんが作ってくれる米料理は香辛料が強くて米そのものの味はしない
米は少し硬めで香辛料によって色が変わる
魚介がたっぷり入っていて場所によって味が少し変わるところが飽きずにたくさん食べられる
肉の時もあるが、それもまたガツンッ!とくる味でたまらなくうまい
「足りるか分からなかったから肉も焼いたんだ、切り分ける?」
こくこくと頷きながら故郷の料理を味わう
母ちゃんの味と同じ訳じゃない、でも美味い
ずっと、食べたかった料理だ
なんでこんなに意固地になっているんだろうか・・・帰りたいなら帰ればいい・・・
ぁあ、うまい・・・ぐすっ
「ん、料理はなくならないから一回泣き止んでから食べたら?ふふ」
「んっ、ぐすっ、んっ、ありがとう」
「こちらこそ、美味しく食べてくれてありがとう」
1度止めて泣き止んでから食べようと思ったが、やっぱり止まらなくて食べ進めた
肉も美味かったがほとんど米料理で腹を満たしてしまった
「・・・・・・・美味かった」
「ふふ、材料はあるから食べたかったらリクエストして、肉のレシピもあるから」
「!?肉もか!」
「うん」
「はぁーー・・・幸せだ」
イヴも食べ終えてすこし微睡んだところで
「今日はお風呂に浸からない?」
「別に構わねぇが、風呂が好きなのか?」
「それもあるけど、疲れた体に沁みるよー」
「???分かった」
2階にある浴室は今までの部屋の中で無駄に1番デカかった
大きな空間の真ん中にドンッ!と浴槽がある
よくわからないモノが回りにあるが、比較的すっきりとしているから尚更無駄に広い
洗面所があるが、それでもやっぱりだだっ広い
「なんていうか・・・凄いな」
ボー然とたっていたら服をテキパキと脱がされ浴槽に入れられる
当たり前だが、足から暖かいお湯に使ってゆっくりと腰まで浸かる
浴槽の中に座り胸まで浸かると思わず
「ぐ・・・はぁーーーーーー」
と脱力する・・・・・なるほど沁みるな
目を閉じて湯を堪能してたらイヴが俺の上に乗っかってきた
「気持ちいいね」
「ぁあ、そうだな」
「またお風呂付き合ってよ」
「喜んで」
「ジャクスティンはしたいプレイってある?」
「なん、あー、そう、だな」
「せっかく2人とも気持ち良く続けていられるんだから、やりたい事やろうよ」
「・・・・・そうだな」
したい事・・・・・
なんだろうか、俺がしたかったのは単純に性行為だ
それがひどく難しかったんだが
ただ、したかった・・・ただ、ケツで気持ち良くなりたかった
でも、最初ヤラれたかったのは好きになったからだ
その後自分のポテンシャルの低さに諦めたりしてたが
イヴに与えられる快楽は全部が気持ちいい
俺で気持ち良くなってくれてるのも嬉しくて気持ちいい、ぁあでも1つ望むとしたら
「気絶しないで最後まで付き合ってみたい」
ふと、思った
そうだよな、俺が気持ち良すぎて気絶しちまうがイヴが終わりのタイミングで「んっ」
「んっ、あむっ、ぢゅっ、ん」
「はぁーーっ可愛い、本気の本当に可愛いがすぎるっっ」
「・・・は?」
「俺が満足するまで付き合いたいって思ってくれたの?嬉しい、可愛すぎ、でもいいんだジャクスティンが気持ちよくなってくれるのが俺にとっては最高に気持ちいいから・・・あーーーー、かわいすぎ・・・・」
なんて顔を手で隠しながらくぐもった声で言うから俺はすげぇ恥ずかしくなった・・・
風呂上がり魔法で一瞬にして乾かされた後水分補給されて今日もマッサージしてあげると言われベッドに横にされる・・・・・
・・・・・・・俺、ダメ人間にされる・・・
「首回りからやってくよー」
「ん」
潤滑油のようなモノで首を揉みほぐされる 正直こんなに気持ちいいと思わなかった、昨日もされていたのか・・・
ぐっぐっと押されゆっくりと揉まれたら同様に腕にもされる・・・どうやら全身してくれるらしい・・・
「あ゙ーーー・・・・んー、はぁー・・・」
声が出るのは仕方がないと言われたので諦めてそのままに身を任せた
うとうとと寝ているのか起きているのか分からないくらい曖昧な境目に意識があったが
ふと、昨日の騒動を聞いてみた
「昨日は、んっ・・・なんだったんだ」
「教えた製法で作れる筈のモノを作れなかったジョニーが慌てて大事にしたって感じ」
・・・・・・・・・確かに
とても簡潔だが昨日の顛末を最初から最後まで聞いている俺からしても納得するくらい分かりやすい説明だ
「爺となに話したんだ?んっ、はぁーー」
「耳元で話したやつの事?あれ素材の扱いもそうだったんだけどジョニーに伝えてた温度で出来てなかったと思ったから指摘したの」
「そっ、ん、そうか・・・2人にわたんんんんっ?」
「お尻思いきり広げちゃ痛かった?」
