潰瘍性大腸炎闘症記

腹腹はらはら

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ニフレックス編

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忌まわしきニフレックスの事を書き忘れるなんて・・・orz

それは、潰瘍性大腸炎の難病申請の経過を書き忘れていたこと。
これは、この症状の人なら誰もが通る道。いわば入り口!

始まりはトイレの中の出来事。
便がうさぎのふんみたいになり粘液にちょっと血がまじったのがでていた。
自分的には全く気にしてなかった。調子が悪いんだろうぐらいにしか。

だけど、親がきづいた。ちょっと血が混じった粘液が流れずにのこってしまった。
あ、ばれた、と思った。で、肛門科へ連行。

後から聞いた話だけど、親はぢだと思ったらしい。

で、ぢではないことが判明したが、血の混じった粘液の説明がつかない。
てことで、検便することに。
直に採取するということで、朝一で来るように、とのこと。
つまり大きい方はしないでくれってことか。でも、一体どうやって採取?
はい、結論、指突っ込まれました。

結果、

便に異常はなかった。

ここからですよ、この症状を証明するための戦いが始まるのは。
2リットルの巨人ニフレックスとの戦いは。

これ、下剤です。2リットル飲み干します。専用の容器は貰った。
冷やすと飲みやすいですよってアドバイスが。飲みやすい?どゆこと?
てか、どうやって貰ったんだっけ。液体で貰ったのか粉でもらったのかすら覚えてない。
翌日、冷えたニフレックスを朝食の代わりに飲む。
確か最初は15分に1回150cc飲んで、半分のみ終わったら残りは5分おきに飲むだったか。
看護婦が飲みやすいですよって言った理由が分かった。

不味い。なんか鉄みたいな味がする。一口飲むたびにブルブルっと震えがくる。
これを2リットル。。。
なんて思ってたら、きたきたきたーーー
第一便。
これが下剤かぁーーて思ってたら止めどなくなっていった。
しかも、しっかり冷やしてたもんだから体が冷えて寒い。毛布にくるまりながら
飲んで震えて出して、飲んで震えて出して震えて。
でもまだまだ残ってるニフレックス。

ほんとっ、しんどかった。ぜってぇ2度と飲みたくねぇと思ったね。

飲み干した後もしばらくはトイレに走ったけど、そろそろ時間なので出し切る前に病院へ。
医者「全部でたでしょ?」
俺「ちょっと薄茶色い液体がまだ・・・」
医者「ああ、大丈夫大丈夫、おkだね」
確か、消化器系の内臓の動きを止める注射をした。唾液がまったくでなくなるから
すごくのどが乾くんだよね。

んで、下剤を飲んだ理由はというと、知ってる人はもう分かってますよね。
大腸カメラです。
これもまたしんどい。空気をどんどんいれるし肛門が冷たさでジンジンするし。
終わったあとカメラ温めてくれと言ったが笑い飛ばされた(カメラがすごく冷たい)。

大腸内のサンプル採取も無事終わって、これにも異常がなければ潰瘍性大腸炎の確定。
申請は医者がしました。
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