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息子さんを下さい!!!
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「神ってあれか?戦争にも人の生き死にも関与しない神様って奴か?」
「う、うん」
皮肉をめいっぱい込めて言葉を放つ
「・・・ユイさんは召喚が嫌いみたいだけれど、召喚されても神様に助けを求めないのは訳があるの?」
「この、私に付いてるピアスが連絡ツールなんだけど、魔力がないと無理で今もまだ全部の魔力を取り戻してないからまだ使えないの・・・」
「神から連絡は来ねぇのか」
「ん、そんな必要ないからかな、今忙しいみたいだし」
「忙しい?」
「ん、うん、その配置換え希望してるっていうかなんて言うか・・・」
「あ?一人じゃねぇのか?」
「えっと・・・今回はまだ1人しか友達になってないかな」
「・・・・・・神も巡りが分かんねぇのか」
「うん」
「「「・・・・・・・・・」」」
「あー、とりあえず心配するのは俺だけって事でいいな」
「ん、う」
「私たちも心配するわ!」
「うむ、当たり前だ」
こいつは俺が死んだら戻るのか?
それとも・・・
「ユイ、ミッシェルの件は保留にしてある、与えたい罰はあるか?」
父上が問う言葉に唖然とする
「へ?」
「ユイを陥れ城内に敵を迎え入れたんだ、相応の罰が必要だろう」
「そ、そうかもしれない、けど・・・え、と」
「遠慮せず言うがいい、ユイがされたことは耐え難く生きて戻って来るのも奇跡だと思っている」
「ん、じゃぁお父様にお任せします」
「・・・・・いいのか?」
「被害者が決めてしまっては相応の罰などなくなってしまいます、それに・・・私は今アレハンドの傍に居てミッシェルは番の傍に居れてそれでいいかなって」
「罰さえいらないと言うのか!?」
「う、だ、だって、私だって同じ立場だったらアレハンドを守るために全ての命がなくなるまで暴れると思うし・・・人の事言えないかも・・・」
「「「・・・・・」」」
熱烈な愛の言葉に感動する
なんで二人まで感極まるんだよ
「じゃ、じゃぁいいのね?正式にアレハンドの伴侶になってくれるのね!?」
興奮する母上にすぐに部屋に籠りたくなる俺に無言で悶えてる父上
「待って!!!」
「それについて話さなきゃいけない事が、あり・・・ます」
「なんだ?俺も聞いてねぇぞ」
真剣な眼差しを向ける
「アレハンド、お父様お母様・・・私の体は子供が生めないんです。だから、その跡継ぎは見込めないし体も不具合が多いし迷惑をかける事ばかりだけど・・・」
「・・・それでも、アレハンドの番として伴侶として傍に居たいんです!アレハンドの事大好きだからだから、そのこんな人間ですがアレハンドを私に下さい!!!」
「まぁまぁまぁ」
「む、娘が・・・遂に」
「戻るぞ」
「!?!?んにゃ!?絶対駄目!!!」
「あ?」
「う、だ、だってちゃんと聞きたいもん・・・駄目なら何度だってアレハンドちょうだいって言うもん」
「・・・・・・・・・監禁するぞ」
「なんでぇ!?!?」
「気持ちは分かるけどね、ユイさんの言葉も大切にしてあげなさいアレハンド」
「チッ」
「ユイ」
父上がユイに向き合う
「世界も人種も違うにも関わらずアレハンドを好きになってくれてまずは礼を言う・・・ありがとう」
「常識も違うのは分かっていたつもりだが、理解はしていなかったみたいだ」
「番は引き離す事なかれ。例えどんな理由があったとしてもだ、だからユイが欲しいなら喜んで息子をあげよう」
「物じゃねぇんだよ」
「ふん、子供についてもそうだ、なにも世襲制な訳じゃないたまたまこいつが次代として力が強かっただけだ」
「うるせぇよ」
「獣人は元々子が出来にくい、私たちも随分かかった、が別に出来なくても問題なぞない、もちろん子供が私たちの元にやってきてくれたのは人生最良の出来事に違いないが」
「・・・・・・・・・」
「子供が出来ないから駄目なんて事はない、むしろ本当にこれでいいのか?」
「そうねぇ、この子は殊更執着が激しい気がするわ」
「うるせぇよ」
「あら、知りたくないの?どう思ってるか」
「ぐ・・・・・・・」
「あ、あう・・・その・・・えっと・・・」
「なんだよ迷惑なら迷惑って言え」
「ち、違う!そ、その夢を見てるみたいで・・・」
「あ?」
「だ、だって私なんかに番が存在するなんて思わなくて・・・ずっと羨ましかったから・・・なにがあっても愛し続けて誰にも見せたくないなんて、嬉しい事言われるなんて・・・あると思わなかったから、その・・・ぅぅ・・・アレンの言う事全部嬉しいから・・・その・・・あう・・・」
「まぁまぁまぁ」
「くっ!嫌だと言ってくれればもっと会えるかもしれんのに」
「今度こそ戻るぞ」
「うえ!?駄目!」
「あ?まだなにかあんのか、焦らしてんのかそういうプレイでもしてんのか」
「な、な、な、ち、ちが!は、初めての私主催のお茶会だから、最後までしたい・・・」
「・・・・・・・・・・」
「そうね!まだ一杯しか頂いていないもの!こちらが失礼になってしまうわ」
「む、そうだな!まだ、茶菓子にも手を付けてないしな!」
「・・・・・・・・・・あとで覚悟しろよ」
「う、うん」
皮肉をめいっぱい込めて言葉を放つ
「・・・ユイさんは召喚が嫌いみたいだけれど、召喚されても神様に助けを求めないのは訳があるの?」
「この、私に付いてるピアスが連絡ツールなんだけど、魔力がないと無理で今もまだ全部の魔力を取り戻してないからまだ使えないの・・・」
「神から連絡は来ねぇのか」
「ん、そんな必要ないからかな、今忙しいみたいだし」
「忙しい?」
「ん、うん、その配置換え希望してるっていうかなんて言うか・・・」
「あ?一人じゃねぇのか?」
「えっと・・・今回はまだ1人しか友達になってないかな」
「・・・・・・神も巡りが分かんねぇのか」
「うん」
「「「・・・・・・・・・」」」
「あー、とりあえず心配するのは俺だけって事でいいな」
「ん、う」
「私たちも心配するわ!」
「うむ、当たり前だ」
こいつは俺が死んだら戻るのか?