「い、いや、びっくりしただけだ」
「なるべくリラックスしててねー」
真剣な表情で目玉をみる薬屋の爺は黙ったままだ
「いつも、そうやって教えてるのか」
領主様がイヴに問う
「そうですね」
「こないだ酒を飲んだ時に嬉しそうに話していた」
「ふふ、学ぶ姿勢がいつまでもあるのは薬屋として優秀な証拠です」
「お前と話すのも嬉しいと言っていたな」
「私もジョニーと話すのは刺激になるのでお互い様ですね」
「そうか」
「はい」
ぽつぽつと話す領主様にイヴも簡潔だが返していく
「結婚してるのか?」
俺を見てイヴに言う
「してませんよ」
「予定はないのか?」
「ありませんよ」
「それは、意外だな」
「そうですか」
「・・・・・・・・」
なにか言いたげな領主様、軽い付き合いや体だけの付き合いも珍しくはないんだが
「置いていくのか」
「そうですね」
「・・・・・・・」
「イヴ、駄目だ分からん」
「ジョニーは魔獣を討伐する?」
「いや、滅多にせん」
「領主様は討伐なさいますか?」
「ぁあ」
「お手数ではございますが、ジョニーにどうやってこの目玉が剥ぎ取られたのか説明してくださいますか?」
「貸せ」
「・・・・・短剣で抉ったな、かなり細いが傷がついてるのはよく見る短剣だ・・・横着したな、ぐりぐりと回したんだろう、ん?これはなんだ?」
「他の魔獣の体液です」
「ふむ、こんなもんか?」
「ありがとうございます領主様、ジャクスティンが持ってきた目玉の状態は?」
「そうか・・・どれもゴミになったんだな」
「よくできました」
「どういう意味だ?」
「こいつが持ってきた目玉だからこそ良かったんだ、こいつの剥ぎ取りは綺麗に目玉を傷つけないように専用のモンで剥ぎ取ってるそれに、素材を他の魔獣と混合して袋にいれるなんてことも普通せん、魔獣の剥ぎ取りは丁寧にするのが普通だが、今回の魔獣は今まで希少価値がなかったから余計に手荒になったんだろう基礎を軽んじた・・・素材を丁寧に扱っていたのに儂もテレキアラの素材だからと舐めて扱っていたのだ」
「「「・・・・・・・」」」
「ジョニー、耳貸して」
「━━━━━━━━━━━━━」
「っっ!?なん、な、」
「しぃーーー」
「っっっ」
「領主様、こんな夜更けまで領民の為に翻弄してくださりありがとう存じます、無事に解決出来ました」
「・・・・・・・・お前も領民だろう」
「そうですね」
「・・・・・・・・・はぁ、負けでいい」
サラサラっと先程突っぱねた紙にサインをしていく
パチンッとイヴが指を鳴らす
「お帰りはこちらです」
領主様は最後までなにか言いたそうに俺を見ていたが、特に何も言わず出て行った
「イヴ・・・」
「巻き込んだから全部話すよ、でもね今日はもう寝よう」
「・・・・・ぁあ、そうだな」
すっと手を取り二階に上がって行く
寝室に着いたら俺のシャツとパンツをくれる
そのままベッドに突っ伏す
「このままマッサージしておくから、朝まで寝てて」
朝を迎えて玄関まで見送ってくれる
「これ、もし俺絡みで声かけられたら少しの魔力流してくれたら行くから」
「ぁあ、いいのか?貴重な物なんじゃないのか?」
「大丈夫、今日も暖かい食事作っておくから頑張って」
「・・・・・分かった」
小さな石を渡されそれを仕舞う
昨日マッサージをしたと言われたが、確かに疲労感がないな・・・
いい旦那になるだろうな・・・
ふと思った、俺に結婚願望はあるのかと
ギルドに着けばさっそく素材剥ぎ取りの際の注意事項が口頭での説明と依頼書の横にデカデカと記載されていた
今更な気もするが基礎を忘れると爺も言っていたからな、俺も今一度認識を改めるか
今日も依頼を受けて昨日よりは早めに森を下ったが、ギルドには人がたくさんいる
何かあったのかと思ったが領主様からの素材の扱いについてギルド側も厳しく言われているのか査定に時間がかかり、戻された冒険者達が反論してたりと騒がしい受付に行き依頼の完了と素材の査定は明日以降で構わないと伝え、いそいそとイヴの家へ向かう
今日は光が漏れてるんだな・・・
ノックをしようとして、扉が空いている事に気付き中に入ってキッチンに向かう
「イヴ?」
「ジャクスティン、お疲れ様、丁度ご飯の支度終わったんだ」
「あ、ぁあ、あー、その、匂いが」
「ふふ、うん、故郷の料理作ってみた」
「そうか!ありがとう!」
「ふふ、運ぶの手伝ってくれる?」
「任せろ」
席に座って何故か少し緊張しながら口に運ぶ
俺が米の匂いが嫌いなのは理由がある
これだ
母ちゃんが作ってくれる米料理は香辛料が強くて米そのものの味はしない
米は少し硬めで香辛料によって色が変わる
魚介がたっぷり入っていて場所によって味が少し変わるところが飽きずにたくさん食べられる
