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EX章1:学園編
第8話:ホームルームからの前途多難な一日
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「さてと、色々と言いたいことはあるが、休暇の間は良い子にしてたか?」
ジャッカス先生が教壇に立って、悪い笑みを浮かべて生徒全員を見回す。
左から右に……何故俺のところで、一度止まる。
そして右から左に……そしてまた何故、俺のところで一度視線が止まる。
俺は何も悪くないぞ?
「先生の胃が痛くなるような、大それたことをした子はいないよな?」
今度は、俺の方を見ながらはっきりと言いやがった。
そして、俺の後ろにも視線を向ける。
……うん。
立ってるもんね。
ジェファード。
「まあ、一つずつ片付けて行こうか……ジェファード君。君はホームルームの前に職員室に来るように、連絡が行ってたと思うのだけど?」
そりゃ、当然だろう。
今期から編入してきたんだから、まずは先生と一緒に教室に入ってお約束の行事を消化しないとな。
あまりにも自然に俺について教室に入ってきたから、何にも思わなかった。
他の生徒もスルーしてたし。
いやまあ、ヤベー奴だからスルーした可能性もあるが。
「はは、私はルーク様の忠実なる僕ですから。勤務中に私用で離れるなど、あってはならないことです」
こいつ……
さも平然と、俺を巻き込みやがった。
「であれば、ルークの責任か」
さらっと放たれたジャッカス先生の発言に、ジェファードが驚いているけども。
うん、それはあんまりじゃないか?
「君はルークの僕である前に、この学園の生徒だからね? 学生の本分を疎かにするようになるということは、あってはならないことではないのかい?」
「ふふ、ルーク様より優先されるべきことなど、この世にはありえないのです」
「そこを遠回りしてでも、何かを成すべきために必要なことがあるとは思わないかい? 自身を磨くことも主のためになると、考えたりしないのか?」
主従関係前提で話を進めるのは、やめてもらいたい。
ジャッカス先生が少し楽しそうだけど、このままじゃホームルームがジェファード一人のためにまるっと潰れてしまう。
「私はすでに必要な知識と技能は持っておりますが?」
おい!
無駄なスルースキルと俺に対する理解力が、物凄く欠如してるぞ?
どこから来るんだ、その自信は!
「ほう? この学園で、ルークのためになる人脈はあるのかな? 教師の心証を主従揃って悪くすることが、主のためになると?」
「ふむ。一理ありますね。分かりました、では私に用事とはなんだったのでしょうか?」
……駄目だ。
ぶん殴りたい。
編入の手続き自体は終わってるけど、必要書類の説明とか。
あとは編入の流れとか。
教師による、クラスメイトへの紹介だとか。
色々とあるだろう。
従者として一番重要な一般常識が欠如してるような、セレブ中のセレブが俺のために必要な知識と技術を持ってるとかよく言えたな?
帰ったらしこたましばいてやりたいけど、それすらも喜びやがるから手に負えない。
「色々とあったのですが、まずはクラスメイトへの紹介だ。それから席に案内するから、とっとと前に出てこい」
あっ、すでにジャッカス先生からの扱いがぞんざいになってる。
まあ学園内は、建前上貴族としての身分は関係ないけど。
こいつは第二皇子だから、実質何かしらの爵位はもってるかもしれない。
貴族の子供と貴族は、まったくの別物だけど。
ジャッカス先生は気にした様子もないどころか、若干呆れと苛立ちが見て取れる。
「いえ、それには及びませんよ」
「君の都合など関係ない。いいから前に出てこい」
こいつ、マジで無能に見えてきた。
本気で最初の世界で、俺にも相当なストレスを与えてそうだな。
「ルーク様、少しおそばを離れることになりますが、宜しいでしょうか?」
「うるさい、とっとと前に行け! それから、ジャッカス先生の言葉は俺の言葉だと思って、よく聞け」
「ははは、それは無理な相談です。主は、絶対無二の至高の存在ですから」
……こいつ、マジで全然いうこと聞かねーな。
「お前、クビにするぞ?」
「それは困りますので、仕方ありませんね」
主の命令を仕方ないとか言うな。
もうやだ、この従者。
フォルスが、いかに優秀だったかよく分かってしまった。
「さてと……今日から新しく皆の仲間となる、ジェファードだ。知ってる「ジャッカス殿、一つ宜しいでしょうか?」」
いきなり、話の腰を折るな。
そして、先生を名前呼びするな。
最低限、敬称は先生にしろ。
「なんだ?」
「私は皆さんと、慣れ合うつもりはありません。それに、私の仲間となるにはいささか実力不足かなと」
……こいつ。
めちゃくちゃ嫌な奴で、いてぇ奴だな。
駄目だ。
友人になるだとか、クラスメイトだとか言ってられない。
この学園に連れてきたのが、そもそも間違いだった。
きっと嫌われ……てないだと?