それとも・・・
「ユイ、ミッシェルの件は保留にしてある、与えたい罰はあるか?」
父上が問う言葉に唖然とする
「へ?」
「ユイを陥れ城内に敵を迎え入れたんだ、相応の罰が必要だろう」
「そ、そうかもしれない、けど・・・え、と」
「遠慮せず言うがいい、ユイがされたことは耐え難く生きて戻って来るのも奇跡だと思っている」
「ん、じゃぁお父様にお任せします」
「・・・・・いいのか?」
「被害者が決めてしまっては相応の罰などなくなってしまいます、それに・・・私は今アレハンドの傍に居てミッシェルは番の傍に居れてそれでいいかなって」
「罰さえいらないと言うのか!?」
「う、だ、だって、私だって同じ立場だったらアレハンドを守るために全ての命がなくなるまで暴れると思うし・・・人の事言えないかも・・・」
「「「・・・・・」」」
熱烈な愛の言葉に感動する
なんで二人まで感極まるんだよ
「じゃ、じゃぁいいのね?正式にアレハンドの伴侶になってくれるのね!?」
興奮する母上にすぐに部屋に籠りたくなる俺に無言で悶えてる父上
「待って!!!」
「それについて話さなきゃいけない事が、あり・・・ます」
「なんだ?俺も聞いてねぇぞ」
真剣な眼差しを向ける
「アレハンド、お父様お母様・・・私の体は子供が生めないんです。だから、その跡継ぎは見込めないし体も不具合が多いし迷惑をかける事ばかりだけど・・・」
「・・・それでも、アレハンドの番として伴侶として傍に居たいんです!アレハンドの事大好きだからだから、そのこんな人間ですがアレハンドを私に下さい!!!」
「まぁまぁまぁ」
「む、娘が・・・遂に」
「戻るぞ」
「!?!?んにゃ!?絶対駄目!!!」
「あ?」
「う、だ、だってちゃんと聞きたいもん・・・駄目なら何度だってアレハンドちょうだいって言うもん」
「・・・・・・・・・監禁するぞ」
「なんでぇ!?!?」
「気持ちは分かるけどね、ユイさんの言葉も大切にしてあげなさいアレハンド」
「チッ」
「ユイ」
父上がユイに向き合う
「世界も人種も違うにも関わらずアレハンドを好きになってくれてまずは礼を言う・・・ありがとう」
「常識も違うのは分かっていたつもりだが、理解はしていなかったみたいだ」
「番は引き離す事なかれ。例えどんな理由があったとしてもだ、だからユイが欲しいなら喜んで息子をあげよう」
「物じゃねぇんだよ」
「ふん、子供についてもそうだ、なにも世襲制な訳じゃないたまたまこいつが次代として力が強かっただけだ」
「うるせぇよ」
「獣人は元々子が出来にくい、私たちも随分かかった、が別に出来なくても問題なぞない、もちろん子供が私たちの元にやってきてくれたのは人生最良の出来事に違いないが」
「・・・・・・・・・」
「子供が出来ないから駄目なんて事はない、むしろ本当にこれでいいのか?」
「そうねぇ、この子は殊更執着が激しい気がするわ」
「うるせぇよ」
「あら、知りたくないの?どう思ってるか」
「ぐ・・・・・・・」
「あ、あう・・・その・・・えっと・・・」
「なんだよ迷惑なら迷惑って言え」
「ち、違う!そ、その夢を見てるみたいで・・・」
「あ?」
「だ、だって私なんかに番が存在するなんて思わなくて・・・ずっと羨ましかったから・・・なにがあっても愛し続けて誰にも見せたくないなんて、嬉しい事言われるなんて・・・あると思わなかったから、その・・・ぅぅ・・・アレンの言う事全部嬉しいから・・・その・・・あう・・・」
「まぁまぁまぁ」
「くっ!嫌だと言ってくれればもっと会えるかもしれんのに」
「今度こそ戻るぞ」
「うえ!?駄目!」
「あ?まだなにかあんのか、焦らしてんのかそういうプレイでもしてんのか」
「な、な、な、ち、ちが!は、初めての私主催のお茶会だから、最後までしたい・・・」
「・・・・・・・・・・」
「そうね!まだ一杯しか頂いていないもの!こちらが失礼になってしまうわ」
「む、そうだな!まだ、茶菓子にも手を付けてないしな!」
「・・・・・・・・・・あとで覚悟しろよ」
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