肉の時もあるが、それもまたガツンッ!とくる味でたまらなくうまい
「足りるか分からなかったから肉も焼いたんだ、切り分ける?」
こくこくと頷きながら故郷の料理を味わう
母ちゃんの味と同じ訳じゃない、でも美味い
ずっと、食べたかった料理だ
なんでこんなに意固地になっているんだろうか・・・帰りたいなら帰ればいい・・・
ぁあ、うまい・・・ぐすっ
「ん、料理はなくならないから一回泣き止んでから食べたら?ふふ」
「んっ、ぐすっ、んっ、ありがとう」
「こちらこそ、美味しく食べてくれてありがとう」
1度止めて泣き止んでから食べようと思ったが、やっぱり止まらなくて食べ進めた
肉も美味かったがほとんど米料理で腹を満たしてしまった
「・・・・・・・美味かった」
「ふふ、材料はあるから食べたかったらリクエストして、肉のレシピもあるから」
「!?肉もか!」
「うん」
「はぁーー・・・幸せだ」
イヴも食べ終えてすこし微睡んだところで
「今日はお風呂に浸からない?」
「別に構わねぇが、風呂が好きなのか?」
「それもあるけど、疲れた体に沁みるよー」
「???分かった」
2階にある浴室は今までの部屋の中で無駄に1番デカかった
大きな空間の真ん中にドンッ!と浴槽がある
よくわからないモノが回りにあるが、比較的すっきりとしているから尚更無駄に広い
洗面所があるが、それでもやっぱりだだっ広い
「なんていうか・・・凄いな」
ボー然とたっていたら服をテキパキと脱がされ浴槽に入れられる
当たり前だが、足から暖かいお湯に使ってゆっくりと腰まで浸かる
浴槽の中に座り胸まで浸かると思わず
「ぐ・・・はぁーーーーーー」
と脱力する・・・・・なるほど沁みるな
目を閉じて湯を堪能してたらイヴが俺の上に乗っかってきた
「気持ちいいね」
「ぁあ、そうだな」
「またお風呂付き合ってよ」
「喜んで」
「ジャクスティンはしたいプレイってある?」
「なん、あー、そう、だな」
「せっかく2人とも気持ち良く続けていられるんだから、やりたい事やろうよ」
「・・・・・そうだな」
したい事・・・・・
なんだろうか、俺がしたかったのは単純に性行為だ
それがひどく難しかったんだが
ただ、したかった・・・ただ、ケツで気持ち良くなりたかった
でも、最初ヤラれたかったのは好きになったからだ
その後自分のポテンシャルの低さに諦めたりしてたが
イヴに与えられる快楽は全部が気持ちいい
俺で気持ち良くなってくれてるのも嬉しくて気持ちいい、ぁあでも1つ望むとしたら
「気絶しないで最後まで付き合ってみたい」
ふと、思った
そうだよな、俺が気持ち良すぎて気絶しちまうがイヴが終わりのタイミングで「んっ」
「んっ、あむっ、ぢゅっ、ん」
「はぁーーっ可愛い、本気の本当に可愛いがすぎるっっ」
「・・・は?」
「俺が満足するまで付き合いたいって思ってくれたの?嬉しい、可愛すぎ、でもいいんだジャクスティンが気持ちよくなってくれるのが俺にとっては最高に気持ちいいから・・・あーーーー、かわいすぎ・・・・」
なんて顔を手で隠しながらくぐもった声で言うから俺はすげぇ恥ずかしくなった・・・
風呂上がり魔法で一瞬にして乾かされた後水分補給されて今日もマッサージしてあげると言われベッドに横にされる・・・・・
・・・・・・・俺、ダメ人間にされる・・・
「首回りからやってくよー」
「ん」
潤滑油のようなモノで首を揉みほぐされる 正直こんなに気持ちいいと思わなかった、昨日もされていたのか・・・
ぐっぐっと押されゆっくりと揉まれたら同様に腕にもされる・・・どうやら全身してくれるらしい・・・
「あ゙ーーー・・・・んー、はぁー・・・」
声が出るのは仕方がないと言われたので諦めてそのままに身を任せた
うとうとと寝ているのか起きているのか分からないくらい曖昧な境目に意識があったが
ふと、昨日の騒動を聞いてみた
「昨日は、んっ・・・なんだったんだ」
「教えた製法で作れる筈のモノを作れなかったジョニーが慌てて大事にしたって感じ」
・・・・・・・・・確かに
とても簡潔だが昨日の顛末を最初から最後まで聞いている俺からしても納得するくらい分かりやすい説明だ
「爺となに話したんだ?んっ、はぁーー」
「耳元で話したやつの事?あれ素材の扱いもそうだったんだけどジョニーに伝えてた温度で出来てなかったと思ったから指摘したの」
「そっ、ん、そうか・・・2人にわたんんんんっ?」
「お尻思いきり広げちゃ痛かった?」
「い、いや、びっくりしただけだ」
「なるべくリラックスしててねー」
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