クラスメイト全員が目を合わさないようにしてるけど、嫌いっていうより関わりたくな風に見える。
ということは、こいつと一緒にいたら他の子たちとの距離が縮まることはないと。
最悪じゃないか。
キーファだけは楽しそうだけど、ジャスパーの顔も険しい。
「おい、ルーク……こいつなんとかしてくれないか?」
あっ、ジャッカス先生が諦めた。
「無理ですね。私の言うことを全然聞かないので、従者でも僕でもないですし」
「えっ?」
俺の言葉に、ジェファードが滅茶苦茶驚いた顔をしてるけど。
当然だよね?
波風を立てたくないという、俺の一番の望みを叶えてくれないからね。
あと、クラスメイトに馴染んで欲しいという俺の思いも、伝わってないみたいだし。
独りよがりな献身って、有難迷惑っていうんだぜ?
「だそうだぞ?」
そして、追い打ちをかけるようにジャッカス先生が声を掛けているけど、
まったく耳に入ってない様子だ。
本当に対人関係がクソ過ぎるな、この従者様は。
「色々と話すことはあったんだが、とりあえずもう良いだろう。このあと講堂で始業式が行われるから、移動の準備をするように。それと、ルークとジェファードは終わったら、職員室に来るように」
「何故に私まで?」
「お前がいないと、こいつの扱いに困るからだよ」
うわぁ。
先生が生徒をこいつ呼ばわりしはじめた。
「生徒? いや、全然うちの生徒になるつもりも無さそうなやつに、教師として接する必要もないだろう。まだ俺の生徒になる前段階だし」
「編入手続きが終わった時点で、生徒ですよ」
「完了してないから無効だ」
他の子たちに申し訳ない。
ジェファードのせいで、肝心なホームルームがこんな形になってしまって。
「本当は説教もあったんだが、それも後回しだ。それから、帰りの前のホームルームで学園長から預かったエアボード通学許可証を渡すつもりだったが……これも、放課後までお預けな」
ノォォォォォォォォ!
ジェファードめ……
こいつ、全然役に立たないどころか、存在自体が迷惑に思えてきた。
今なら、世界が滅ぼせそうな気がする。
「ルーク……闇のオーラが漏れてるから、押さえなさい」
あっ、ジャッカス先生に困った顔をされてしまった。
というか、普通だな。
俺に対する対応。
もしかして、最初の世界の俺って被害妄想も激しかった?
思ったほど、敵が多い気がしなく……いや、多かったのは事実だ。
ただ、関係者全員が敵だったわけではなさそうだ。
って、ほっこりしてる場合じゃない。
俺の、賠償報酬!
ジャッカス先生が教壇に立って、悪い笑みを浮かべて生徒全員を見回す。
左から右に……何故俺のところで、一度止まる。
そして右から左に……そしてまた何故、俺のところで一度視線が止まる。
俺は何も悪くないぞ?
「先生の胃が痛くなるような、大それたことをした子はいないよな?」
今度は、俺の方を見ながらはっきりと言いやがった。
そして、俺の後ろにも視線を向ける。
……うん。
立ってるもんね。
ジェファード。
「まあ、一つずつ片付けて行こうか……ジェファード君。君はホームルームの前に職員室に来るように、連絡が行ってたと思うのだけど?」
そりゃ、当然だろう。
今期から編入してきたんだから、まずは先生と一緒に教室に入ってお約束の行事を消化しないとな。
あまりにも自然に俺について教室に入ってきたから、何にも思わなかった。
他の生徒もスルーしてたし。
いやまあ、ヤベー奴だからスルーした可能性もあるが。
「はは、私はルーク様の忠実なる僕ですから。勤務中に私用で離れるなど、あってはならないことです」
こいつ……
さも平然と、俺を巻き込みやがった。
「であれば、ルークの責任か」
さらっと放たれたジャッカス先生の発言に、ジェファードが驚いているけども。
うん、それはあんまりじゃないか?
「君はルークの僕である前に、この学園の生徒だからね? 学生の本分を疎かにするようになるということは、あってはならないことではないのかい?」
「ふふ、ルーク様より優先されるべきことなど、この世にはありえないのです」
「そこを遠回りしてでも、何かを成すべきために必要なことがあるとは思わないかい? 自身を磨くことも主のためになると、考えたりしないのか?」
主従関係前提で話を進めるのは、やめてもらいたい。
ジャッカス先生が少し楽しそうだけど、このままじゃホームルームがジェファード一人のためにまるっと潰れてしまう。
「私はすでに必要な知識と技能は持っておりますが?」
おい!
無駄なスルースキルと俺に対する理解力が、物凄く欠如してるぞ?
どこから来るんだ、その自信は!
「ほう? この学園で、ルークのためになる人脈はあるのかな? 教師の心証を主従揃って悪くすることが、主のためになると?」
「ふむ。一理ありますね。分かりました、では私に用事とはなんだったのでしょうか?」
……駄目だ。
ぶん殴りたい。
編入の手続き自体は終わってるけど、必要書類の説明とか。
あとは編入の流れとか。
教師による、クラスメイトへの紹介だとか。
色々とあるだろう。
従者として一番重要な一般常識が欠如してるような、セレブ中のセレブが俺のために必要な知識と技術を持ってるとかよく言えたな?
