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どちらの罪か
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ぴちゃぴちゃと舐めるユイに頭が焼き切れそうになる・・・なんで、こんな・・・
いや、分かってる・・・多分性奴隷かナニかだったからだと思うのに止めさせなきゃならないのに、そう思う度にこいつに染み付いた匂いに気付き止めたくなくなる
くそっ!くそっ!くそっ!ちくしょうっ!
大切にしたいのに!なんでこいつは大切にさせてくれないんだ!
「くそっっっっ!!!」
そのままユイの腕を引っ張り濡れてる唇にキスをしていく、そのまま舌をいれれば抵抗もなく受け入れる
受け入れるくせに俺になんの好意も悪意も出さずただ受け入れていく
くちゅ、くちゅといやらしい音がお互いの口から出る
腕を俺の首に巻きつけ、足も俺の体に巻きつける・・・くそっ!くそっ!くそっ!
求められているようでなにも求められてないその行為にどんどんイライラしてくるのとは対象的に、尋常じゃなく興奮していく
番ツガイに迫られて断るなんて誰が出来る!!
早急に着せた服を破いていく、ユイの顔が火照ってるのが分かる「くそっ!」
「ありぇ」ぁあ、駄目だ・・・・・・・
そこからは記憶はひどく曖昧だ
殺気を出して誰も近付けないようにしてユイの体をひたすら貪り尽くした
ありとあらゆるところを噛んで体中あちこちから血が流れてるのが見える
下半身から俺の欲望が流れ出てるのが見える
首は噛みすぎて真っ黒になってるのが見える
瞳はいつから閉じてるのか、いつから俺の名前を呼ばなくなったのか分からない
獣人の牙には毒があるという
それを唯一の相手に流し込めば番でなくともそいつが番になり
居るはずの番の匂いも分からなくなるという
そして噛めば衝動も落ち着くと・・・
なのに咬んでも咬んでも落ち着かない
ユイの中の匂いは消えたけど、まだだ・・・
まだ俺の匂いでいっぱいに・・・ドォォォン!!!!
誰かが俺達の部屋に入ってきた、ふざけんな死ね見るな俺の番に!!!
思いっきり威嚇し殺そうとした・・・「きゃぁぁぁぁ!!!」びくっ
「あなたなんてこと!番を殺す気なの!?」
母上の声が聞こえる・・・・・
そこで頭がクリアになって俺のやった事に我に返る・・・・・・
「あ、あ、あ、あ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ!」
どうしてなんでなんでなんでなんでなんで!
「ユイッッッ!!!」
「やめなさい!!!あなたはその子に近づかないで!!」
体中の傷、斑まだらにある紫色の内出血
意識のない体、弱々しい鼓動の音、痩せこけた体
俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が!!!!!!
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!
✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼✼
そこから飛竜にユイを乗せて王宮まで連れて行った
あんな事をした俺が傍に居るのは間違っているけれど、それでも手放す事は出来なかった
それを母上達も分かってるのか何も言わなかった
王城に着いたらすぐお抱えの治癒師が出迎えすぐに診てもらった・・・・・
「不思議ですね、本当に9日も籠もっていたんですか?」
そんなに・・・・・
「そう聞いています」と母上が答える
「何かありましたか?彼女は無事ですか?」
「え、ぇえ栄養失調に脱水症状はありますが、問題はありません」
「人間はそこまで頑丈なのですか?殊更この子は弱く見えますが・・・」
「そうですね、通常だとこの程度ではすまされないのですが・・・」
母上と治癒師が会話を続けていく
「分かりました、息子と話がありますのでこの子を見ていてもらえますか?」
「わ、分かりました」
「母上!」
「警護に獣人も人間もつけます、少しだけ事情は聞いていますが、あなたのした事にも親として叱らなければなりません」
「・・・・・・・・・・」
いや、分かってる・・・多分性奴隷かナニかだったからだと思うのに止めさせなきゃならないのに、そう思う度にこいつに染み付いた匂いに気付き止めたくなくなる
くそっ!くそっ!くそっ!ちくしょうっ!
大切にしたいのに!なんでこいつは大切にさせてくれないんだ!
「くそっっっっ!!!」
そのままユイの腕を引っ張り濡れてる唇にキスをしていく、そのまま舌をいれれば抵抗もなく受け入れる
受け入れるくせに俺になんの好意も悪意も出さずただ受け入れていく
くちゅ、くちゅといやらしい音がお互いの口から出る
腕を俺の首に巻きつけ、足も俺の体に巻きつける・・・くそっ!くそっ!くそっ!
求められているようでなにも求められてないその行為にどんどんイライラしてくるのとは対象的に、尋常じゃなく興奮していく
番ツガイに迫られて断るなんて誰が出来る!!
早急に着せた服を破いていく、ユイの顔が火照ってるのが分かる「くそっ!」
「ありぇ」ぁあ、駄目だ・・・・・・・
そこからは記憶はひどく曖昧だ
殺気を出して誰も近付けないようにしてユイの体をひたすら貪り尽くした
ありとあらゆるところを噛んで体中あちこちから血が流れてるのが見える
下半身から俺の欲望が流れ出てるのが見える
首は噛みすぎて真っ黒になってるのが見える
瞳はいつから閉じてるのか、いつから俺の名前を呼ばなくなったのか分からない
獣人の牙には毒があるという
それを唯一の相手に流し込めば番でなくともそいつが番になり
居るはずの番の匂いも分からなくなるという
そして噛めば衝動も落ち着くと・・・
なのに咬んでも咬んでも落ち着かない
ユイの中の匂いは消えたけど、まだだ・・・
まだ俺の匂いでいっぱいに・・・ドォォォン!!!!
誰かが俺達の部屋に入ってきた、ふざけんな死ね見るな俺の番に!!!
思いっきり威嚇し殺そうとした・・・「きゃぁぁぁぁ!!!」びくっ
「あなたなんてこと!番を殺す気なの!?」
母上の声が聞こえる・・・・・
そこで頭がクリアになって俺のやった事に我に返る・・・・・・
「あ、あ、あ、あ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ!」
どうしてなんでなんでなんでなんでなんで!
「ユイッッッ!!!」
「やめなさい!!!あなたはその子に近づかないで!!」
体中の傷、斑まだらにある紫色の内出血
意識のない体、弱々しい鼓動の音、痩せこけた体
俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が俺が!!!!!!
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!
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そこから飛竜にユイを乗せて王宮まで連れて行った
あんな事をした俺が傍に居るのは間違っているけれど、それでも手放す事は出来なかった
それを母上達も分かってるのか何も言わなかった
王城に着いたらすぐお抱えの治癒師が出迎えすぐに診てもらった・・・・・
「不思議ですね、本当に9日も籠もっていたんですか?」
そんなに・・・・・
「そう聞いています」と母上が答える
「何かありましたか?彼女は無事ですか?」
「え、ぇえ栄養失調に脱水症状はありますが、問題はありません」
「人間はそこまで頑丈なのですか?殊更この子は弱く見えますが・・・」
「そうですね、通常だとこの程度ではすまされないのですが・・・」
母上と治癒師が会話を続けていく
「分かりました、息子と話がありますのでこの子を見ていてもらえますか?」
「わ、分かりました」
「母上!」
「警護に獣人も人間もつけます、少しだけ事情は聞いていますが、あなたのした事にも親として叱らなければなりません」
「・・・・・・・・・・」
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