帰ったらしこたましばいてやりたいけど、それすらも喜びやがるから手に負えない。
「色々とあったのですが、まずはクラスメイトへの紹介だ。それから席に案内するから、とっとと前に出てこい」
あっ、すでにジャッカス先生からの扱いがぞんざいになってる。
まあ学園内は、建前上貴族としての身分は関係ないけど。
こいつは第二皇子だから、実質何かしらの爵位はもってるかもしれない。
貴族の子供と貴族は、まったくの別物だけど。
ジャッカス先生は気にした様子もないどころか、若干呆れと苛立ちが見て取れる。
「いえ、それには及びませんよ」
「君の都合など関係ない。いいから前に出てこい」
こいつ、マジで無能に見えてきた。
本気で最初の世界で、俺にも相当なストレスを与えてそうだな。
「ルーク様、少しおそばを離れることになりますが、宜しいでしょうか?」
「うるさい、とっとと前に行け! それから、ジャッカス先生の言葉は俺の言葉だと思って、よく聞け」
「ははは、それは無理な相談です。主は、絶対無二の至高の存在ですから」
……こいつ、マジで全然いうこと聞かねーな。
「お前、クビにするぞ?」
「それは困りますので、仕方ありませんね」
主の命令を仕方ないとか言うな。
もうやだ、この従者。
フォルスが、いかに優秀だったかよく分かってしまった。
「さてと……今日から新しく皆の仲間となる、ジェファードだ。知ってる「ジャッカス殿、一つ宜しいでしょうか?」」
いきなり、話の腰を折るな。
そして、先生を名前呼びするな。
最低限、敬称は先生にしろ。
「なんだ?」
「私は皆さんと、慣れ合うつもりはありません。それに、私の仲間となるにはいささか実力不足かなと」
……こいつ。
めちゃくちゃ嫌な奴で、いてぇ奴だな。
駄目だ。
友人になるだとか、クラスメイトだとか言ってられない。
この学園に連れてきたのが、そもそも間違いだった。
きっと嫌われ……てないだと?
クラスメイト全員が目を合わさないようにしてるけど、嫌いっていうより関わりたくな風に見える。
ということは、こいつと一緒にいたら他の子たちとの距離が縮まることはないと。
最悪じゃないか。
キーファだけは楽しそうだけど、ジャスパーの顔も険しい。
「おい、ルーク……こいつなんとかしてくれないか?」
あっ、ジャッカス先生が諦めた。
「無理ですね。私の言うことを全然聞かないので、従者でも僕でもないですし」
「えっ?」
俺の言葉に、ジェファードが滅茶苦茶驚いた顔をしてるけど。
当然だよね?
波風を立てたくないという、俺の一番の望みを叶えてくれないからね。
あと、クラスメイトに馴染んで欲しいという俺の思いも、伝わってないみたいだし。
独りよがりな献身って、有難迷惑っていうんだぜ?
「だそうだぞ?」
そして、追い打ちをかけるようにジャッカス先生が声を掛けているけど、
まったく耳に入ってない様子だ。
本当に対人関係がクソ過ぎるな、この従者様は。
「色々と話すことはあったんだが、とりあえずもう良いだろう。このあと講堂で始業式が行われるから、移動の準備をするように。それと、ルークとジェファードは終わったら、職員室に来るように」
「何故に私まで?」
「お前がいないと、こいつの扱いに困るからだよ」
うわぁ。
先生が生徒をこいつ呼ばわりしはじめた。
「生徒? いや、全然うちの生徒になるつもりも無さそうなやつに、教師として接する必要もないだろう。まだ俺の生徒になる前段階だし」
「編入手続きが終わった時点で、生徒ですよ」
「完了してないから無効だ」
他の子たちに申し訳ない。
ジェファードのせいで、肝心なホームルームがこんな形になってしまって。
「本当は説教もあったんだが、それも後回しだ。それから、帰りの前のホームルームで学園長から預かったエアボード通学許可証を渡すつもりだったが……これも、放課後までお預けな」
ノォォォォォォォォ!
ジェファードめ……
こいつ、全然役に立たないどころか、存在自体が迷惑に思えてきた。
今なら、世界が滅ぼせそうな気がする。
「ルーク……闇のオーラが漏れてるから、押さえなさい」
あっ、ジャッカス先生に困った顔をされてしまった。
というか、普通だな。
俺に対する対応。
もしかして、最初の世界の俺って被害妄想も激しかった?
思ったほど、敵が多い気がしなく……いや、多かったのは事実だ。
ただ、関係者全員が敵だったわけではなさそうだ。
って、ほっこりしてる場合じゃない。
俺の、賠償報酬!
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